2023年9月22日に発売を開始したiPhoneの最新型「iPhone15」とiPhone14の違いについて注目が集まっています。
買い替えを考えている人の中には、前機種のiPhone14とどちらを買うべきか迷っている人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、iPhon15とiPhone14の違いを比較して、結論どっちを買うべきか解説していきます。
- iPhone15は大幅な値上げ無し!現時点での価格差は10,000~20,000円
- サイズは同じ!ベゼルが細くなったiPhone15の方が本体サイズはわずかに小さい
- 上位モデルは初のチタン製で14より軽量化!
- iPhone初の待望のUSB Type-Cが遂に採用!
- iPhone15はすべて新色!素材の違いにも注目
- 全モデルでディスプレイ輝度向上、電池持ちや機能性も向上
- CPUは全モデル1世代グレードアップ!iPhone15上位モデルは最新A17 Proチップ搭載
- iPhone15のメインカメラが4800万画素に!
- 上位モデルはレンズ性能・動画撮影性能がますますプロ仕様に
機種 | iPhone15 | iPhone14 |
---|---|---|
価格 | 128GB:124,800円 256GB:139,800円 512GB:169,800円 | 128GB:112,800円 256GB:127,800円 512GB:157,800円 |
ディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ 6.1インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ Dynamic Island HDRディスプレイ 2,556 x 1,179ピクセル解像度、460ppi 2,000,000:1コントラスト比(標準) True Toneディスプレイ 広色域ディスプレイ(P3) 触覚タッチ 最大輝度1,000ニト(標準) ピーク輝度1,600ニト(HDR) ピーク輝度2,000ニト(屋外) | Super Retina XDRディスプレイ 6.1インチ(対角)オールスクリーンOLEDディスプレイ - HDRディスプレイ 2,532 x 1,170ピクセル解像度、460ppi 2,000,000:1コントラスト比(標準) True Toneディスプレイ 広色域ディスプレイ(P3) 触覚タッチ 最大輝度800ニト(標準) ピーク輝度1,200ニト(HDR) - |
素材 | カラーインフューズドガラスの背面とアルミニウム 航空宇宙産業レベルのアルミニウム | ガラスの背面とアルミニウム 航空宇宙産業レベルのアルミニウム |
Dynamic Island | ◯ | - |
CPU | A16 Bionicチップ 6コアCPU 5コアGPU 16コアNeural Engine | A15 Bionicチップ 6コアCPU 5コアGPU 16コアNeural Engine |
カメラ | メイン:48MP、ƒ/1.6絞り値 超広角:12MP、ƒ/2.4絞り値 センサーシフト光学式手ぶれ補正 0.5倍、1倍、2倍の光学ズームオプション True Toneフラッシュ Photonic Engine Deep Fusion 写真のスマートHDR 5 フォーカス機能と被写界深度コントロールが使える次世代のポートレート 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング ナイトモード フォトグラフスタイル | メイン:12MP、ƒ/1.5絞り値 超広角:12MP、ƒ/2.4絞り値 センサーシフト光学式手ぶれ補正 0.5倍、1倍の光学ズームオプション True Toneフラッシュ Photonic Engine Deep Fusion 写真のスマートHDR 5 フォーカス機能と被写界深度コントロールが使える次世代のポートレート 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング ナイトモード フォトグラフスタイル |
ビデオ撮影 | 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) シネマティックモード アクションモード ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K、60fps) 1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ ナイトモードのタイムラプス QuickTakeビデオ ビデオのセンサーシフト光学式手ぶれ補正 オーディオズーム ステレオ録音 | 4Kビデオ撮影(24fps、25fps、30fpsまたは60fps) 1080p HDビデオ撮影(25fps、30fpsまたは60fps) シネマティックモード アクションモード ドルビービジョン対応HDRビデオ撮影(最大4K、60fps) 1080pスローモーションビデオ(120fpsまたは240fps)に対応 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ ナイトモードのタイムラプス QuickTakeビデオ ビデオのセンサーシフト光学式手ぶれ補正 オーディオズーム ステレオ録音 |
衝突事故検出 | ◯ | ◯ |
バッテリー | リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵 MagSafeおよびQiワイヤレス充電 ビデオ再生:最大20時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大16時間 オーディオ再生:最大80時間 高速充電 :30分で最大50%充電 | リチャージャブルリチウムイオンバッテリー内蔵 MagSafeおよびQiワイヤレス充電 ビデオ再生:最大20時間 ビデオ再生(ストリーミング):最大16時間 オーディオ再生:最大80時間 高速充電 :30分で最大50%充電 |
端子 | USB-C USB 2に対応 | Lightning USB 2に対応 |
生体認証 | Face ID | Face ID |
5G | ◯ | ◯ |
MagSafe | ◯ | ◯ |
容量 | 128GB 256GB 512GB | 128GB 256GB 512GB |
サイズ | 高さ:147.6mm 幅:71.6mm 厚さ:7.80mm | 高さ:146.7mm 幅:71.5mm 厚さ:7.80mm |
重量 | 171g | 172g |
防水 | IP68等級 | IP68等級 |
SIMカード | デュアルSIM nano-SIMとeSIM デュアルeSIMに対応 | デュアルSIM nano-SIMとeSIM デュアルeSIMに対応 |
iPhone15とiPhone14の違いを比較
新型iPhone15の進化が気になる人も、ぜひチェックしてみてください。
追記:2024年最新の新型iPhoneについては、iPhone16の記事をお読みください!
- 1 iPhone15とiPhone14の違い5個を比較
- 2 【結論】iPhone15とiPhone14の違いを比較してどっちを買うべき?
- 3 iPhone15とiPhone14の違い|価格を比較
- 4 iPhone15とiPhone14の違い|スペックを比較
- 5 iPhone15とiPhone14の違い|サイズ・重さを比較
- 6 iPhone15とiPhone14の違い|カラー・デザインを比較
- 7 iPhone15とiPhone14の違い|ディスプレイを比較
- 8 iPhone15とiPhone14の違い|チップ・CPUを比較
- 9 iPhone15とiPhone14の違い|カメラ性能を比較
- 10 iPhone15とiPhone14の違い|機能を比較
- 11 iPhone15とiPhone14の違い比較でよくある質問
- 12 iPhone15は久しぶりの買い替えiPhoneにもおすすめ
iPhone15とiPhone14の違い5個を比較
iPhone15とiPhone14の違いはいくつかありますが、その中でもとくに大きな違いは以下の5つです。
LightningからUSB Type-Cへ変更
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone15とiPhone14における、もっとも大きな違いは充電端子です。
iPhone14はLightning端子でしたが、iPhone15は全モデルでシリーズ初となるUSB Type-Cを採用しています。
タブレットやノートパソコン、ワイヤレスイヤホンなど、USB Type-Cを採用する他の機器と充電ケーブルを共有できるのが大きなメリットです。
Apple製のタブレットであるiPadシリーズは、すでに全モデルがUSB Type-Cに統一されています。
iPhone15がUSB Type-Cになったことで、iPhoneとiPadと併用する場合も充電ケーブルが一本で済むようになりました。
全モデルがDynamic Islandを搭載
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone15シリーズは、全モデルが「Dynamic Island」を搭載しています。
Dynamic Islandはパンチホール(インカメラを埋め込むための穴)部分を、通知の表示やアプリの操作などに利用する機能です。
もともとはiPhone14 Pro/Pro Maxのみ搭載していた機能で、iPhone14/Plusは従来モデルと同じくノッチ(切り欠け)がありました。
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone15シリーズでは、iPhone15/Plusを含む全モデルでノッチからDynamic Islandに変更されています。
ディスプレイの表示領域がより広くなったほか、対応アプリの操作や通知の確認も簡単になりました。
カラバリを刷新、上位モデルはチタン採用
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone15シリーズは、iPhone14シリーズからカラーバリエーションが刷新されました。
項目 | iPhone15 | iPhone14 |
---|---|---|
無印/Plus | ブルー ピンク イエロー グリーン ブラック | スターライト ミッドナイト (PRODUCT)RED ブルー パープル イエロー |
Pro/Pro Max | ナチュラルチタニウム ブルーチタニウム ホワイトチタニウム ブラックチタニウム | シルバー スペースブラック ゴールド ディープパープル |
iPhone15/Plusは淡いパステルカラーのような色合いになりました。
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
マットで落ち着いた色合いなので、派手な色が苦手な人にもピッタリです。
iPhone15 Pro/Pro Maxは背面の素材がステンレスからチタニウムへ変更され、カラーもよりシックになっています。
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
従来モデルよりも軽くなり、耐久性もアップしました。
チップセットがグレードアップ
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone15シリーズは、全モデルでチップセットがグレードアップされました。
モデル | iPhone14 | iPhone15 |
---|---|---|
無印/Plus | A15チップ | A16チップ |
Pro/Pro Max | A16チップ | A17 Proチップ |
iPhone15/PlusはiPhone14 Pro/Pro Maxと同じA16チップを搭載しています。
旧チップとは言えProモデルに採用されていたものであり、処理性能は必要十分以上です。
一方、iPhone15 Pro/Pro Maxは最新チップであるA17 Proを搭載しています。
A16チップからCPU・GPU性能が大きく向上したほか、消費電力も改善されました。
iPhone15 Pro/Pro Maxは、iPhone史上最高の性能を持った”Pro”の名にふさわしいモデルですね。
カメラ性能もさらに強化
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone15は、カメラ性能もiPhone14から進化しています。
- 無印/Plusは広角カメラが4,800万画素になり、光学2倍ズームに対応/li>
- Pro Maxは最大5倍の光学ズームと新しい手ぶれ補正に対応
- 背景ボケを後から調整できるようになった
- スマートHDRが「スマートHDR5」に進化
iPhone15/Plusは、広角カメラの画素数が1,200万画素から4,800万画素へアップしました。
センサーサイズが大型化してより明るい夜景を撮影できるようになったほか、最大2倍の光学ズームにも対応します。
最上位モデルのiPhone15 Pro Maxは、シリーズ初となる最大5倍の光学ズームに対応しているのが特徴です。
3Dセンサーシフト光学式手ぶれ補正により、ズーム時も手ブレを気にする必要はありません。
その他にも次世代のポートレートやスマートHDR5など、機能面も進化していますよ。
【結論】iPhone15とiPhone14の違いを比較してどっちを買うべき?
iPhone14とiPhone15どちらにするか迷っているのであれば、iPhone15がおすすめです。
Pro/Pro Maxのチタンケースは堅牢で軽い
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone15の上位モデルでは、従来のステンレスに比べて軽量かつ堅牢なチタニウムが採用されました。
頻繁に買い替えるつもりがないのであれば、耐久性の高いiPhone15 Pro/Pro Maxはおすすめです。
また、iPhone15は本体・バッテリー共に再生素材の割合が高いカーボンニュートラルモデルとなっています。
環境配慮という観点からも、1つの端末を長く使い続けたい人にとってはiPhone15シリーズがおすすめです。
どのモデルもスペックは15が勝っている
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone15とiPhone14、いずれも本体サイズ・画面サイズのラインナップにはほぼ変わりはなく、見た目の変化はあまりありません。
ですが、iPhone15はCPUが一世代上だったり、ディスプレイ性能やカメラ性能が向上していたりと、全モデルでスペックがワンランクアップしています。
また、初のUSB Type-C対応や、iPhone初登場のアクションボタン搭載など、新機能を使ってみられるのも新製品のiPhone15だからこそです。
スマホがプロ並みの撮影機材になる
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
最上位機種のiPhone15 Pro Maxは、価格も最も高いです。
その分、iPhone14 ProはもちろんiPhone15の他のモデルと比べても動画撮影の性能は群を抜いています。
60fpsのProRes撮影やLogビデオ撮影など、本格的な動画制作にも堪える品質の映像が撮影できるのが特徴。
iPhoneを”撮影機材”として導入することも検討できるレベルです。
価格が決め手な人はiPhone14の値下げに注目
画像引用元:大特価 SPECIAL SALE!大幅割引実施中! | ドコモオンラインショップ | NTTドコモ
iPhone15に大幅な値下げは無かったとはいえ、iPhone14が値下がりしたことにより、現時点でも1~2万円程度の価格差がついています。
またiPhone15の発表があった後には、どのキャリアもiPhone14の値下げが実施されるでしょう。
現時点での価格差はそこまで大きくありませんが、iPhone14が値下げされれば、Apple Storeや各携帯キャリアは1万円~3万円程度値下げし、価格差はより大きくなります。
iPhone15で進化があったとはいえ、iPhone14もスマートフォンとしては十分なスペックを備えています。
コスパ重視であれば、すぐにiPhone15に手を出さずにiPhone14の値下がり具合を注視するのがいいでしょう。
iPhone15とiPhone14の違い|価格を比較
まずは、iPhone15とiPhone14の価格を比較します。
- iPhone14との価格差は10,000~20,000円前後
- iPhone15が一番安いのは楽天モバイル
- iPhone14の大容量モデルはソフトバンクがお得
Apple Storeおよび各キャリアでのiPhone15とiPhone14の各モデルの価格は以下の通りです。
iPhone14とiPhone15の価格を比較
機種 | 容量 | iPhone14 | iPhone15 | 価格の差額 |
---|---|---|---|---|
Apple | 128GB | 112,800円 | 124,800円 | 12,000円 |
256GB | 127,800円 | 139,800円 | ||
512GB | 157,800円 | 169,800円 | ||
au | 128GB | 127,900円 | 145,640円 | 17,740円 |
256GB | 販売終了 | 166,780円 | - | |
512GB | 販売終了 | 206,930円 | ||
ドコモ | 128GB | 124,465円 | 149,490円 | 25,025円 |
256GB | 161,480円 | 172,040円 | 10,560円 | |
512GB | 201,740円 | 212,300円 | ||
ソフトバンク | 128GB | 127,440円*3 | 145,152円 | 17,712円 |
256GB | 販売終了 | 166,320円 | - | |
512GB | 販売終了 | 206,640円 | ||
楽天モバイル | 128GB | 120,800円 | 131,800円 | 11,000円 |
256GB | 135,900円 | 153,800円 | 17,900円 | |
512GB | 165,900円 | 187,800円 | 21,900円 |
iPhone14 PlusとiPhone15 Plusの価格を比較
機種 | 容量 | iPhone14 Plus | iPhone15 Plus | 価格の差額 |
---|---|---|---|---|
Apple | 128GB | 124,800円 | 139,800円 | 15,000円 |
256GB | 139,800円 | 154,800円 | ||
512GB | 169,800円 | 184,800円 | ||
au | 128GB | 販売終了 | 163,490円 | - |
256GB | 販売終了 | 184,850円 | ||
512GB | 販売終了 | 225,360円 | ||
ドコモ | 128GB | 158,180円 | 168,740円 | 10,560円 |
256GB | 179,520円 | 190,080円 | ||
512GB | 220,330円 | 230,890円 | ||
ソフトバンク | 128GB | 149,760円 | 163,440円 | 13,680円 |
256GB | 167,760円 | 184,320円 | 16,560円 | |
512GB | 202,320円 | 224,640円 | 22,320円 | |
楽天モバイル | 128GB | 135,900円 | 146,800円 | 10,900円 |
256GB | 150,900円 | 167,800円 | 16,900円 | |
512GB | 180,900円 | 204,800円 | 23,900円 |
iPhone14 ProとiPhone15 Proの価格を比較
※現在iPhone14 Proを販売してるのはソフトバンクのみとなります。
価格の比較 | 容量 | iPhone14 Pro | iPhone15 Pro | 価格差 |
---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 128GB | 173,520円 | 185,760円 | 12,240円 |
256GB | 190,800円 | 211,680円 | 20,880円 | |
512GB | 226,080円 | 248,400円 | 22,320円 | |
1TB | 261,360円 | 285,120円 | 23,760円 |
iPhone14 Pro MaxとiPhone15 Pro Maxの価格を比較
※現在iPhone14 Pro Maxを販売してるのはソフトバンクのみとなります。
価格の比較 | 容量 | iPhone14 Pro Max | iPhone15 Pro Max | 価格差 |
---|---|---|---|---|
ソフトバンク | 128GB | 191,520 | - | - |
256GB | 208,800 | 229,680 | 20,880円 | |
512GB | 244,080 | 266,400 | 22,320円 | |
1TB | 279,360 | 293,040 | 13,680円 |
それぞれのモデルは、iPhone14の方が10,000円~20,000円ほど安い価格設定です。
iPhone15の発売前はiPhone15ベースモデルは値引きの可能性、Proシリーズは大きく値上げが噂されていました。
ですが、どのモデルもiPhone14から大幅な値上げはありませんでした。
分割割引プログラム適用時のiPhone14とiPhone15の価格を比較
つづいて、実際の各キャリアでの販売価格をみていきましょう。
ここでは、各社のリースプログラム(2年間の利用後に返却が条件)を利用した場合の割引価格で比較します。
各モデル、iPhone15が最も安いのは楽天モバイルです。
特に容量が大きいモデルでは他社よりも10,000円以上安くなっています。
ただし、iPhone15(128GB)など一部の機種は楽天モバイルよりauやソフトバンクのほうが割安です。
iPhone14は基本的にiPhone15より割安ですが、機種によってはiPhone15のほうが安いこともあります。
価格重視の場合は、各キャリアの価格をしっかり吟味し、どの機種を購入するか判断してくださいね。
ドコモ(いつでもカエドキプログラム)
モデル | iPhone14 | iPhone15 | 価格差 |
---|---|---|---|
無印 | 128GB:22,033円 256GB:81,680円 512GB:102,140円 | 128GB:62,898円 256GB:73,040円 512GB:89,540円 | 128GB:+40,865円 256GB:-8,640円 512GB:-12,600円 |
Plus | 128GB:79,220円 256GB:90,000円 512GB:111,250円 | 128GB:85,580円 256GB:96,360円 512GB:116,050円 | 128GB:+6,360円 256GB:+6,360円 512GB:+4,800円 |
Pro | 販売終了 | 128GB:97,020円 256GB:110,550円 512GB:131,010円 1TB:158,510円 | 128GB:× 256GB:× 512GB:× 1TB:× |
Pro Max | 128GB:89,650円 256GB:111,250円 512GB:129,990円 1TB:144,940円 | 256GB:119,460円 512GB:145,640円 1TB:169,950円 | 128GB:× 256GB:+8,210円 512GB:+15,650円 1TB:+25,010円 |
au(スマホトクするプログラム)
モデル | iPhone14 | iPhone15 | 価格差 |
---|---|---|---|
無印 | 128GB:44,047円 256GB:販売終了 512GB:販売終了 | 128GB:38,240円 256GB:87,630円 512GB:107,985円 | 128GB:-5,807円 256GB:× 512GB:× |
Plus | 販売終了 | 128GB:85,790円 256GB:96,830円 512GB:117,415円 | 128GB:× 256GB:× 512GB:× |
Pro | 販売終了 | 128GB:99,705円 256GB:112,930円 512GB:131,560円 1TB:150,420円 | 128GB:× 256GB:× 512GB:× 1TB:× |
Pro Max | 販売終了 | 256GB:122,360円 512GB:141,105円 1TB:159,850円 | 256GB:× 512GB:× 1TB:× |
ソフトバンク(新トクするサポート)
モデル | iPhone14 | iPhone15 | 価格差 |
---|---|---|---|
無印 | 128GB:44,016円 256GB:販売終了 512GB:販売終了 | 128GB:36,144円 256GB:83,160円 512GB:103,800円 | 128GB:-7,872円 256GB:× 512GB:× |
Plus | 128GB:44,160円 256GB:51,480円 512GB:65,400円 | 128GB:85,680円 256GB:96,240円 512GB:117,120円 | 128GB:+41,520円 256GB:+44,760円 512GB:+51,720円 |
Pro | 128GB:53,760円 256GB:60,840円 512GB:75,120円 1TB:89,400円 | 128GB:91,248円 256GB:106,440円 512GB:130,320円 1TB:149,400円 | 128GB:+37,488円 256GB:+45,600円 512GB:+55,200円 1TB:+60,000円 |
Pro Max | 128GB:61,080円 256GB:68,040円 512GB:82,320円 1TB:96,600円 | 256GB:120,120円 512GB:139,680円 1TB:154,560円 | 128GB:× 256GB:+52,080円 512GB:+57,360円 1TB:+57,960円 |
楽天モバイル(楽天モバイル買い替え超トクプログラム)
モデル | iPhone14 | iPhone15 | 価格差 |
---|---|---|---|
無印 | 128GB:60,384円 256GB:67,944円 512GB:82,944円 | 128GB:65,880円 256GB:76,896円 512GB:93,888円 | 128GB:+5,496円 256GB:+8,952円 512GB:+10,944円 |
Plus | 128GB:67,944円 256GB:75,432円 512GB:90,432円 | 128GB:73,392円 256GB:83,880円 512GB:102,384円 | 128GB:+5,448円 256GB:+8,448円 512GB:+11,952円 |
Pro | 販売終了 | 128GB:87,336円 256GB:96,384円 512GB:112,896円 1TB:129,888円 | 128GB:× 256GB:× 512GB:× 1TB:× |
Pro Max | 販売終了 | 256GB:105,384円 512GB:122,400円 1TB:138,384円 | 256GB:× 512GB:× 1TB:× |
iPhone15とiPhone14の違い|スペックを比較
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
まずは、それぞれのモデルのスペックを表で確認します。
目立った変化が少なかったiPhone14と比べると、iPhone15では下位モデルも大きくアップグレードしているのが特徴です。
iPhone15とiPhone14を比較
モデル | iPhone16 | iPhone16 Plus | iPhone16 Pro | iPhone16 Pro Max |
---|---|---|---|---|
CPU | A18 Bionic | A18 Bionic | A18 Pro Bionic | A18 Pro Bionic |
ディスプレイ | 6.1インチ 有機EL(OLED) 最大輝度800ニト(標準) 最大輝度1,200ニト(HDR) | 6.7インチ 有機EL(OLED) 最大輝度800ニト(標準) 最大輝度1,200ニト(HDR) | 6.3インチ 有機EL(OLED) 最大輝度1,200ニト(標準) 最大輝度2,000ニト(HDR) | 6.9インチ 有機EL(OLED) 最大輝度1,200ニト(標準) 最大輝度2,000ニト(HDR) |
リフレッシュレート | 60Hz | 60Hz | 120Hz | 120Hz |
カラー | ブルー ピンク ブラック ホワイト(新色) パープル(新色) イエロー(信憑性が低い) グリーン(信憑性が低い) | ブルー ピンク ブラック ホワイト(新色) パープル(新色) イエロー(信憑性が低い) グリーン(信憑性が低い) | スペースチタニウム ホワイトチタニウム ナチュラルチタニウム ローズチタニウム(新色) | スペースチタニウム ホワイトチタニウム ナチュラルチタニウム ローズチタニウム(新色) |
サイズ | 147.63×71.62×7.8(mm) | 160.88×77.75×7.8(mm) | 149.61×71.45×8.25(mm) | 163.03×77.58×8.26(mm) |
重量 | 173 g | 203 g | 194 g | 225 g |
ストレージ | 128GB/256GB/512GB | 128GB/256GB/512GB | 256GB/512GB/1TB | 256GB/512GB/1TB |
メモリ | 8GB | 8GB | 8GB | 8GB |
メインカメラ | 4,800万画素 広角 1,200万画素 超広角 | 4,800万画素 広角 1,200万画素 超広角 | 4,800万画素 広角 4,800万画素 超広角 1,200万画素 望遠 5倍の光学ズームオプション | 4,800万画素 広角 4,800万画素 超広角 1,200万画素 望遠 5倍の光学ズームオプション |
インカメラ | 1,200万画素 | 1,200万画素 | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
LiDARスキャナ | - | - | 搭載 | 搭載 |
バッテリー | 3,561mAh | 4,006mAh | 3,355mAh | 4,676mAh |
高速充電 | 30W | 30W | 40W | 40W |
認証 | 顔(Face ID) | 顔(Face ID) | 顔(Face ID) | 顔(Face ID) |
コネクタ | USB-C | USB-C | USB-C | USB-C |
iPhone15はiPhone14にはなかったダイナミックアイランドが搭載され、USBがType-Cになりました。
CPUはA16 Proチップが搭載され、画面輝度が向上しました。
iPhone15 PlusとiPhone14 Plusを比較
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
項目 | iPhone15 Plus | iPhone14 Plus |
---|---|---|
ディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ | |
本体サイズ | 6.7インチ 高さ:160.9 mm 幅:77.8 mm 厚み:7.8 mm | 6.7インチ 高さ:160.8 mm 幅:78.1 mm 厚み:7.80 mm |
重量 | 201 g | 203g |
CPU | A16 Bionic | A15 Bionic |
ストレージ | 128/256/512GB | 128/256/512GB |
メモリ | 6GB | 6GB |
コネクタ | USB-C 2.0 | Lightning |
Dynamic Island | 対応 | 非対応 |
認証 | 顔(Face ID) | 顔(Face ID) |
iPhone15 Plusには、新たにダイナミックアイランドが搭載され、USBがType-Cになりました。
CPUはA16 Proチップが搭載され、画面輝度が向上しました。
iPhone15 ProとiPhone14 Proを比較
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
項目 | iPhone 15 Pro | iPhone 14 Pro |
---|---|---|
ディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ |
本体サイズ | 6.1インチ 高さ:146.6 mm 幅:70.6 mm 厚み:8.25 mm | 6.1インチ 高さ:147.5 mm 幅:71.5 mm 厚み:7.85 mm |
本体素材 | チタニウム合金+テクスチャードマットガラス | ステンレスフレーム + テクスチャードマットガラス |
重量 | 187 g | 206g |
CPU | A17 Pro | A16 Bionic |
ストレージ | 128/256/512GB/1TB | 128/256/512GB/1TB |
メモリ | 6GB | 6GB |
コネクタ | USB-C 3.0 | Lightning |
Wi-Fi規格 | Wi‑Fi 6E | Wi‑Fi 6 |
Dynamic Island | 対応 | 対応 |
認証 | 顔(Face ID) | 顔(Face ID) |
iPhone15 Proは、本体素材がチタニウム合金に変わりました。それに合わせて、カラーバリエーションも全面的に変わっています。
また、CPUは最新のA17 Proチップが搭載されています。
Proモデルでは、大容量のデータを高速で通信できる新規格「Wi-Fi 6E」が採用されました。
iPhone15 Pro MaxとiPhone14 Pro Maxを比較
項目 | iPhone 15 Pro Max | iPhone 14 Pro Max |
---|---|---|
ディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ | Super Retina XDRディスプレイ |
本体サイズ | 6.7インチ 厚み:159.9 mm 幅:76.7 mm 厚み:8.25 mm | 6.7インチ 高さ:160.8 mm 幅:78.1 mm 厚み:7.80 mm |
本体素材 | チタニウム合金+テクスチャードマットガラス | ステンレスフレーム + テクスチャードマットガラス |
カラー | ナチュラルチタニウム、ブルーチタニウム、ホワイトチタニウム、ブラックチタニウム | シルバー、スペースブラック、ゴールド、ディープパープル |
重量 | 221 g | 240g |
CPU | A17 Pro | A16 Bionic |
ストレージ | 256/512GB/1TB | 128/256/512GB/1TB |
メモリ | 6GB | 6GB |
コネクタ | USB-C 3.0 | Lightning |
Wi-Fi規格 | Wi‑Fi 6E | Wi‑Fi 6 |
Dynamic Island | 対応 | 対応 |
認証 | 顔(Face ID) | 顔(Face ID) |
iPhone15 Pro MaxもiPhone15 Pro同様、本体素材がチタニウム合金に変わりました。
iPhone15 Pro Maxでは、ストレージ容量128GBのモデルはなくなりました。
また、CPUは最新のA17 Proチップが搭載されています。
Proモデルでは、大容量のデータを高速で通信できる新規格「Wi-Fi 6E」が初めて採用されました。
iPhone15とiPhone14の違い|サイズ・重さを比較
画像引用元:iPhone15とiPhone15 Plus – Apple(日本)
まずは、携帯性や画面の見やすさに関わる画面サイズ・本体サイズを比較していきます。
機種 | 画面サイズ | サイズ | 重さ |
---|---|---|---|
iPhone14 | 6.1インチ | 146.7 mm × 71.5 mm × 7.80 mm | 172 g |
iPhone14 Plus | 6.7インチ | 160.8 mm × 78.1 mm × 7.80 mm | 203 g |
iPhone14 Pro | 6.1インチ | 147.5 mm × 71.5 mm × 7.85 mm | 206 g |
iPhone14 Pro Max | 6.7インチ | 160.8 mm × 78.1 mm × 7.80 mm | 240 g |
iPhone15 | 6.1インチ | 147.6 mm × 71.6 mm × 7.8 mm | 171 g |
iPhone15 Plus | 6.7インチ | 160.9 mm × 77.8 mm × 7.8 mm | 201 g |
iPhone15 Pro | 6.1インチ | 146.6 mm × 70.6 mm × 8.25 mm | 187 g |
iPhone15 Pro Max | 6.7インチ | 159.9 mm × 76.7 mm × 8.25 mm | 221 g |
iPhone15 Proシリーズのケースには初めての素材、チタニウムが使用され本体サイズはほぼ変わりませんが重量は少し軽くなり19gの軽量化を果たしています。
ディスプレイのサイズはiPhone15とiPhone14は同じ。それでも、iPhone15の方が若干ベゼルが細くなったこともあり、Pro/Pro Maxは本体サイズが小さくなっています。
また、全モデル本体の角に丸みがついたことで、持ちやすさ・手への収まりの良さも向上しています。
iPhone15とiPhone14の違い|カラー・デザインを比較
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone15とiPhone14、それぞれのカラーラインナップは以下の通りです。
項目 | カラー |
---|---|
iPhone 15/Plus | ブルー ピンク イエロー グリーン ブラック |
iPhone 14/Plus | スターライト ミッドナイト (PRODUCT)RED ブルー パープル イエロー |
iPhone 15 Pro/Pro Max | ナチュラルチタニウム ブルーチタニウム ホワイトチタニウム ブラックチタニウム |
iPhone 14 Pro/Pro Max | シルバー スペースブラック ゴールド ディープパープル |
iPhone15は、ベースモデルと上位モデルすべて新色となりました。
また、本体や背面の素材が変更されたために多様なカラーでも見え方がかなり変わっています。
- 全機種すべて新色でフルカラーチェンジ
- iPhone15はパステル系
- iPhone15 Proは素材変更で色合いが今までと異なる
無印モデルとPlusのカラーを比較
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
まずは、iPhone15/15 PlusとiPhone14/14 Plusのカラーを比較します。
パステルカラーの淡い色合いのiPhone15に対して、従来のiPhoneのイメージ通りのビタミンカラーのiPhone14という違いになっています。
また、iPhone15では背面にガラスに色を浸透させたテクスチャードマットガラスを採用。
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone14までのモデルと比べても、より高級感のある仕上がりです。いずれが好きかは、個人の好みの問題になってくるでしょう。
Proと Pro Maxのカラーを比較
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
つづいて、それぞれのProと Pro Maxのカラーを比較します。
iPhone15 Pro/Pro Maxは、チタニウムとアルミを融合させた素材が使用されています。
そのため、カラーバリエーションはチタニウム染色で表現可能な範囲のあまり華美ではない色味です。
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone14もPro/Pro Maxらしい落ち着いた色合いではあるものの、素材が違うこともあり見た目の印象には差があります。
どちらが良いかは、好みの問題となってくるでしょう。
iPhone15とiPhone14の違い|ディスプレイを比較
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
- iPhone15/15 Plusのディスプレイ輝度が向上
- 全モデルに「ダイナミックアイランド」が搭載
iPhone15/15 PlusはiPhone14/14 Plusと比べてディスプレイ輝度が向上しました。
これにより、スタンダードモデルも上位モデルとディスプレイの明るさは同等ということになります。
機種 | Dynamic Island | 常時表示ディスプレイ | 輝度 |
---|---|---|---|
iPhone14/Plus | - | - | 最大800ニト(標準) ピーク1,200ニト(HDR) |
iPhone14 Pro/Pro Max | 対応 | 対応 | 最大1,000ニト(標準) ピーク1,600ニト(HDR) ピーク2,000ニト(屋外) |
iPhone15/Plus | 対応 | - | 最大1,000ニト(標準) ピーク1,600ニト(HDR) ピーク2,000ニト(屋外) |
iPhone15 Pro/Pro Max | 対応 | 対応 | 最大1,000ニト(標準) ピーク1,600ニト(HDR) ピーク2,000ニト(屋外) |
どのモデルでも屋外ではピーク輝度が2,000ニトとなるため、強い日差しの下でも画面をはっきり見ることができるでしょう。
従来のノッチがなくなり全モデルで「ダイナミックアイランド」が搭載されたことで、ディスプレイの広さ・見やすさはiPhone15でのグレードアップが強く感じられる部分です。
また、上位モデルのiPhone15 Pro/Pro Maxは引き続き「常時表示ディスプレイ」にも対応しています。
iPhone15とiPhone14の違い|チップ・CPUを比較
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
つづいて、iPhoneの操作感や処理性能を大きく左右するCPU性能を比較します。
iPhone15も、iPhone14と同じく上位モデルとベースモデルで異なるCPUを搭載しています。
- iPhone15 :A16チップ
- iPhone15 Plus:A16チップ
- iPhone15 Pro:A17 Proチップ
- iPhone15 Pro Max:A17 Proチップ
iPhone14シリーズでは、14 Pro/14 Pro Maxにのみ最新のA16チップが搭載されiPhone14/Plusは旧モデルと同じA15チップでした。
今回もその組み合わせ通りで、上位2機種のみ最新チップのA17 Pro 、ベースモデル2機種は旧モデルのチップ(A16 Bionic)搭載となっています。
A17 Proチップは、世界初となる3ナノメートルプロセスのチップで、「これまでとは全くの別次元」というほどの高性能を誇っています。
A16と比べて最最大10%速いCPUと最大4倍速いレイトレーシング。そして最大2倍速いNeural Engineによって、iPhone 14 Pro比べると最大70%高速化したとされています。
新しいチップの影響は、動作速度や電池持ちの他、カメラの画像処理能力の向上などにも及んでいます。
Proモデルはゲーム端末としても高性能を発揮
iPhone15 ProとPro Maxで新たに採用されたA17 Proチップは、最大20%のGPU高速化によって、スマホゲームのプレイに求められる持続性のあるハイパフォーマンスを実現しています。
レイトレーシング・グラフィックス処理が4倍高速になったことで、光の反射などの表現もよりリアルになりました。
水や波、爆発といったゲームの臨場感アップに欠かせない強力なグラフィック処理によって、迫力あるゲーム体験が可能です。
iPhone15とiPhone14の違い|カメラ性能を比較
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone15とiPhone14のカメラ性能を比較していきます。
iPhone14で搭載された画像処理エンジン「Photonic Engine」、動画撮影時のシネマティックモードや4K対応といった機能はiPhone15でもそのまま。
ですが、レンズやビデオ撮影など、全モデルのカメラ性能がiPhone14からグレードアップしています。
- iPhone15は広角カメラが1200万画素⇒4800万画素
- デフォルトの撮影画像が2400万画素に
- 後からでもポートレートのピント修正ができる
- Pro Maxは最大光学5倍ズーム
- Pro Maxはプロの機材並みの動画撮影が可能に
iPhone15の写真撮影性能の違い
まずは、iPhone15とiPhone14の写真撮影性能を比較します。
iPhone14とiPhone15の比較
項目 | iPhone14/plus | iPhone15/Plus |
---|---|---|
アウトカメラレンズ | 広角(1,200万画素) 超広角(1,200万画素) | 広角(4,800万画素) 超広角(1,200万画素) |
インカメラレンズ | 1,200万画素 | |
イメージセンサーサイズ | 1/1.9インチ | 1/1.5インチ |
光学ズーム | 1倍 | 2倍 |
スマートHDR | スマートHDR 4 | スマートHDR 5 |
その他 | - | 次世代ポートレートモード対応 |
アウトカメラのレンズ
iPhone15とiPhone15 Plusは、iPhone14と同じデュアルレンズ構成ですが、広角レンズの画素数が大幅にグレードアップしています。
- 【iPhone14】1200万画素の広角+1200万画素の超広角
- 【iPhone15】4800万画素の広角+1200万画素の超広角
センサーサイズが大きくなった
iPhone15/Plusでは、センサーサイズがiPhone14の1/1.9インチから1/1.5インチになりました。
センサーサイズが大きくなったことで、より多くの光を取り込め、豊かな色表現が可能となります。
スマートHDR4⇒スマートHDR5
iPhone14のスマートHDR4が、iPhone15ではスマートHDR5になりました。
HDRとは、HDR撮影は複数の明るさの写真を連続で撮り、それらを組み合わせることで、より見たままに近い高画質の写真にする加工技術のことです。
AppleではこのHDR技術が年々進歩しており、iPhoneSE(第3世代)~iPhone14の「スマートHDR4」から今回のiPhone15でワンランクアップしたことになります。
基本画素数が24MPに
iPhone15では、デフォルトの記録画素数が24MP(2400万画素)になりました。
iPhone14では4つの画素を1つにして高感度の写真を撮影する「クアッドピクセル」を採用しており、通常撮影で保存されるのは1200万画素でした。
一方のiPhone15では、コンピュテーショナルフォトグラフィーによって、これが2400万画素に向上しました(ナイトモード、マクロなどは12MP)。
保存容量が気になる人は、設定で12MPにも変更できるので安心です。
光学ズーム性能が向上
レンズの性能が上がったことで、iPhone15では光学ズーム性能が1倍から2倍にグレードアップしました。
机の上の食べ物などを撮影したい時も、画質は落とさずにクローズアップ撮影が可能となります。
手振れ補正機能
iPhone15の手振れ補正はiPhone14と同じ第2世代のセンサーシフト光学手振れ補正ですが、手振れ補正の性能は向上しています。
1秒間に1万回という補正回数は、数字だけで見るとiPhone14の約2倍です。
写真撮影時はもちろん、動画撮影時の手振れもより少なくなるでしょう。
ポートレート撮影がより柔軟に
iPhone15のカメラは、ポートレートの撮影がより柔軟になりました。
通常撮影でも「f」ボタンをタッチすれば簡単にポートレートモード的な撮影(背景ぼかし)が可能になりました。通常撮影なので、ズームの倍率や被写体との距離も自由です。
また、ポートレートの背景ぼかしを後からでも調整できるようになりました。
人、犬、猫などポートレート撮影の対象となる被写体を撮影する際に、深度情報が自動で取り込まれるので、撮影時にピントの設定を失敗しても大丈夫です。
Pro・Pro Maxの比較
iPhone15 ProとPro Maxでもポートレート性能の変化やスマートHDR5の搭載は同様です。その他の、上位機種ならではのカメラ性能の違いを紹介します。
iPhone15 Pro/Pro Max の写真撮影性能
項目 | iPhone14 Pro/Pro Max | iPhone15 Pro | iPhone15 Pro Max |
---|---|---|---|
アウトカメラレンズ 広角 | 4,800万画素、24mm | 4,800万画素、24mm | 4,800万画素、24mm |
アウトカメラレンズ 超広角 | 1,200万画素、13mm | 1,200万画素、13mm | 1,200万画素、13mm |
アウトカメラレンズ 望遠 | 1200万画素、77mm | 1200万画素、77mm | 1,200万画素、120mm |
光学ズーム | 3倍 | 3倍 | 5倍 |
インカメラレンズ | 1,200万画素 | 1,200万画素 | 1,200万画素 |
イメージセンサーサイズ | 1/1.3インチ | 1/1.3インチ | 1/1.3インチ |
手振れ補正 | 第2世代のセンサーシフト 光学式手ぶれ補正 | 第2世代のセンサーシフト 光学式手ぶれ補正 | 第2世代のセンサーシフト 光学式手ぶれ補正 3Dセンサーシフト 光学式手ぶれ補正(望遠) |
スマートHDR | スマートHDR 4 | スマートHDR 5 | スマートHDR 5 |
その他の違い | - | ・次世代ポートレートモード対応 ・ワンタッチ画角切り替え ・デフォルトレンズの設定 |
【Pro Max】iPhone初の光学5倍ズーム
iPhone15ProMaxは最大3倍の望遠カメラを備えており、広角カメラの2倍ズームと合わせて、焦点距離120mmで最大5倍の光学ズーム、最大25倍のデジタルズームが可能となりました。
ズーム性能が上がると手振れが気になるところですが、iPhone15 Pro Maxの望遠カメラには「3Dセンサーシフト光学式手ぶれ補正」が備わっています。
レンズの反射防止コーティング
iPhone15 Pro/Pro Maxではレンズにフレア防止のナノスケールコーティングが施されています。
蛍光灯や太陽の逆光などを撮影したときにフレア(カメラやレンズ内部の光の反射)を抑えることができます。
画角のワンタップ切り替え
カメラの「1x」をタップするたびに画角が切り替わるシステムになりました。
24mm→28mm→35mmの順で変化しますが、これはカメラの世界でポピュラーな広角単焦点レンズの画角と同じです。
よく使う画角をデフォルト設定にしておけるなど、IFの細かい部分も使いやすく進化しています。
動画機能の比較
つづいて動画機能を比較します。
動画撮影の機能は、下位モデルはあまり変化が無く、iPhone15Pro Maxで大きく進化しています。
今回のAppleのiPhone15の発表会の映像は、すべてiPhone15 Proを使って撮影されたそうです。
プロ仕様のビデオカメラとして、最高レベルの性能に達したと言えます。
iPhone14 Pro MaxとiPhone15 Pro Max
項目 | iPhone14 Pro Max | iPhone15 Pro Max |
---|---|---|
4Kビデオ撮影 | 24fps、25fps、30fpsまたは60fps | |
1080p HDビデオ撮影 | 25fps、30fpsまたは60fps | |
ProResビデオ撮影 | 最大4K、30fps | 最大4K、60fps |
シネマティックモード | 〇 | 〇 |
アクションモード | 〇 | 〇 |
Logビデオ撮影 | × | 〇 |
手振れ補正 | センサーシフト光学式手ぶれ補正(第2世代) | センサーシフト光学式手ぶれ補正(第2世代) 3Dセンサーシフト光学式手ぶれ補正 |
ACES | × | 〇アカデミーカラーエンコーディングシステム |
その他 | - | ・空間ビデオ撮影モード搭載予定 |
最大4K、60fpsのProRes撮影
ProResとは、Appleによって開発されたプロフェッショナルレベルの動画コーデックです。より多くのデータを記録した高品質な映像が撮影できます。
iPhoneには、iPhone13 Proから導入されたものですが、iPhone15 Pro Maxでは最大4K・60fpsという高画質・高フレームレートでのProRes撮影が可能となりました。
Logビデオ撮影に対応
Logとは、プロ仕様のビデオカメラに搭載されているカラープロファイルのこと。Logビデオであれば映像編集の段階で、色とコントラストをより柔軟に編集できます。
なおLogビデオの撮影はデータが大きくなるため、外部ストレージへの接続が必須となります。
Type-Cケーブルに対応可能になったことで、外部機器やHDとの接続の柔軟性も上がりました。
ACES(アカデミーカラーエンコーディングシステム)に対応
ACESとは、映画やテレビ番組の映像制作におけるカラースペースの業界標準規格です。
一般的な使い方ではあまり恩恵を感じる場面はないかも知れませんが、「iPhoneを本格的な撮影機材として使いたい」という人にとっては嬉しいアップデートです。
空間ビデオ撮影モード搭載予定
iPhone15 Pro Maxは、2つのレンズを使った空間ビデオ撮影モードにも対応する予定です。
このモードで撮影した動画は、2024年に発売される予定の「Apple Vision Pro」で3Dビデオとして再生できます。
※空間ビデオ撮影は2023年の年末までに対応予定
iPhone15とiPhone14の違い|機能を比較
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
最後に、iPhone14とiPhone15を比較し、新しく増えた機能を紹介します。
iPhone15は全モデルにダイナミックアイランド搭載
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone14 Pro/Pro Maxの上位機種のみに限定されていたダイナミックアイランド(Dynamic Island)がiPhone15ではすべてのモデルに搭載されました。
ダイナミックアイランドは、画面上部のパンチホールを活かした変形するサブディスプレイです。
通知だけでなく、アプリの操作なども行うことができ、滑らかなグラフィックでiPhoneの使い心地をワンランクアップさせてくれます。
- 音楽や動画アプリの操作
- 地図アプリのルート案内
- タイマー表示
- 交通系ICカードの利用表示
上記に限らず、さまざまなアプリがダイナミックアイランドに対応してきています。
iPhone14 Pro/Pro Max登場時の目玉機能がスタンダードモデルでも使えるのは嬉しいですね。
iPhone15はiPhone初のUSB-C端子対応に!
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone15では、iPhoneとしてはじめてUSB Type- Cが採用されました。
- 他の機器と充電ケーブルを共有できる
- 転送速度が速くなる
中でもiPhone 15 ProとiPhone15 Pro Maxの2機種は、高速転送ができるUSB 3.0規格にも対応しています。
- LightningとUSB 2.0:最大転送速度 480Mb/秒
- USB 3.0:最大転送速度 10Gbps/秒
タイプC端子であっても、USB 2.0ではデータの転送速度に変化はありません。
一方、USB 3.0であれば最大10Gbpsで転送できるので、理論上はUSB 2.0の20倍の速さとなります。
カメラ機能が大幅にアップグレードしたiPhone15 Proシリーズでは、データの転送速度向上は重要なポイントです。
超広帯域チップが第2世代(U2)に進化
iPhone15では、超広帯域チップが第1世代(U1)から第2世代(U2)にグレードアップしました。
U1はAppleが独自に開発したチップで、AirDropなどで使用されている無線技術です。
U2になったことでより長距離での通信が可能となり、約60m離れていても互いのiPhone正確な位置を検索できるようになりました。
iPhone15 Proシリーズのミュートボタンがアクションボタンに進化
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
iPhone15の上位モデルでは、従来のスイッチ式のミュートボタンが、さまざまな機能を割り当てられる「アクションボタン」となりました。
アクションボタンはすでにApple Watchで採用されているもので、ボタンの押し方や電源ボタン・音量ボタンとの組み合わせによってさまざまなアクションが行えます。
適用できるアクションには、たとえば以下のようなものがあります。
- 消音モード
- 集中モード
- カメラ
- フラッシュライト
- ボイスメモ
- ショートカット
ショートカットに各種設定やアプリを登録すれば、どんな操作もアクションボタンで起動できるようにできそうです。
iPhone15 ProシリーズはWi-Fi 6Eに対応
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
従来のWi-Fiの周波数帯は5GHzと2.4GHzの2つでしたが、2022年9月から新たに6GHz帯も使用できる「Wi-Fi 6E」が登場。
iPhone15シリーズでは、Pro/Pro Maxの2種類がWi-Fi 6E対応となりました。
iPhone14は上位モデルでもWi-Fi 6までしか対応していないので、iPhone15 Proシリーズは、さらに大容量のデータも高速で通信可能になります。
iPhone15とiPhone14の違い比較でよくある質問
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
最後にiPhone15と14を比較した際に、よくある疑問点とその回答を紹介します。
iPhone15とiPhone14の違いは?
- 素材・カラー・デザインの変更
- CPU性能が1段階グレードアップ
- Type-C端子搭載
- 全モデルにダイナミックアイランド搭載
- 全モデルでカメラ性能がグレードアップ
- 上位モデルのミュートボタンがアクションボタンに変更
iPhone15では過去のアクセサリが使えなくなるの?
ただし、MagSafe充電器やMagSafe対応のアクセサリであればそのまま使用できます。
保護フィルムやケースに関しても全モデルデザインの変更があったため、iPhone15用につくられたものが必要となるでしょう。
iPhone15は久しぶりの買い替えiPhoneにもおすすめ
画像引用元:iPhone15 – Apple(日本)
今回の記事でみてきたiPhone14とiPhone15の違いをまとめます。
- iPhone15は大幅な値上げ無し!現時点での価格差は10,000~20,000円
- サイズは同じ!ベゼルが細くなったiPhone15の方が本体サイズはわずかに小さい
- 上位モデルは初のチタン製で14より軽量化!
- iPhone初の待望のUSB Type-Cが遂に採用!
- iPhone15はすべて新色!素材の違いにも注目
- 全モデルでディスプレイ輝度向上、電池持ちや機能性も向上
- CPUは全モデル1世代グレードアップ!iPhone15上位モデルは最新A17 Proチップ搭載
- iPhone15のメインカメラが4800万画素に!
- 上位モデルはレンズ性能・動画撮影性能がますますプロ仕様に
2023年発売の新型iPhone15は、上位モデルだけでなくベースモデルでもCPU性能や機能面でiPhone14から進化がみられます。
また、本体の素材の変更に伴いベースモデル・上位モデルともにすべて新色での登場となりデザイン面でも目新しさがあります。
過去に発売したiPhoneを使っていて買い替えを迷っていたという人にとっては、iPhone15は良い選択肢となるでしょう。
iPhone15の値段・スペック・機能まとめ
Apple公式のiPhone15紹介動画
iPhone15Proの値段・スペック・機能まとめ
Apple公式のiPhone15Pro紹介動画
iPhone15の公式スペック解説