SHARPのフラッグシップモデルAQUOS R8 proは2023年7月20日にドコモ・ソフトバンクから発売されました。
AQUOS R8も発売されましたがAQUOS Rシリーズ初の「プロ」を冠したスマホがどれほどの実力なのか、気になっている方は多いのではないでしょうか。
本記事ではAQUOS R8 proの実機を用いてスペックや機能を評価レビューし、買う理由・買わない理由をお伝えしていきます。
※実機はシャープ様から貸与されたものを使用しています
AQUOS R8 proの評価 | |
---|---|
カメラ性能 | 4.5 |
処理性能 | 4.5 |
画面性能 | 4.5 |
バッテリー性能 | 4.0 |
コストパフォーマンス | 4.0 |
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 176,000円 | 91,520円 | 公式サイト |
ソフトバンク | 155,520円 | 81,168円 | 公式サイト |
AQUOS R8 proの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
別の記事では新型AQUOSのまとめ情報もあります。
AQUOS R8 proの口コミ・評判
ここでは、X(旧Twitter)で見かけたAQUOS R8 proの良い口コミ・悪い口コミを見ていきましょう。
良い口コミとしては、やはりカメラ・写真に関するものが多いようでした。
AQUOS R8 proのスペック | |
---|---|
発売日 | 2023年7月20日 |
画面サイズ | 6.6インチ |
本体サイズ | 幅:77mm 高さ:161mm 厚さ:9.3mm |
重さ | 203g |
アウトカメラ | 広角:4,720万画素 測距用センサー:190万画素 |
インカメラ | 1,260万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
認証 | 指紋認証・顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX5/IPX8・IP6X |
カラー | ブラック |
AQUOS R8 proの良い口コミ・評判
- カメラ性能がとにかく良い
- 画面内指紋認証が使いやすい
- Snapdragon 8 Gen 2搭載で高性能かつ発熱も少ない
AQUOS R8 proの良い口コミ・評判をX(旧Twitter)で調べてみたところ、カメラ性能について触れているレビューが多く見られました。
AQUOS R8 proはライカ監修の1インチ大型センサーを搭載しており、明るく高精細な写真が撮影可能です。
AQUOS R8 Proで撮影してみた。
画質よすぎる。
#AQUOSR8Pro #イマソラ #カメラ #カメラ初心者 #カメラ好きな人と繋がりたい #キリトリセカイ #ファインダー越しの私の世界 pic.twitter.com/LxI2UB0MFM— TAKAHIROカメラ垢 (@38camera39yz) July 23, 2023
昼間の写真が色鮮やかなのはもちろん、夜の撮影では肉眼で見るより明るく撮ることができます。
昼間だけでなく夜景撮影の機会が多い方にもピッタリではないでしょうか。
AQUOS R8 proの悪い口コミ・評判
- アクリル樹脂製の背面パネルが安っぽい
- 望遠レンズ非搭載
- 価格が高い
AQUOS R8 proの悪い口コミ・評判として意外と多かったのが、背面パネルが安っぽいというレビューです。
AQUOS R8 proが届いていたのでちょっとだけ触ってみました。動作はすこぶる快適で、R6と比べOLEDの画質も改善している気がします。一方、プラスチックに劣化した背面パネルの触感は劣悪の一言… 押すとたわんでプラスチック感満載です。
— ルプカ (@lupucan) July 20, 2023
AQUOS R8 proの背面パネルはアクリル樹脂とPC樹脂を採用しており、確かにプラスチックの安っぽさはあります。
約20万円の高価な端末ですので、デザインにもっと高級感が欲しいという方は少なくないでしょう。
デザインが気になる方は、店舗などで実機を確認してみることをおすすめします。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 176,000円 | 91,520円 | 公式サイト |
ソフトバンク | 155,520円 | 81,168円 | 公式サイト |
AQUOS R8 proの発売日・予約開始日
- 予約開始日(ソフトバンク):2023年6月30日
- 予約開始日(ドコモ):2023年7月18日
- 発売日:2023年7月20日
AQUOS R8 proは、ドコモ・ソフトバンクの2キャリアから2023年7月20日に発売が開始されました。
AQUOS Rシリーズ初のプロモデルということで注目度は高く、発売から期間が経ってもカメラに特化したモデルとして人気を集めています。
AQUOS R8 proの価格を評価レビュー
ここではAQUOS R8 proの価格を評価レビューしていきます。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 176,000円 | 91,520円 | 公式サイト |
ソフトバンク | 155,520円 | 81,168円 | 公式サイト |
AQUOS R8 proは、ドコモ・ソフトバンクともに20万円前後で発売されています。
高価ではありますが前機種よりもスペックがかなり向上していることを考えると、価格がほぼ据え置きなのは嬉しいポイントです。
また、AQUOS R8 proをドコモ・ソフトバンクで購入する際、お得な購入プログラムを適用すれば、実質負担額を大幅に減らせます。
ソフトバンクの場合は13か月目の機種変更でさらにお得になる新トクするサポート(バリュー)もあるので、対象機種になっているか確認しておきましょう。
【実機レビュー】AQUOS R8 proの外観チェック
AQUOS R8 proの実機を用いて、外観のチェックを行いました。
合わせてパッケージ、付属品についても確認してみましょう。
AQUOS R8 proの外観・デザイン
AQUOS R8 proの実機を見て、最初に驚くのはやはり1インチ大型センサーを搭載したカメラです。
1インチ大型センサーは兄弟機のAQUOS R8にも搭載されていますが、放熱も兼ねた設計の大型アルミリングによりインパクトが強い見た目となっています。
背面に安っぽさを感じるという口コミもありましたが、全体的なデザインがまとまっている事により違和感はありません。
右側面には電源ボタンと音量ボタンがある一方、左側面にはボタン類がありません。
本体上部は3.5mmオーディオジャックとSIMトレイとマイク、下部はUSB Type-Cの充電口とスピーカー・マイクを配置しています。
背面はラウンドフォルムになっており、大画面ながら片手でも握りやすい印象を受けました。
本体上部のSIMトレイはSIMピンを使って開ける構造ですが、microSDカードは本体に直接挿せるため、抜き差しの度にトレイを外さなくていいのがメリットです。
なおトレイ部分とカバー部分が若干可動する構造のため、抜き差しの際は破損しないよう注意が必要です。
AQUOS R8 proのパッケージ・付属品
- 外箱
- クイックスタートガイド
- SIMピン
- クイックスイッチアダプター
AQUOS R8 proはクイックスタートガイドやデータ移行用のクイックスイッチアダプターはあるものの、充電器は付属しません。
急速充電やQiワイヤレス充電の機能を最大限に生かすためにも、キャリア推奨の純正ACアダプターを利用しましょう。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 176,000円 | 91,520円 | 公式サイト |
ソフトバンク | 155,520円 | 81,168円 | 公式サイト |
AQUOS R8 proのスペックを評価レビュー
AQUOS R8 proのスペックを評価レビューしていきます。主なスペックを以下表にまとめました。
AQUOS R8 proのスペック | |
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発売日 | 2023年7月20日 |
画面サイズ | 6.6インチ |
本体サイズ | 幅:77mm 高さ:161mm 厚さ:9.3mm |
重さ | 203g |
アウトカメラ | 広角:4,720万画素 測距用センサー:190万画素 |
インカメラ | 1,260万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
認証 | 指紋認証・顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX5/IPX8・IP6X |
カラー | ブラック |
それぞれのスペックを詳しく見ていきましょう。
ディスプレイ
AQUOS R8 proのディスプレイサイズは約6.6インチです。
またAQUOS R8 proのディスプレイにはAQUOSスマホの定番ともいえるPro IGZOディスプレイを採用。
リフレッシュレートは最大駆動240Hzで、実機を使いブラウジングはもちろん動画視聴も快適に楽しめました。
輝度も高く、ブルーライトを低減する素材がディスプレイに採用されているため、長時間の視聴も安心です。
サイズ・重量
AQUOS R8 proは高さ約161mm、幅約77mm、厚み約9.3mmで重量は約203gとなっています。
ラウンドフォルムと背面素材のおかげで片手でもグリップしやすいですが、長時間片手で操作するのは難しいと感じました。
撮影などで持ち出す場合は、ケースやストラップを付けた方が安心できるのではないでしょうか。
カラー
AQUOS R8 proのカラーバリエーションは、ブラックのみとなっています。
他社のハイエンド機種であるXperia 1シリーズやGalaxy Sシリーズのカラーが豊富なことを考えると、この点は少し残念なポイントです。
メモリ・ストレージ
AQUOS R8 proのメモリ・ストレージはRAM12GB・ROM256GBです。
ハイエンド機種にふさわしいスペックで、ゲームやマルチタスクなどで負荷がかかっても快適に操作できます。
また、AQUOS R8 proは1TBまでのmicroSDXCに対応しているので、動画や写真撮影が多い方でもストレージ不足の心配はありません。
バッテリー
AQUOS R8 proは、5,000mAhの大容量バッテリーを搭載しています。
Pro IGZO OLEDの省エネ性能も相まって、一日中電池切れの心配がありません。野外での長時間の撮影時でもバッテリーを心配する場面は少ないでしょう。
更に電池の劣化を抑える充電技術インテリジェントチャージにより、AQUOS R8 pro自体を長く使えます。
また、背面に重ねた他のデバイスを充電する「チャージシェア」など便利な機能も搭載しています。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 176,000円 | 91,520円 | 公式サイト |
ソフトバンク | 155,520円 | 81,168円 | 公式サイト |
AQUOS R8 proの機能を評価レビュー
スペックに続いて、AQUOS R8 proの機能を評価レビューしていきます。主な機能を以下表にまとめました。
AQUOS R8 proのスペック | |
---|---|
発売日 | 2023年7月20日 |
画面サイズ | 6.6インチ |
本体サイズ | 幅:77mm 高さ:161mm 厚さ:9.3mm |
重さ | 203g |
アウトカメラ | 広角:4,720万画素 測距用センサー:190万画素 |
インカメラ | 1,260万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
認証 | 指紋認証・顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX5/IPX8・IP6X |
カラー | ブラック |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
カメラ
AQUOS R8 proは、ライカカメラ社と共同開発した4,720万画素の1インチ大型センサーカメラを搭載しています。
シングルカメラではありますが、高性能チップと14chスペクトルセンサーの採用によってカメラ性能は更に向上しました。
カメラだけでは捉えきれない光の状態を14chスペクトルセンサーで判別し、見たままのシーンを写真に残すことが可能です。
AIによる色調整ではなく、自然な色彩表現で見たままの写真が撮りたい方にAQUOS R8 proのカメラは最適でしょう。
日中の撮影画像
AQUOS R8 proは「マニュアル写真」のモードにてISOやシャッタースピードを調節しクオリティの高い撮影が可能です。
ただし、起動後のモードではAIが自動的に設定を行いオートで綺麗な撮影が行えます。
以下は標準1.0倍と、広角0.7倍の作例です。
多くの被写体をカバーできる標準カメラは少し薄暗い場所でも精細な描写が可能。また、0.7倍の広角カメラは風景や遠近感を活かした写真を撮影するのに向いています。
オートモードでも十分綺麗に撮影できますし、操作が簡単で手軽に扱えるのも魅力です。エントリーモデルから機種変更する方でも扱いやすいのではないでしょうか。
なお望遠はデジタルズームで最大6倍となっています。画素数が高いため割と綺麗に撮影できますが、最大倍率だと画質が粗くなるのであくまで記録用と割り切っておきましょう。
以下は標準(1.0倍)・2倍ズーム・3倍ズームの作例です。
夜間の撮影画像
夜景撮影はオートモードでもシーンを選ばず綺麗に撮影可能です。「オートナイト」(設定から変更可能)がオンになっていれば、光量が少ない場面でも自然な明るさに仕上がります。
極端に光が強いとフレアやゴーストが出ますが、街中などでは日中と同じように手軽に撮影できるでしょう。
以下はオートナイトをオンにして撮影した作例です。
続いてオートナイトをオフにしてみました。
上記は光源の多い街中での撮影でしたが、オートナイトオン時はアスファルトの質感などもしっかり描写できていることが分かります。
この他、花火や星空の撮影など暗い場所に特化した「ナイトモード」も搭載しています。夜景撮影に強いのもAQUOS R8 proの魅力だといえるでしょう。
生体認証
AQUOS R8 proは顔認証と画面内指紋認証に対応しています。
顔認証か指紋認証の片方のみ対応の機種も多い中、両方に対応しているのは嬉しいポイントです。
人によって好みの認証方法は異なるので、使いやすい生体認証を用いてセキュリティを高めましょう。
独自機能
AQUOS R8 proはタッチ反応を素早くしスクロール中の残像を抑える「なめらかハイスピード表示」をはじめ、ディスプレイ設定を細かく調整できます。
また、AQUOSのエントリーモデルにも搭載される「AQUOSトリック」や「Payトリガー」はもちろん、ゲーム操作を快適にする「ゲーミングメニュー」など幅広く利用可能です。
フラッグシップモデルとはいえ設定は簡単で、エントリーモデルからの機種変更でも快適に使っていけるでしょう。
ゲーミング性能・スピーカー
ゲーム用のテストとして『原神』をプレイしてみましたが、タッチ操作やスクロール、ムービー視聴なども非常に快適でした。
画質はデフォルトで中になっており、最高にすると「デバイスの負荷が高い」と表示されます。しかし、30分〜1時間程度のプレイでは遅延や本体の極端な発熱はありませんでした。
AQUOS R8 proにはカメラ周辺に熱設計サーモマネジメントシステムを搭載しているため、本体が発熱しにくいようです。
また、ステレオスピーカーを利用すれば偏りの無いクリアな音質を楽しめます。音量を上げ過ぎると背面の共振が気になりますが、動画や音楽の鑑賞で満足できるレベルだといえるでしょう。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 176,000円 | 91,520円 | 公式サイト |
ソフトバンク | 155,520円 | 81,168円 | 公式サイト |
AQUOS R8 proを評価|買うべき?
最後にAQUOS R8 proを買うべきか買わないべきか評価レビューしていきます。
買う理由・買わない理由をそれぞれ見ていきましょう。
AQUOS R8 proを買う理由
- カメラ性能がとにかく良い
- Snapdragon 8 Gen 2&RAM12GB搭載で超高性能
- Pro IGZOの省エネ&5,000mAhの大容量バッテリーで電池持ち◎
AQUOS R8 proを買う理由として一番に挙げられるのは、カメラ性能がとにかく高い点です。
新たに14chスペクトルセンサーを搭載し、AI調整による色味の鮮やかさとは異なる自然な色味の写真を撮影できます。
また、最新CPU+大容量RAMでゲームや動画視聴が快適に行えるのも魅力でしょう。
カメラに特化したデザインから「玄人向け」の印象も受けますが、実際には手軽に扱えますしエントリーモデルなどからの機種変更でもおすすめです。
AQUOS R8 proを買わない理由
- 超広角レンズや望遠レンズ非搭載
- 重量203gで少し重め
- 価格が高い
AQUOS R8 proは他のハイエンドスマホとは異なり、超広角レンズや望遠レンズは非搭載です。
そのため、画角の広い写真や遠くの被写体にグッと寄って高精細な写真を撮りたいという方にはやや不向きな機種となります。
自分が写真を撮りたいと感じるのはどんなシーンなのか、よくイメージしてから購入しましょう。
なお価格は少し高めですが、発売後から最大3回のOSバージョンアップと最大5年のセキュリティアップデートにより長く使う事ができます。
AQUOS R8 proで更に進化したカメラ体験を楽しもう!
本記事ではAQUOS R8 proを評価レビューして買う理由・買わない理由をお伝えしました。
AQUOS R8 proでは新たに14chスペクトルセンサーを搭載し、より自然な色味の写真を撮ることが可能です。
AQUOS R8 proのスペック | |
---|---|
発売日 | 2023年7月20日 |
画面サイズ | 6.6インチ |
本体サイズ | 幅:77mm 高さ:161mm 厚さ:9.3mm |
重さ | 203g |
アウトカメラ | 広角:4,720万画素 測距用センサー:190万画素 |
インカメラ | 1,260万画素 |
バッテリー | 5,000mAh |
RAM | 12GB |
ROM | 256GB |
CPU | Snapdragon 8 Gen 2 |
認証 | 指紋認証・顔認証 |
防水・防塵性能 | IPX5/IPX8・IP6X |
カラー | ブラック |
AI特化ではなく、ナチュラルな色表現にこだわりたい方に最適なスマホといえるでしょう。
スマホカメラの域を超えた撮影体験したい方は、ぜひAQUOS R8 proの購入を検討してみてはいかがでしょうか。
キャリア | 価格 | 割引適用時 | 購入 |
---|---|---|---|
ドコモ | 176,000円 | 91,520円 | 公式サイト |
ソフトバンク | 155,520円 | 81,168円 | 公式サイト |