AQUOS最新作が順次発売される中で、2024年7月には「AQUOS wish4」が発売されました。AQUOS wish4はエントリーモデルの位置付けです。
本記事ではAQUOS wish4のスペック・機能・価格を評価レビューします。
AQUOS wish4やエントリーモデルへの機種変更を検討している人は、ぜひこの記事を読んで参考にしてみてください。
AQUOS wish4の評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 3.0 |
処理性能 | 3.5 |
画面性能 | 3.5 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.5 |
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 22,000円 | - | 公式サイト |
楽天モバイル | 31,900円 | - | 公式サイト |
ワイモバイル | 31,680円 | 24,480円 | 公式サイト |
AQUOS wish4の口コミ・評判
はじめに、AQUOS wish4の良い口コミ・評判と悪い口コミ・評判をそれぞれ見ていきましょう。
X(旧Twitter)を見てみると、AQUOS wish4に関する口コミや評判が数多く掲載されています。
AQUOS wish4の良い口コミ・評判
- 耐久性に優れている
- 価格以上に高性能なカメラ
- バッテリーの持ちがいい
AQUOS wish4の良い口コミ・評判として、耐久性にとても優れているという点が挙げられます。
アルコール除菌シートを使用したり、ハンドソープで丸洗いしたりしても問題ありません。
RT AQUOS wish4、じゃぶじゃぶ洗えるっぽくていいな au版も出ないかな
— ななお (@nanatan_medved) July 2, 2024
また、AQUOS独自の画質エンジン「ProPix lite」を搭載し、夜景や人物の背景をぼかしたポートレートも美しく撮影できます。
AQUOS Wish4のカメラで撮影した夜の新宿 pic.twitter.com/bl0zwHFq9D
— 🚘📱 (@yagibokujo) July 10, 2024
他にも、エントリーモデルのスマホでありながら5,000mAhバッテリーを搭載しており、ハイエンドスマホと同等の電池持ちを実現しています。
AQUOS wish4の悪い口コミ・評判
- 必要最低限の性能しかない
- ディスプレイが若干大きい
- ワイヤレス充電に対応していない
一方で、AQUOS wish4の悪い口コミ・評判として動作が重いことやメモリ不足などが挙げられています。
AQUOS wish4ってまだメモリ4GBで出すんか。今どき4GBは無理やて…
— 社畜博士☘ (@yayamekikoto) May 17, 2024
この辺りはエントリーモデルの宿命とも言えますが、LINEやメール、電話、SNSなどの使用がメインであれば問題なく使えます。
スマホを機種変して、AQUOS wish4にした
実物見ずにオンラインで買ったからデカすぎてわろてる
片手で持つの疲れる— ハミ (@hami_0602) August 1, 2024
AQUOS wish4は、従来モデルに比べてディスプレイのサイズが若干大きいと感じる人も多いようです。
一方で、調べ学習をする子どもや見やすさを重視するシニア世代にとってはメリットを感じるサイズ感とも言えます。
なお、AQUOS wish4はワイヤレス充電には対応していませんが、急速充電には対応しています。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 22,000円 | - | 公式サイト |
楽天モバイル | 31,900円 | - | 公式サイト |
ワイモバイル | 31,680円 | 24,480円 | 公式サイト |
AQUOS wish4の発売日・予約開始日
キャリア | 予約開始日 | 発売日 |
---|---|---|
ドコモ | 2024年6月20日(木) | 2024年7月4日(木) |
ワイモバイル | 2024年6月28日(金) | 2024年7月4日(木) |
楽天モバイル | 2024年7月18日(木) | 2024年7月29日(月) |
SIMフリー | - | 2024年7月26日(金)以降順次 |
AQUOS wish4は2024年6月20日(木)よりドコモを皮切りに予約が開始され、ワイモバイルや楽天モバイルなどもそれに追随する形で発表がおこなわれました。
現在は各キャリアにてすでに発売がされており購入が可能です。
【実機レビュー】AQUOS wish4の外観チェック
続いてAQUOS wish4の実機で外観をチェックしていきます。
エントリーモデルで低価格帯のスマホでありながらディスプレイは大型で6.6インチとなっています。
背面はマットは質感で指紋は付きにくいです。
スマホカバーなしでも使いやすいと感じました。
背面のカメラ部分は丸い形をしており、かわいらしい印象です。
下部にはマイク、USB Type-Cの充電口、スピーカーがあります。
上部にはイヤホンジャックがあり、有線タイプのイヤホン・ヘッドホンを接続可能です。
右側面には音量ボタンと電源ボタンがあります。
サイズの大きいスマホですが、電源ボタンは下のほうに配置されているので、片手で電源を入れるのにわずらわしさはありません。
なお、指紋認証も電源ボタンにておこないます。
左側面にはSIMスロットがあります。
ピンで開けるのではなく、爪で引っかけて開ける仕様となっています。
SIMスロットはSDカードスロットも兼用しています。
重量はスペック表通りに190gとなっています。
エントリーモデルということもありますが、6.6インチのスマホにしては軽量です。
そのため、見た目ほど重いとは感じませんでした。
AQUOS wish4の価格を評価レビュー
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 22,000円 | - | 公式サイト |
楽天モバイル | 31,900円 | - | 公式サイト |
ワイモバイル | 31,680円 | 24,480円 | 公式サイト |
AQUOS wish4の価格は2~3万円前後ですが、キャリア等の端末購入プログラムを利用すれば割引価格での購入も可能です。
なお、ドコモの場合は他社からの乗り換えでAQUOS wish4を購入すると5G WELCOME割を適用して購入できます。
AQUOS wish4のスペックを評価レビュー
ここからは、AQUOS wish4のスペックを評価レビューします。
AQUOS wish4のスペック | |
---|---|
発売日 | 2024年7月4日 |
画面サイズ | 6.6インチ |
本体サイズ | 幅:76mm 高さ:167mm 厚さ:8.8mm |
重さ | 190g |
アウトカメラ | 広角:5,010万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | MediaTek Dimensity 700 |
認証 | 指紋認証/顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX5・IPX8 / IP6X |
カラー | ブラック ホワイト ブルー ピンク |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ディスプレイ
AQUOS wish4は、6.6インチのHD+ディスプレイを採用しています。
標準のリフレッシュレートは60Hzですが、「なめらかハイスピード表示」をオンにすると90Hzまで向上させることが可能です。
大きく見やすい表示で、学習や調べもの、動画視聴にも適したサイズとなっています。
輝度は高くはないため、日差しの強い屋外だと多少見づらさを感じます。
カラー
AQUOS wish4のカラーバリエーションは、以下の3色展開です。
- ブルー
- ホワイト
- ピンク
- ブラック
いずれもナチュラルなカラーリングで、誰からも好まれる優しい色合いは持ち手に寄り添うような佇まいです。
さらに、本体デザインはプロダクトデザイナーの三宅一成氏が設立した「miyake design」によるもので、完成度の高いプロダクトとなっています。
CPU
AQUOS wish4のCPUは、Dimensity 700を採用しています。
エントリーモデルなので高速で高度な処理を行うことは難しいですが、メールやLINE、電話等の日常使いがメインであれば特に問題ありません。
なお、YouTubeの動画再生も非常にスムーズに行えました。
ただし、原神というゲームをプレイしてみましたが、初期設定では最低画質に設定されており、動作も重いと感じました。
そのため、CPU性能には大きな期待はしない方が良いでしょう。
バッテリー
AQUOS wish4のバッテリーは「AQUOS wish」シリーズで最大容量となる5,000mAhを搭載。
インターネット閲覧・動画・ゲーム・カメラ撮影など、外出先で頻繁に端末を利用する人でも安心して使える設計となっています。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 22,000円 | - | 公式サイト |
楽天モバイル | 31,900円 | - | 公式サイト |
ワイモバイル | 31,680円 | 24,480円 | 公式サイト |
AQUOS wish4の機能を評価レビュー
スペックに続いて、AQUOS wish4の機能を評価レビューします。
AQUOS wish4のスペック | |
---|---|
発売日 | 2024年7月4日 |
画面サイズ | 6.6インチ |
本体サイズ | 幅:76mm 高さ:167mm 厚さ:8.8mm |
重さ | 190g |
アウトカメラ | 広角:5,010万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | MediaTek Dimensity 700 |
認証 | 指紋認証/顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX5・IPX8 / IP6X |
カラー | ブラック ホワイト ブルー ピンク |
カメラ
AQUOS wish4のカメラ性能は、以下の通りです。
- アウトカメラ:5,010万画素
- インカメラ:800万画素
AQUOS wish4はAQUOS独自の画質エンジン「ProPix lite」を搭載し、エントリーモデルとしては鮮明な写真撮影ができます。
その他、AQUOS wish4は以下のようなカメラ機能を搭載しています。
- AIオート
シャッターを押すだけで誰でもきれいにAIが被写体に合わせて最適なモードで撮影 - フローティングシャッター
片手の撮影時にも画面内の押しやすい位置にシャッターボタンを移動 - インカメラ手ブレ補正
AIが被写体に合わせて最適なモードで撮影するため、自撮りもキレイ
たとえばフローティングシャッターは、以下の画像のようにシャッターボタンを通常とは異なった位置に表示できます。
そのため、片手でも撮影がしやすいです。
AQUOS wish4で実際に撮影した写真も紹介します。
エントリーモデルだとカメラ性能は低い傾向にありますが、AQUOS wish4に関しては風景写真は比較的きれいに撮影できます。
被写体が近い場合は少しだけ質は落ちる印象がありました。
しかし、エントリーモデルとしては十分な性能です。
夜間でも上手くいけばきれいに撮影できるものの、光量に左右されやすいと感じました。
特に取り込める光が少ない夜景や星の撮影は難しいです。
デジタルズームは8倍まで可能です。ズームするとどうしても画質は落ちてしまいます。
とはいえ、エントリーモデルでズーム性能に優れたスマホというのはそもそもありません。
そのため、スマホの価格を考えればズーム性能が低くてもデメリットというほどではありません。
生体認証
AQUOS wish4の生体認証は、顔認証(マスク対応)+指紋認証となっています。
マスクを着用したままでの顔認証に対応しているのは、嬉しいですね。
指紋認証は電源ボタン一体型の物理センサーとなっており、「おサイフケータイ」にも対応しています。
防水・防塵
AQUOS wish4の防水性能はIPX5/IPX8、防塵性能はIP6X、耐衝撃はMIL-STD-810Hとなっています。
- 防水IPX5/IPX8:全方向噴流水からの保護/水面下での使用が可能
- 防塵IP6X:完全な防塵構造
- 耐衝撃MIL-STD-810H:米国国防総省が制定した軍用製品調達時に使用される基準
AQUOS wish4は防水・防塵ともに最高レベルのため、洗面所やキッチンからの水はね、雨の日の使用でも安心です。
また、ディスプレイにはコンクリートに落下しても耐えうる強化ガラスを採用。
端末本体は「MIL-STD-810H」に準拠しているため、防水・防塵・高温・低温環境にも対応しています。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 22,000円 | - | 公式サイト |
楽天モバイル | 31,900円 | - | 公式サイト |
ワイモバイル | 31,680円 | 24,480円 | 公式サイト |
AQUOS wish4を評価|買うべき?
AQUOS wish4をおすすめする理由、おすすめしない理由それぞれご紹介します。
それぞれの理由を見て、自分のライフスタイルや求めるスペックに近いかどうか判断すると良いでしょう。
AQUOS wish4がおすすめな理由
- 耐久性に優れている
- バッテリーの持ちがいい
- スタイリッシュなデザイン
AQUOS wish4をおすすめする理由として、まずは耐久性に優れているという点が挙げられます。
防水・防塵のみならず、耐衝撃にも対応しており日常生活でも気兼ねなく使用できる点が特に評価されています。
さらに、プロダクトデザイナーの三宅一成氏が設立した「miyake design」監修によるデザインを採用し、独特の存在感を醸し出しています。
価格も安く、子どもからスマホを初めて使うシニア世代まで安心して使える1台と言えます。
AQUOS wish4をおすすめしない理由
- 処理速度に限界がある
- 従来よりも30g重くなった
- ストレージが64GBと少なめ
一方で、AQUOS wish4をおすすめしない理由として、CPUの処理速度に限界がある点です。
例えば、高度な情報処理を必要とする3Dゲームアプリ等の使用はAQUOS wish4のスペックでは難しいでしょう。
また、従来モデルのAQUOS wish3よりも30g重くなったため、軽さやコンパクトさを求めていた人にとっては魅力が半減してしまいました。
AQUOS wish4は子どもやシニア世代にもおすすめ
AQUOS wish4はディスプレイが前シリーズよりも大きくなっており、調べ学習や動画視聴、ネット検索にも優れています。
CPUやカメラ性能は高スペックスマホにはかないませんが、日常的に使用する分には特に風景写真を綺麗に撮影できて便利です。
耐久性に優れているAQUOS wish4は値段も手頃で、子どもやシニア世代にもおすすめできる使い勝手の良い端末といえます。
AQUOS wish4のスペック | |
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発売日 | 2024年7月4日 |
画面サイズ | 6.6インチ |
本体サイズ | 幅:76mm 高さ:167mm 厚さ:8.8mm |
重さ | 190g |
アウトカメラ | 広角:5,010万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
CPU | MediaTek Dimensity 700 |
認証 | 指紋認証/顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX5・IPX8 / IP6X |
カラー | ブラック ホワイト ブルー ピンク |
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 22,000円 | - | 公式サイト |
楽天モバイル | 31,900円 | - | 公式サイト |
ワイモバイル | 31,680円 | 24,480円 | 公式サイト |