iPhone15とiPhone13を比較|価格とスペックの違いは?どっちを買うべき?

2023年の最新型iPhone15が9月13日にApple Eventで発表されました。

スマホの買い替えを考えている人の中には、iPhone15にするか旧モデルにするか迷っている人も多いのではないでしょうか?

最新型のiPhoneをオーバースペックに感じるでのあれば、価格の下がっているiPhone13は十分比較対象となるでしょう。

本記事では、iPhone15とiPhone13の価格やスペックを比較し、どちらを買うべきかを解説していきます。

iPhone15とiPhone13の比較検証の結論を初めに読みたい人は、こちらをクリックしてください。

iPhone15とiPhone13の比較まとめ
  • iPhone15とiPhone13の価格の差は1万~2万円ほど
  • iPhone15にはDynamic Islandが搭載
  • iPhone15はディスプレイ輝度向上
  • iPhone15はメインカメラが4800万画素に
  • iPhone15はUSB Type-Cケーブルを採用
  • iPhone15は全モデルでCPUが一世代グレードアップ!
  • 処理性能、バッテリー持ちはiPhone15シリーズが圧倒的に良い

追記:2024年最新の新型iPhoneについては、iPhone16の記事をお読みください!

iPhone15の価格・スペック・機能

iPhone15の値段・スペック・機能まとめ

iPhone15Proの値段・スペック・機能まとめ

まずは、発売したばかりのiPhone15の概要と特徴を簡単にまとめます。

新型機種らしく、前作iPhone14からの変更点が比較的多いモデルとなりました。

コネクタがUSB Type-C 端子になるなど、以前から噂されていたポイントはその通りになりました。

新型iPhone15の新機能・変更点
  • 全モデルにDynamic Island搭載、ディスプレイ輝度向上
  • 待望のiPhone初のUSB Type-Cケーブルを採用
  • iPhone15/Plus/Pro/Pro Maxの4モデルが登場
  • Proシリーズのケースには初めての素材チタニウムを使用
  • iPhone15/Plusの背面は染色したガラスを使用
  • iPhone15は本体カラーは全機種ですべて新色
  • CPUは全モデル一世代グレードアップ!
  • iPhone15 上位モデルは最新A17 Proチップ搭載
  • iPhone15/Plusのメインカメラは4800万画素に
  • Pro/Pro Maxはレンズ性能・動画撮影性能がよりプロ仕様に
  • iPhone15 Pro Maxのみにアクションボタン搭載

デザイン面ではケースの素材やカラーが大きく変わったほか、処理性能も全モデルで1段階グレードアップ!

ベースモデルのメインカメラが4800万画素になったり、iPhone14 Proの目玉だったDynamic Islandが全モデルに搭載されたり、性能向上が著しいですね。

価格に関してはiPhone15/15 Plusの価格は値引き、Proシリーズは大きく値上げが噂されていましたが、どちらもiPhone14とほぼ同額の価格据え置きとなりました。

Appleストアと各キャリアでの販売価格は以下の通りです。

アップルストアのiPhone15値段

容量128GB256GB512GB1TB
iPhone15124,800円139,800円169,800円-
iPhone15 Plus139,800円154,800円184,800円-
iPhone15 Pro159,800円174,800円204,800円234,800円
iPhone15 Pro Max-189,800円219,800円249,800円
詳細申込サイト

auのiPhone15値段

機種名プログラム128GB256GB512GB1TB
iPhone15通常131,400円166,780円206,930円-
スマホトクするプログラム44,047円87,630円107,985円-
iPhone15 Plus通常163,490円184,850円225,360円-
スマホトクするプログラム85,790円96,830円117,415円-
iPhone15 Pro通常185,860円211,930円248,560円285,420円
スマホトクするプログラム99,705円112,930円131,560円150,420円
iPhone15 Pro Max通常-230,360円267,100円303,850円
スマホトクするプログラム-122,360円141,105円159,850円
詳細申込サイト

ドコモのiPhone15値段

機種名プログラム128GB256GB512GB1TB
iPhone15通常130,625円*172,040円*212,300円*-
いつでもカエドキプログラム44,033円*73,040円*89,540円*-
iPhone15 Plus通常168,740円190,080円230,890円-
いつでもカエドキプログラム85,580円96,360円116,050円-
iPhone15 Pro通常192,060円218,790円255,090円291,830円
いつでもカエドキプログラム97,020円110,550円131,010円158,510円
iPhone15 Pro Max通常-236,940円273,680円305,910円
いつでもカエドキプログラム-119,460円145,640円169,950円
詳細申込サイト

ソフトバンクのiPhone15値段

機種名プログラム128GB256GB512GB1TB
iPhone15通常130,896円*1145,152円169,920円-
新トクするサポート43,896円*1*258,032円58,032円-
iPhone15 Plus通常141,120円163,440円187,920円-
新トクするサポート43,896円53,712円53,712円-
iPhone15 Pro通常163,440円*1178,560円210,240円241,920円
新トクするサポート53,712円*153,712円63,552円73,392円
iPhone15 Pro Max通常-193,680円223,920円250,560円
新トクするサポート-58,032円67,872円77,712円
詳細申込サイト
※「新トクするサポート」の「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まり、対象機種は追加または変更される場合があります。また、価格は9月17日時点のものです。
それぞれの対象機種、プログラム詳細及び最新の価格はソフトバンクの公式ウェブサイト(https://www.softbank.jp/mobile/products/new-tokusuru-support/)をご確認ください。


※「新トクするサポート」の種類(「プレミアム」、「スタンダード」、「バリュー」)のいずれが適用されるかは購入時点の指定に基づいて決まる。
※対象機種は追加または変更される場合がある。
※それぞれの対象機種及びプログラム詳細はソフトバンクの公式ウェブサイト(https://www.softbank.jp/mobile/products/new-tokusuru-support/)をご確認下さい。

楽天モバイルのiPhone15値段

機種名プログラム128GB256GB512GB1TB
iPhone15通常131,800円153,800円187,800円-
買い替え超トクプログラム65,880円76,896円93,888円-
iPhone15 Plus通常146,800円167,800円204,800円-
買い替え超トクプログラム73,392円83,880円102,384円-
iPhone15 Pro通常174,700円192,800円225,800円259,800円
買い替え超トクプログラム87,336円96,384円112,896円129,888円
iPhone15 Pro Max通常-210,800円244,800円276,800円
買い替え超トクプログラム-105,384円122,400円138,384円
詳細申込サイト

ちなみに、iPhone13は値下げの可能性もありますが、iPhone13とiPhone14の価格差は1万~2万円ほどです。

iPhone15は値上げしていないので、iPhone15とiPhone13の価格差も1万~2万円ということになります。

発売前は値上げの噂があり購入に前向きになれない方も多かったようですが、価格が発表され大きな価格差はないのでiPhone15が人気になりそうです。

iPhone15とiPhone13の価格を比較

iPhone15 color

画像引用元:iPhone 15 – Apple(日本)

まずは、iPhone15とiPhone13の価格を比較します。

iPhoneの本体価格が最も安いのはApple Storeですが、iPhone 13 Pro/Pro Maxは現在Apple Storeでは購入できません。

4キャリアの中で最もiPhoneの本体価格が安い楽天モバイルもiPhone 13 Pro/Pro Maxは購入ができません。

iPhone15とiPhone13の価格比較

機種容量iPhone13iPhone15価格の差額
Apple128GB95,800円124,800円17,000円
256GB110,800円139,800円
512GB140,800円169,800円
au
auオンラインショップ
128GB販売終了145,640円-
256GB販売終了166,780円
512GB販売終了206,930円
ドコモ
ドコモオンラインショップ
128GB110,209円105,490円*14,719円
256GB158,180円150,040円*28,140円
512GB199,430円190,300円*29,130円
ソフトバンク
ソフトバンクオンラインショップ
128GB115,200円120,936円*35,736円
256GB販売終了166,320円-
512GB販売終了206,640円
楽天モバイル
楽天モバイルオンラインショップ
128GB108,700円131,800円23,100円
256GB123,900円153,800円29,900円
512GB153,910円187,800円33,890円

iPhone 15の価格はApple Storeの本体価格ですが、なんとiPhone 13とPro Maxモデルが同じ価格です。

その他のモデルも、iPhone 13とiPhone 15の価格差は1万~2万円ほどです。

iPhone 15の発売前は値上げの噂もあり、インターネット調査のユーザーの声でも型落ちのiPhoneを安く買いたいという声も多くありました。

これからiPhone 13は値下がりする可能性もありますし、各キャリアや格安SIMの割引キャンペーンの対象機種になることがあります。

4キャリアプログラム名返却のタイミング1年での買い替え特徴・条件
au
au
スマホトクするプログラム25ヵ月目◯13ヵ月目以降から返却可24回分割で購入
分割支払金の最終回分支払い不要
返却しない場合は24回で再分割
ドコモ
ドコモ
いつでもカエドキプログラム23ヵ月目×24回分割で購入
分割支払金の最終回分支払い不要
返却しない場合は24回で再分割
いつでもカエドキプログラム+12ヵ月目+早期利用料◯ 12ヵ月目以降から返却可端末補償オプション加入
smartあんしん補償
SoftBank
ソフトバンク
新トクするサポート25ヵ月目(スタンダード)※×48回分割で購入
24回目以降の残価支払い不要
13ヶ月目以降(バリュー)※◯13ヵ月目以降から返却可適用されるプログラムは選択不可
※機種によって異なる
楽天モバイル
楽天モバイル
買い替え超トクプログラム25ヵ月目×48回分割で購入
24回目以降の残価支払い不要
・楽天カードが必要

各キャリアでは端末サポートを提供していて、プログラムを利用すると実質半額で購入できる仕組みもあります。

こうしたプログラム・割引キャンペーンを活用した場合の価格はiPhone13が安く購入できるでしょう。

iPhone15とiPhone13のスペックを比較

iPhone15のスペック

画像引用元:iPhone 15 – Apple(日本)

比較するiPhone13は2021年の9月24日、iPhone 15の丁度2年前に発売されたモデルです。

その後iPhone14が発売されてアップデートがあり、iPhone15ではデザインや性能、機能にはさまざまな変化がみられます。

まずは、一覧表でそれぞれのスペックの概要をみてみましょう。

スペック比較

機種ストレージ重さアウトカメラ望遠カメラインカメラ高速充電RAMCPU認証防水端子
iPhone15128GB、256GB、512GB171 gメイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
-1,200万画素約30分で最大50%充電
※20W以上のアダプタ使用時
6GBA16 BionicチップFace IDIP68等級USB 2.0
最大480Mb/s
iPhone13128GB、256GB、512GB173 gメイン:1,200万画素
超広角:1,200万画素
-1,200万画素約30分で最大50%充電非公開A15 BionicチップFace IDIP68等級Lightning
最大480Mbps
USB 2.0に準拠
iPhone15 Plus128GB、256GB、512GB201 gメイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
-1,200万画素約30分で最大50%充電
※20W以上のアダプタ使用時
6GBA16 BionicチップFace IDIP68等級USB 2.0
最大480Mb/s
iPhone13 mini128GB、256GB、512GB140 gメイン:1,200万画素
超広角:1,200万画素
-1,200万画素約30分で最大50%充電非公開A15 BionicチップFace IDIP68等級Lightning
最大480Mbps
USB 2.0に準拠
iPhone15 Pro128GB、256GB、512GB、1TB187 gメイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
1,200万画素(3倍望遠)1,200万画素約30分で最大50%充電
※20W以上のアダプタ使用時
6GBA17 ProチップFace IDIP68等級USB 3.0
最大10Gb/s
iPhone13 Pro128GB、256GB、512GB、1TB203 gメイン:1,200万画素
超広角:1,200万画素
1,200万画素(3倍望遠)1,200万画素約30分で最大50%充電非公開A15 BionicチップFace IDIP68等級Lightning
最大480Mbps
USB 2.0に準拠
iPhone15 Pro Max256GB、512GB、1TB221 gメイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
1,200万画素(5倍望遠)1,200万画素約30分で最大50%充電
※20W以上のアダプタ使用時
6GBA17 ProチップFace IDIP68等級USB 3.0
最大10Gb/s
iPhone13 Pro Max128GB、256GB、512GB、1TB238 gメイン:1,200万画素
超広角:1,200万画素
1,200万画素(3倍望遠)1,200万画素約30分で最大50%充電非公開A15 BionicチップFace IDIP68等級Lightning
最大480Mbps
USB 2.0に準拠

iPhone15とiPhone13のサイズを比較

iPhone13とiPhone15のサイズ比較

画像引用元:iPhone 15 – Apple(日本)

つづいて、ディスプレイと本体のサイズを比較します。

iPhone 13は、「Plus」という名称での画面サイズの大きなベースモデルは発売されていません。

反対に、iPhone 15には「mini」サイズはありません。

iPhone 13とiPhone 15のサイズ比較

機種画面サイズサイズ重さ
iPhone156.1インチ147.6mm × 71.6mm × 7.8mm171 g
iPhone136.1インチ146.7 mm × 71.5 mm × 7.65 mm173 g
iPhone15 Plus6.7インチ160.9mm × 77.8mm × 7.8mm201 g
iPhone13 mini5.4インチ131.5 mm × 64.2 mm × 7.65 mm140 g
iPhone15 Pro6.1インチ146.6mm × 70.6mm × 8.25mm187 g
iPhone13 Pro6.1インチ146.7 mm × 71.5 mm × 7.65 mm203 g
iPhone15 Pro Max6.7インチ159.9mm × 76.7mm × 8.25mm221 g
iPhone13 Pro Max6.7インチ160.8 mm × 78.1 mm × 7.65 mm238 g

iPhone13 miniが圧倒的に小さくて軽いのは間違いありませんが、 Proシリーズの2機種に関してはディスプレイサイズは同じなのにiPhone15の方が若干軽いことが分かると思います。

iPhone15 Pro/Pro Maxではチタニウム素材が使われたため、iPhone13と比べると16~17g軽量化しています。

iPhone15は全体が曲線的な丸みを帯びたデザインとなったことで持ちやすさの向上も期待できます。

また、iPhone15はベゼル部分が細くなりど同じ画面サイズでも大きさの印象がかなり変わってきています。

機種Dynamic Island常時表示ディスプレイリフレッシュレート輝度解像度種類
iPhone15対応--最大1,000ニト(標準)
ピーク1,600ニト(HDR)
ピーク2,000ニト(屋外)
2,556 x 1,179ピクセル(460ppi)Super Retina XDRディスプレイ
オールスクリーンOLEDディスプレイ
iPhone15 Plus対応--2,796 x 1,290ピクセル(460ppi)Super Retina XDRディスプレイ
オールスクリーンOLEDディスプレイ
iPhone15 Pro対応対応最大120Hz最大1,000ニト(標準)
ピーク1,600ニト(HDR)
ピーク2,000ニト(屋外)
2,556 x 1,179ピクセル(460ppi)Super Retina XDRディスプレイ
オールスクリーンOLEDディスプレイ
iPhone15 Pro Max対応対応最大120Hz2,796 x 1,290ピクセル(460ppi)Super Retina XDRディスプレイ
オールスクリーンOLEDディスプレイ

画面上部で通知や操作機能のあるDynamic Island(ダイナミックアイランド)はiPhone 14ではじめて登場した機能です。

iPhone14では上位機種のみに搭載されたこの機能が、iPhone 15では全モデルに備わっています。

iPhone 15 pro

画像引用元:iPhone 15 – Apple(日本)

iPhone15 Proシリーズは「常時表示ディスプレイ」にも対応しています。

iPhone 13とiPhone 15は本体の大きさや重さの変化はあまりないですが、ディスプレイの見た目や使用感はかなり違いを感じるでしょう。

iPhone15とiPhone13のCPU性能を比較

iPhone 15 CPU

画像引用元:iPhone 15 – Apple(日本)

iPhone 13シリーズが4モデルともA15 Bionicを採用しているのに対して、iPhone 15の上位機種には最新プロセッサA17 Proチップが搭載されています。

iPhone 13/miniとiPhone 13 Proシリーズは同じA15チップですが、画像描写を行う際に必要となる計算を行うGPUの数に違いがあります。

iPhone 13とiPhone 15のCPU性能を比較

機種チップCPUビデオ再生ストリーミングオーディオ再生端子高速充電RAM
iPhone13A15 Bionicチップ6コアGPU
4コアGPU
16コアNeural Engine
最大19時間最大15時間最大75時間Lightning
最大480Mb/s
USB 2.0に準拠
約30分で最大50%充電非公開
iPhone13 mini最大17時間最大13時間最大55時間
iPhone13 Pro6コアGPU
5コアGPU
16コアNeural Engine
最大22時間最大20時間最大75時間
iPhone13 Pro Max最大28時間最大25時間最大95時間
iPhone15A16 Bionicチップ6コアGPU
5コアGPU
16コアNeural Engine
最大20時間最大16時間最大80時間USB 2.0
最大480Mb/s
約30分で最大50%充電
※20W以上のアダプタ使用時
6GB
iPhone15 Plus最大26時間最大20時間最大100時間
iPhone15 ProA17 Proチップ6コアGPU
5コアGPU
16コアNeural Engine
最大23時間最大20時間最大75時間USB 3.0
最大10Gb/s
iPhone15 Pro Max最大29時間最大25時間最大95時間

一方のiPhone15は、ベースモデルの2機種もA15より1段階グレードアップしたA16チップを採用しています。

そしてiPhone15 Pro/Pro Maxには、最新型かつ史上初の3nmプロセスルールでつくられたA17 Proチップを採用。

処理性能、バッテリー持ちの良さはiPhone15シリーズが圧倒的に高いでしょう。

iPhone 15はiPhone初のUSB Cケーブル対応機種

iPhone15 USB

画像引用元:iPhone 15 – Apple(日本)

iPhone15の発売前から話題になっていた「Lightning端子の廃止」という予想は的中し、全モデルUSB Type-Cとなりました。

iPhone15ベースモデルとiPhone15 ProシリーズのタイプCケーブルの仕様も違い、ProシリーズはUSB 3.0になりました。

USB-Cの仕様の比較
  • 転送速度 最大480Mb/s:Lightning
  • 転送速度 最大480Mb/s:USB 2.0
  • 転送速度 最大10Gbps:USB 3.0(3.1 Gen 2)

LightningからタイプCケーブルになりましたが、USB 2.0の場合が実はデータの転送速度は同じです‥

iPhone15 ProシリーズのUSB 3.0であれば最大10Gbpsで転送できるので、理論上は20倍の速さになります。

大容量の写真や動画などの転送に時間を取られていた人にとってはiPhone15 ProシリーズのUSB 3.0コネクタで転送速度が大幅に向上するのは見過ごせないでしょう。

iPhone15とiPhone13のカメラ性能を比較

iPhone15のカメラ

画像引用元:iPhone 15 – Apple(日本)

iPhone 13で「シネマティックモード」が搭載されたことで、iPhoneのカメラ性能に大きな変化が見られました。

iPhone13には、iPhone14で大型化したイメージセンサーや新しくなった画像処理エンジン「Photonic Engine」などはありません。

ですが、iPhone独自の高性能な処理エンジンが搭載されているため、だれでもうまく撮影できるというメリットに変わりはありません。

iPhone 13とiPhone 15のカメラ性能比較

機種アウトカメラ望遠カメラインカメラビデオの撮影モードアクションモードHDRビデオ撮影Logビデオ撮影その他の撮影モード
iPhone13メイン:1,200万画素
超広角:1,200万画素
-1,200万画素-----
iPhone13 mini----
iPhone13 Proメイン:1,200万画素
超広角:1,200万画素
1,200万画素
(3倍望遠)
最大4K、30fpsのProResビデオ撮影
マクロビデオ撮影
----
iPhone13 Pro Max----
iPhone15メイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
-1,200万画素最大4K、30fpsのProResビデオ撮影
マクロビデオ撮影
◯ドルビービジョン対応--
iPhone15 Plus◯ドルビービジョン対応--
iPhone15 Proメイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
1,200万画素
(3倍望遠)
最大4K、30fpsのProResビデオ撮影
マクロビデオ撮影
◯ドルビービジョン対応アカデミーカラーエンコーディングシステム
iPhone15 Pro Maxメイン:4,800万画素
超広角:1,200万画素
1,200万画素
(5倍望遠)
◯ドルビービジョン対応アカデミーカラーエンコーディングシステム

iPhone15ベースモデルにはiPhone13のProシリーズの1200万画素を上回る4800万画素のメインカメラが備わってはいますが、レンズ構成的にはiPhone13のProシリーズが上とも言えるでしょう。

iPhone14以降では、シネマティックモードの4K対応やアクションモードといった動画撮影の機能も充実。

iPhone 13とiPhone 15を比べる、やはり、2世代の差はカメラ性能に大きく表れています。

iPhone14では最大30fps対応だったのが、iPhone15ではさらに繊細なスロー動画なども撮影可能になっています。

また、2つのレンズを使った空間ビデオの撮影もできるようになりました。

Apple製品初となる3Dカメラを搭載した「Vision Pro」と組み合わせることで、まるでその場にいるかのような臨場感のある動画の撮影・視聴もできるようです。

※空間ビデオ撮影は2023年の年末までに対応予定

iPhone 15は全モデルのメインカメラが4,800画素に

iPhone14では1,200万画素だった無印とPlusモデルのメインカメラが、iPhone15では4,800万画素にグレードアップしました。

このカメラによって最大2倍の光学ズームに対応でき、よりディティールと色味を捉えた写真の撮影が可能になりました。

iPhone15 48MP

画像引用元:iPhone 15 – Apple(日本)

また、ポートレートモードの処理性能が向上し、よりディティールや色味を捉えた人物・動物写真を撮影可能です。

今まで以上に簡単に、きれいな撮影ができるようになります。

iPhone15 Pro Maxはカメラがさらに高性能に

iPhone15 pro 120mm

画像引用元:iPhone 15 – Apple(日本)

iPhone15Pro Maxは、テトラプリズムデザインのカメラによって焦点距離120mmでの撮影が可能となりました。

これにより、iPhone 14 Pro Maxの0.5倍~2倍よりレンジの広い0.5倍(マクロ)~5倍の光学ズームに対応します。

iPhone 15 proのカメラで撮影した花

画像引用元:iPhone – Apple(日本)

光学5倍・デジタルズーム最大25倍の強力なズーム性能に加えて、1秒間に10,000回の手振れ補正を実施できます。

また、iPhone15 Proシリーズでは、iPhone初となる最大60fpsでの4KProResビデオ撮影にも対応しています。

カメラ性能は、基本的にどのiPhoneもPro/Pro Maxが圧倒的に高性能です。

iPhone15 Pro/Pro Maxには、ミュートボタンの代わりに新機能が使える「アクションボタン」が搭載されました。

カメラの起動なども簡単にでき、使い方によっては非常に便利な機能になります。

【結論】iPhone15とiPhone13どっちが買うべき?

iPhone15

画像引用元:iPhone 15 – Apple(日本)

ここまでに見てきた比較情報を踏まえると、iPhone15とiPhone13どちらを買うべきかは、何を重視するかによって変わってくると言えるでしょう。

コスパ重視の人はサポートプログラムでiPhone13の購入がおすすめ

iPhone13Proのグラファイト

画像引用元:iPhone – Apple(日本)

コスパを重視する人は、各キャリアが提供している端末購入サポートを利用してiPhone13を買うのがおすすめです。

2年後に返却する必要はありますが、安ければ3万円程度の負担で購入できるのはかなり魅力的です。

新品のiPhone15は高すぎる、月々の負担はできるだけ安くしたいという人はiPhone13を検討しましょう。

miniサイズがいいならiPhone13一択

iPhone13のカラーバリエーション

画像引用元:iPhone – Apple(日本)

iPhone15は、iPhone14と同じく6.1インチと6.7インチの2サイズ展開となりました。

iPhone15にはminiの選択肢がないため、コンパクトサイズが良い人は必然的にiPhone13 miniになります。

iPhone13 miniはiPhone15の登場と共にApple Storeでの扱いが終了してしまいましたが、各種キャリアではまだまだ購入可能です。

本格的な写真・動画撮影をするならiPhone15がおすすめ

iPhone15 Proのカメラ性能

iPhone13とiPhone15を比較すると、新機能の増加とは別にカメラ性能の向上が顕著です。

特に、本格的な4K動画などを撮影したい、一眼レフやビデオカメラの代わりにiPhoneを使用したいなど、プロ仕様の性能を求めるのであればやはりiPhone15 Pro/Pro Maxがおすすめです。

日常的なスナップ写真程度にしか使わないのであればiPhone15はオーバースペックに感じるかも知れません。

今後長く使い続けるつもりならiPhone15 Proがおすすめ

iPhone15 Pro

画像引用元:iPhone – Apple(日本)

iPhone15の上位モデルでは、軽量で堅牢なチタニウムがケース素材として採用されました。

耐久性の高いチタニウム製のiPhone15は、今後しばらくは買い替えずに使い続けたいという人にピッタリ

スペックもiPhoneとしては現状最高峰といえる内容なので、数年の内に性能不足を感じることはまずないでしょう。

やっぱりUSB-Cケーブルを選ぶならiPhone15がおすすめ

iPhone 15 Pro

画像引用元:iPhone 15 – Apple(日本)

iPhone 15のコネクタがType-Cに変わったため、今後iPhone関連で発売されるアクセサリなどもType-C規格のものが増えるでしょう。

iPhone13だと使えないアクセサリが増えるかも知れないことを考えると、長期的に使うのであればiPhone15がおすすめです。

iPhone15とiPhone13の違いまとめ

iPhone15 Pro

画像引用元:iPhone 15 – Apple(日本)

今回の記事では、iPhone15とiPhone13のスペックと価格を比較してきました。

iPhone15とiPhone13の比較まとめ
  • iPhone15とiPhone13の価格の差は1万~2万円ほど
  • 全モデルにDynamic Island搭載、ディスプレイ輝度向上
  • 全モデルのメインカメラが4800万画素に
  • 待望のiPhone初のUSB Type-Cケーブルを採用
  • iPhone15は全モデルでCPUが一世代グレードアップ!
  • 処理性能、バッテリー持ちはiPhone15シリーズが圧倒的に良い

iPhone15は本体・バッテリーにリサイクル原料を70~100%使用したカーボンニュートラルモデルでもあります。

今後長く大切に使っていくつもりという人にとっては、iPhone15は良い選択肢となるでしょう。

また、各社iPhone15のiPhone13の値下げをどの程度行うのか、どんなキャンペーンが始まるのか、未知数の部分も多いです。

iPhone15をすぐに買うことはせずに、今後のiPhone13の販売状況を注視しつつ考えるというのもひとつの手です。

iPhone15、iPhone13の販売状況や価格の変動については、他の記事でまた紹介していくのでぜひチェックしてみてください。