格安SIMの中でも動画以外ならデータ無制限で使えるトーンモバイルですが、ネット上では悪い評判も目にしますよね。
本記事では、トーンモバイルのメリット・デメリットも含めて、どんな人におすすめなのか正直に解説していきます。
料金プランや速度から他格安SIMとの比較も行っているので、お得な格安SIMの利用を検討中の人は、ぜひ参考にしてみてください。
また、ひかりチョイス編集部が実際に使ってみたレビューもまとめているので、契約前に使用感を見てみたいという方はぜひ参考にしてください。
- 通信速度は他社と比べて遅いことが多い
- 子どもの初めてのスマホとして安心して持たせられる
- 動画以外のデータ使い放題が好評
- あまりスマホを使わないシニアがお得に使える
- 全Android※/iPhone端末に対応
※TONE for Anroidプランでは、TONE端末を除く動作確認済み端末でご利用可能です。
動作確認済み端末はこちらで確認できます。
トーンモバイルのメリット・デメリット
- メリット
- デメリット
-
- 動画以外インターネット使い放題*で月額基本料金1,100円
- 子どもの見守りに特化している
- 新機能で「SNSいじめ」を未然に防ぐ
- 60歳以上がお得に使える
- オンライン申し込み可能
- Vポイントか、dポイントが貯まる
メリットの詳細を見る
-
- 契約以外のプランではSIMを差し替えても使えない
- プランによって見守り機能が異なる
- Androidは該当機種が限られている
デメリットの詳細を見る
※動画は1GB/月まで月額基本料金内で視聴可能。
1GBを超える視聴には、動画チケット(330円/1GB)の追加購入が必要。
トーンモバイルの評価レビュー
評価項目 | 評価 | 点数 |
---|---|---|
料金 | 3.8 | |
速度 | 3.1 | |
サービス | 3.7 | |
総合評価 | 3.5 |
トーンモバイルの悪い評判・口コミを調査
さっそく、トーンモバイルの悪い評判・口コミを見ていきましょう。
回線速度が遅い
トーンモバイルの通信速度は、公式サイトでは「通信時の回線混雑状況や通信環境による最大速度」となっています。
回線の速度は時間帯や場所によっても変わるため一概には言えませんが、トーンモバイルは10Mbps前後であることが多いようです。
やや他の格安SIMより速度は遅いと言えます。
トーンモバイルのスピードテストやってみたが速度は遅かった。自宅の中はMNO4社の電波が悪いので外で試さないと駄目かも。最低でも300kbps出て欲しい。
真鯒 (@hachiryu777) April 8, 2024
見守り機能が充実してるから、娘だけトーンモバイルだったんだけど、通信速度があまりにも遅いし、iPhoneにしてからは探す機能で十分になったから解約→親と同じ大手に乗り換え
モバイル通信足りるかな?ぱん?? (@pandaichi724) May 29, 2023
まさにうちトーンモバイル!Googleファミリーリンクの他に端末で細かに禁止設定できて良さげだよ?回線は激重で使い物にならないらしくそこがまた良き?
もー@2024Y中受終了 (@moucha2020) February 26, 2024
速度は遅めですが、子供用のするなら遅い方が使用用途が限られるので良いという意見もありました。
高速通信を求める方には不向きですが、お子様用やあまりデータ通信を使わない方はそれほど不便なく使うことができるでしょう。
また、外でたくさん動画を見せたくないという保護者にとってはメリットでしょう。
スマホの設定が面倒
トーンモバイルでロイロノートを使うのに面倒だったのでメモ。TONE e21で「インターネット」以外のブラウザは制限。なので、次の3条件が必要。TONEファミリーから該当端末の「TONEの設定」を開き、(1)Chrome=許可、(2)ロイロT=許可、(3)あんしんインターネット以外のブラウザを制限する=オフ。
機械太郎( KikaiTaro ) (@KTaro) November 23, 2022
息子の トーンモバイル端末で電話発信制限をかけるのに面倒だったので整理。TONEファミリーのウェブ設定画面で、TONE IP電話=許可、電話=無効、電話サービス=無効にして、端末のホーム画面「Teen」で「つくれる」から相手先電話番号を登録(音うるさい)。
機械太郎( KikaiTaro ) (@KTaro) November 6, 2022
トーンモバイルは子ども用スマホとしていろいろ制限をかけられるメリットがある反面、制限がかかり設定が難しい面もあるようです。
設定するのは大変かもしれませんが、子どもが簡単に解除できないメリットにはなりそうですね。
トーンモバイルのデメリット5個
つぎは、どんなデメリットがあるかも事前に確認しておきましょう。
契約以外のプランではSIMを差し替えても使えない
トーンモバイルでは、Android端末とiPhoneが利用できますが、それぞれプランが分かれています。
例えば、端末を変更したりする際は契約以外のプランではSIMを挿しかえても利用できないので注意しましょう。
トーンモバイルでは、60歳以上の方を対象としたシニア割があり、通信量300MB以下なら最大1年間月額基本料金0円です。
シニア割はTONE for Androidプラン限定のサービスです。
プランによって見守り機能が異なる
見守り機能の「TONEファミリー」もそれぞれのプランで利用できる機能が違います。
TONEファミリーの利用できる機能の違い
機能 | Android | iPhone |
---|---|---|
居場所確認 | ○ | ○ |
ジオフェンス機能 | ○ | ○ |
ジオロック機能 (特定の場所での端末ロック) | ○ | × |
アプリごとの利用制限 | ○ | ○※1 |
アプリごとの利用時間帯制限 | ○ | ○※2 |
端末時間制限 | ○ | × |
ホーム画面の変更・固定 | × | × |
家族サポート | ○ | × |
安心インターネット | ○ | ○ |
バッテリー状況の通知 | ○ | ○ |
動画チケットの購入通知 | ○ | ○ |
歩きスマホ警告 | ○ | ○ |
エアノック | × | × |
ライフログ通知 | ○ | ○ |
ゆるやか見守り | ○ | ○ |
TONE Care通知・予約取得 | × | × |
TONE Coin利用通知 | × | × |
追尾モード | ○ | ○ |
グループ制限 | ○ | ○ |
※1 特定アプリのみ通信利用を制御します。アプリはホーム画面から消えませんが、通信ができない状態となります。加えて、スクリーンタイムの「コンテンツとプライバシーの制限」よりレーティングを設定いただくことで年齢に合わせた利用制限が可能です。
※2 特定アプリのみ、指定された時間の通信を制御します。アプリはホーム画面から消えませんが、通信ができない状態となります。
AndroidプランとiPhoneプランを比較すると、Androidプランの方が利用できる機能が多いです。
例えば、家族サポート、端末の時間制限等は、Androidにはありますが、iPhoneにはない機能です。
しかし、見守り機能としてニーズの高い居場所確認。アプリごとの利用制限*1、複数のアプリをグループにして、一括で管理できる便利な機能。不適切画像の自画撮りを検知し、保護者に通知してくれるTONEカメラ機能は、Androidプラン、iPhoneプランともに利用できます。
Androidは該当機種が限られている
2024年2月から好きなAndroid端末が選べるようになりましたが、該当機種(モデル番号)は限られています。
基本的には、ドコモに対応しているAndroidは利用できます。
Androidの対象機種は、事前にトーンモバイル動作確認済み端末で確認するようにしましょう。
なお、iPhone端末はiPhone6s以降(iOS15以降)が利用可能です。
- docomo版iPhone
- SIMフリー版iPhone
- SIMロック解除済みのau版iPhone
- SIMロック解除済みのSoftBank版iPhone
Androidはやや該当機種は限られますが以前と比較すると、専用端末のみでトーンモバイルの契約を諦めた方にとっては朗報ですね。
トーンモバイルのメリット6個
デメリットを先に紹介しましたが、トーンモバイルのメリットも見ていきましょう。
※動画は1GB/月まで月額基本料金内で視聴可能。
1GBを超える視聴には、動画チケット(330円/1GB)の追加購入が必要。
動画以外インターネット使い放題*で月額基本料金1,100円
まだまだ知名度の低いトーンモバイルですが、動画以外インターネット使い放題で月額基本料金1,100円は破格ですよね!
トーンモバイルなら月額基本料金1,100円の1プランだけなので、迷うこともありません。
動画は1GBまでしか利用できませんが、それ以上利用したい場合は1GBあたり330円の動画チケットを購入する必要があります。
普段動画はWi-Fi環境下のみで見ている方や、外出時に動画を見る際は事前にダウンロードしているという方ならあまり困らないでしょう。
子どもの見守りに特化している
トーンモバイルでは見守り機能のオプション「TONEファミリー」を月額308円で提供しています。
- TONEカメラ
AIが裸などの不適切な写真の撮影を自動でブロック(※)し、検知した後に保護者へ通知が送信される
※不適切写真のブロックは、AIによる判定のため、100%防ぐことを保証する機能ではありません。 - 居場所確認
GPSでいつでも居場所を確認できる - アプリ制限
スマホ全体、または特定のアプリごとに利用禁止の時間を30分単位で細かく設定することできる - Oneファミリー
家族専用のチャットアプリで「SNSいじめ」を未然に防ぐ
この他にも遠隔設定機能や、歩きスマホを検知して防止する機能などがあり、子どもに持たせるスマホとしてトーンモバイルが選ばれるのもうなずけますね。
保護者が子どものスマホを制限できることには、高評価な口コミも多かったです。
トーンモバイル優秀です。アプリ制限など保護者が管理出来るのでオススメです
@エスト (@koolina1980) March 6, 2024
うちはトーンモバイル使ってました。親がガチガチに制限できるので不安なかったです。中学生になったら卒業してワイモバにしました(家族割)。
あかたろ????turn @幕張4/20,21 (@akataro_) November 3, 2023
小学生の三男スマホデビューに、トーンモバイルにした
オリジナルAndroid版がより子供の見守り機能が充実している子供にもプライバシーはあるって話で
検索履歴や画面のモニタリングできる事をちゃんと教えた
いまのところ、ゲームのダウンロード依頼しか来ない美里泰正@住宅・不動産SaaSのDigima (@yasumasa_misato) February 5, 2023
新機能で「SNSいじめ」を未然に防ぐ
トーンモバイルのTONEファミリー専用アプリから、AIによってSNSの危険度を判断する新機能を2025年春にリリース予定です。
SNSによる誹謗中傷やネットのいじめなどのトラブルになりそうなメッセージを見つけたら、保護者に通知する機能です。
ネットでのトラブルは表面化しにくくわかりづらいため、新機能が搭載されれば、より安心して子どもにスマホが持たせられますね。
フリービットは、AIシステム「freebit Edge LLM」を開発し、家族向け見守りサービス「TONEファミリー」と連携させて子どものSNS利用の危険度を判断するテクニカルプレビューを公開した。このAIはスマートフォンに送られてきたSNSの通知テキストを分析
ぶちくま@新潟ブロガー (@buchikumasun) March 21, 2024
60歳以上がお得に使える
トーンモバイルの見守り機能は、利用者に合わせて設定を変更もできます。
子どもだけでなく、シニア向けのサービスもあります。
また、60歳以上なら月のデータ通信量が300MB未満の場合、1年間基本料金無料で利用できるというシニア割が用意されています(Androidプラン限定)。
トーンモバイル契約した。いろいろ制限はあるけど60歳は1年間無料。楽天モバイルはまだまだ建物の中だと圏外になる事もあるのでプラチナバンド始まって安定するまでの保険。トーンモバイルの端末はもう新しいの出ないのかな?
真鯒 (@hachiryu777) April 8, 2024
オンライン申し込み可能
トーンモバイルではオンラインと店舗での両方で申し込みが可能です。
実店舗では、ドコモと一部のカメラのキタムラで申し込みできます。
申し込み可能な店舗は、全国に約2,000店舗とサポート体制が充実しています。
店頭にて申し込みしたい方は、事前に電話かWebで来店予約しておけば、スムーズに手続きできますよ。
今日のドコモショップでの契約内容変更…
次女のトーンモバイルはカメラのキタムラで契約しているから、ドコモでは手続きできないらしく、結局何も出来ずに帰ってきた?
さっき思い出したからネットで手続き済ませたけど、それなら出掛けなくて良かったなと?聖 (@sei_rado) March 24, 2024
トーンモバイル、ドコモショップで契約できるようになったのか!それは嬉しい!?
くだまき (@kuda_maki) March 9, 2023
Vポイントかdポイントが貯まる
トーンモバイルはVポイントかdポイントを貯めることができます。
- Vポイント:カメラのキタムラ、TSUTAYAで契約した場合
ポイントを貯める◯、ポイントをつかう× - dポイント:トーンモバイル公式オンラインストア、ドコモショップで契約した場合
ポイントを貯める◯、ポイントをつかう○
貯めたポイントをつかうことができるのはdポイントのみなので、ポイントの利用もしたい方にはドコモでの契約がおすすめです。
契約方法で、貯めることができるポイントが変わるので貯めやすい方を選んでみてくださいね。

トーンモバイルの料金プラン
前章でも触れましたが、トーンモバイルの料金プランはひとつだけ。
ここからは、初期費用や手数料など料金プランをさらに詳しく紹介します。
トーンモバイルの初期費用
トーンモバイルでは契約事務手数料が3,300円、SIMカード手配料が433円、合計3,733円かかります。
初期費用は、Androidプラン、iPhoneプランのどちらも同じです。
トーンモバイルの月額料金
トーンモバイルは月額基本料金1,100円で、動画視聴以外のLINEやX、メール、Web閲覧など動画以外のインターネットが使い放題です。
動画視聴は1GBまでですが、追加で見たい場合は別途1GB330円でチケットを購入しましょう。
動画チケットの利用例
動画チケットは専用のアプリから、月9枚まで購入できます。
トーンモバイルのお得な動画クーポン
トーンモバイルでは、モバイルデータ通信での動画視聴に必要な動画チケットが10GB(3,300円相当)増量されるクーポンを下記リンクから発行しています。
通常は毎月1枚使える動画チケットは1GB(330円)分ですので、かなりお得になっています。
クーポンで受け取った動画チケットの有効期間は契約後6ヶ月間ですので、受け取り後の期限切れに注意してください。
トーンモバイルの解約金
トーンモバイルは旧プランには最低利用期間24ヶ月が設定されており違約金が発生していましたが、
2024年2月から開始された新プランは最低利用期間・違約金はありません。
トーンモバイルの速度
トーンモバイルの速度は、口コミでは他社よりも遅いと言われていますが、実際の通信速度はどうでしょうか。
実際にユーザーが利用した通信速度の比較ができる「みんなのネット回線速度」で平均速度をみてみましょう。
トーンモバイルの平均速度
項目 | 測定結果 |
---|---|
平均ダウンロード速度 | 63.11Mbps |
平均アップロード速度 | 12.79Mbps |
平均Ping値 | 47.2ms |
測定件数 | 39件 |
データ引用元:みんなのネット回線速度(みんそく)|2024年12月12日
スマホのダウンロード速度は、10~30Mbpsあれば問題なく動作すると言われています。
トーンモバイルの平均ダウンロード速度は、約60Mbpsと普段使いでは十分な速度です。
トーンモバイルの時間帯別の平均速度
時間帯 | 下り | 上り | Ping |
---|---|---|---|
朝 | 62.85Mbps | 12.7Mbps | 53.41ms |
昼 | 20.35Mbps | 9.8Mbps | 50.04ms |
夕方 | 132.06Mbps | 4.15Mbps | 54.2ms |
夜 | 71.73Mbps | 12.25Mbps | 45.26ms |
深夜 | 20.11Mbps | 4.77Mbps | 48.0ms |
データ引用元:みんなのネット回線速度(みんそく)|2024年12月12日
時間帯別の平均速度では、昼間や夜間の混み合う時間帯の速度は通信速度が落ちてしまうようです。
特に動画視聴やゲームはフリーズしストレスに感じるかもしれませんね。
動画視聴したい場合は事前にWi-Fi環境でダウンロードし対策をとる必要があるでしょう。
トーンモバイルを実際に使ってみた正直レビュー
評判・口コミをみても、実際に使うまでわからない…と心配に感じている人もいることでしょう。
そこで、ひかりチョイス編集部メンバーがトーンモバイルを実際に使って正直にレビューします!
こんなところが便利・ここは不便などを解説していくので、ぜひチェックしてみてください。
トーンモバイルの機能
トーンモバイルの1番の特徴は、子どもやシニアへ向けた「見守り機能」でしょう。
有料オプションのTONEファミリーオプション(月額308円)に加入することでさまざまな機能を利用できます。
見守り機能を実際に使用してみたレビューをまとめていきます。
チャット機能
トーンモバイルで見守り機能を利用するには専用アプリである「Oneファミリー」を使用します。
家族とのチャットを別アプリを入れることなく、Oneファミリーアプリ1つで行うことができます。
見守り対象との個別チャットの他に、家族でのグループチャットも可能なため、その他チャットアプリと同じ感覚で使うことができます。
後述の位置情報確認もこのチャットを介して利用するため、設定しておきたい機能の1つです。
位置情報確認(#いまどこ)
位置情報確認では、チャット画面の上部にあるアイコンをタップすることで、見守り対象者の位置情報を確認することができます。
「ジオフェンス」では学校や習い事の場所を登録することで、登録地の出入りを通知されるよう設定できます。
かなり正確な位置が表示されるので、見守り対象者が1人で行動するときも安心です。
無料通話
Oneファミリーアプリ同士では、5分間の無料通話をすることができます。
非常にわかりやすかった点が、残りの無料通話時間が常に画面に表示されている点です。
何分通話したかわからない…とならないため、無駄に通話料を支払うこともありません。
トーンモバイルを使ってわかったメリット・デメリット
- さまざな機能をOneファミリーアプリ1つで利用と設定ができる
- アプリの利用制限で安心
- トーンモバイルのスマホでなくても使える
トーンモバイルを実際に利用してみて感じたのは、たくさんある見守り機能がOneファミリーアプリから一括で利用できるのが非常に便利、ということです。
また見守り対象者のアプリのインストールやチャットメンバーの追加などは、管理者が許可することで可能になるため、危険なアプリのインストールや知らない人との接触などを防ぐことができます。
またインストールしたアプリにも利用制限をかけることができるため、使いすぎの心配もありません。
- 設定方法が複雑でわかりにくい
- 通信速度はあまり期待できない
- Wi-Fiにつながっていないと動画1GB/月
しかし、デメリットも存在します。
1番に感じたのは、設定方法の複雑さです。
たくさんの機能があるからこそのデメリットですが、直感的に使うことが難しく、アプリの設定に慣れていない方は使いこなすのに時間がかかりそうです。
また通信速度もあまり期待できないでしょう。
ひかりチョイス編集部のオフィスで計測しましたが、あまり期待できる速度は出ませんでした。
ひかりチョイス編集部での通信速度(東京都港区・ビル14F)
ただ、Webサイトの閲覧などであれば不便を感じることなく利用できたので、大きなデータのやりとりなどがなければ、日常生活に困ることは少ないでしょう。
料金プランの章でも解説しましたが、モバイルデータ通信の場合、動画視聴には「動画チケット」が必要です。
無料で使えるのは1GB/月までなので、外出先で動画を見ることが多い人には向かないでしょう。

トーンモバイルと他格安SIMを比較
トーンモバイルと同程度の基本料金の他社格安SIM2社と比較してみましょう。
格安SIM | 月額料金 | データ量※各社HPより | 平均通信速度 | 子どもに特化したサービス |
---|---|---|---|---|
トーンモバイル![]() | 1,100円 | 動画以外インターネット使い放題 ※低速 | 63.11Mbps | TONEファミリー 月額308円 |
LINEMO![]() | 990円 | 3GB | 57.96Mbps | セキュリティパック(L) 月額660円 |
IIJmio![]() | 990円 | 5GB | 54.7Mbps | みまもりパック 月額550円 |
データ引用元:みんなのネット回線速度(みんそく)|2024年12月12日
※動画は1GB/月まで月額基本料金内で視聴可能。
1GBを超える視聴には、動画チケット(330円/1GB)の追加購入が必要。
- 速度重視ならLINEMO
LINEトークやLINE通話が無料、あんしんフィルターが無料 - 料金重視ならIIJmio
2GB月額850円から利用できる、みまもりパックもあり - 見守り機能重視ならトーンモバイル
保護者がさまざまな制限をかけられる
速度重視ならLINEMO
LINEMOは3GBなら月々990円で利用でき、LINEギガフリーによってLINEトークやLINE通話が無料になります。
LINEを使って連絡を取りたい人は、データ消費を気にせず使えるためおすすめです。
また、学生でも安心して使える月額料金無料のあんしんフィルターと月額料金660円セキュリティパック(L)あります。
セキュリティパックに加入すれば、危険なサイトやWi-Fiへ接続前に警告してくれますが、制限をかけたりはできません。
料金重視ならIIJmio
IIJmioは、データ容量は2GB月々850円から利用可能で、料金プランの数が多いです。
子どもの使い方に応じてデータ容量の選択ができるため、家計に優しく魅力的ですね。
IIJmioは端末とセットキャンペーンの開催が多くタイミングが合えば本体代金110円から購入できるため、スマホ購入と同時に契約したい方におすすめです。
また、学生向けのフィルタリングは、ウィルスバスター モバイル月額版とiフィルター for マルチデバイスをセットにしたみまもりパックがあります。
単体で利用すると月額671円ですが、セットだと121円安くなり月々550円で利用できます。
みまもりパックは、アプリケーションの利用制限をしたり、お子様のスマホ利用の管理もできます。
見守り機能重視ならトーンモバイル
通信速度や月額料金の比較では、トーンモバイルより他社の方が速かったり安いです。
ただ、見守り機能重視ならトーンモバイルが様々な制限をかけることができます。
実際に制限のかかったスマホを利用した口コミでも、制限がしっかりかかり自由な使い方はできないようです。
トーンモバイルってとこでシム契約したんだけど見守り機能もりもりで安心そう
ちかりん (@chikarin_3939) November 26, 2024
うちはトーンモバイルのandroidのスマホ
家に着くと自動メール
学校についても自動メール
アプリごとに時間制限つけられ
自撮りも制限つき
歩きスマホも警告つき
スマホ自体の使用時間も制限つき
ネットも制限つきまくり
アプリは親のスマホからの許可しないと入れられない!
スマホ自体も安いよみるたんく@ (@pinacoladan_mio) March 21, 2024
初めてお子様にスマホを持たせる方には安心のサービスになります。
【結論】トーンモバイルはどんな人におすすめ?
ここまでトーンモバイルについて、メリットとデメリットの両方を見てきました。
それらを踏まえて、どんな人におすすめできるかをまとめました。
自分に当てはまるかどうか、ぜひ確認してみてくださいね。
トーンモバイルがおすすめな人
トーンモバイルがおすすめな人の特徴はこのようになります。
- スマホを初めて持つ子ども
- 見守り機能を重視したい保護者の方
- スマホでデータ通信をあまり利用しない方
- iPhoneユーザーがお試しに
- スマホをあまり使わないシニアの方
トーンモバイルは見守り機能に力を入れているので、初めてスマホを持つ小学生などにおすすめできます。
月額基本料金も1,100円で動画以外インターネット使い放題*ですから、子どもがスマホを使いすぎて料金が高額になった!という心配もありません。
※動画は1GB/月まで月額基本料金内で視聴可能。
1GBを超える視聴には、動画チケット(330円/1GB)の追加購入が必要。
また、iPhoneなら、ドコモ版とSIMフリー版のほか、au版とソフトバンク版も使えます。
たとえば、保護者がドコモ回線以外でもiPhoneならSIMロック解除しておけばトーンモバイルにて契約可能です。
トーンモバイルではAndroidプランに限り、60歳以上の契約者を対象に月額基本料金が最大1年間0円になるシニア割もあります。
月間通信量が300MB未満の場合と制限はありますが、普段からあまりスマホを使わず、たまにメールやWeb検索をする程度であれば条件に合う方もいるでしょう。
トーンモバイルがおすすめ出来ない人
定額で使い放題、見守り機能が豊富などメリットも多いトーンモバイルですが、やはり万人におすすめできるわけではありません。
ここではトーンモバイルがおすすめできない人の特徴を挙げます。
- 動画をたくさん見る人
- 使いたいAndroid端末がある人
- 速度重視の人
- 完全かけ放題を使いたい人
- 見守り機能が必要ない人
トーンモバイル最大のメリットが「月額基本料金1,100円で動画以外インターネット使い放題*」ですが、残念ながらこの中に動画の視聴は1GB分しか含まれていません。
※動画は1GB/月まで月額基本料金内で視聴可能。
1GBを超える視聴には、動画チケット(330円/1GB)の追加購入が必要。
1GB以上動画を視聴する場合は動画チケットを購入する必要があり、1ヶ月で9回(9GB)までしか購入できないので、それ以上動画を見ている人にはおすすめできません。
さらに、残念ながらトーンモバイルは他の格安SIMと比較しても回線速度が遅いことが多いようです。
普段から速度を重視している人やスマホのヘビーユーザーにとっては、いくら使い放題とは言っても速度の遅さでイライラしてしまうかもしれません。
またトーンモバイルでは、利用できるAndroid端末が増加中です。
今使っているAndroid端末をそのまま使いたい人や、機種にこだわりのある人は別の格安SIMを検討しましょう。
トーンモバイルでよくある質問
ここからは、トーンモバイルを契約前に知っておくといい、よくある質問をまとめました。
スタッフサポートは受けられますか?
電話番号:050-7300-6773
受付日時:10:00~19:00(年中無休)
TONE電話からかければ通話料も無料です。
トーンモバイルを月中契約したら日割計算になる?
トーンモバイルはどこの国の会社?
トーンモバイルはどのiPhoneに対応している?
トーンモバイルにて対応しているiPhoneは以下のとおりです。
- iPhone SE(第1世代)/SE(第2世代)/SE(第3世代)
- iPhone 16/16 Plus/16 Pro/16 Pro Max
- iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Max
- iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max
- iPhone 13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max
- iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max
- iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max
- iPhone X
- iPhone XR
- iPhone XS/XS Max
- iPhone 8/8 Plus
- iPhone 7/7 Plus
- iPhone 6s/6s Plus
au版とソフトバンク版iPhoneは、SIMロック解除済みの端末に対応しています。
ドコモ版とSIMフリー版は、SIMロック解除不要で利用可能です。
トーンモバイルで電話はできますか?
トーンモバイルの電話は、通常の090・080・070から始まる電話番号と050から始まるIP電話に対応しています。
トーンモバイルの申し込み方法
トーンモバイルでは、下記の3つの方法にて申し込み可能です。
- トーンモバイル公式サイト
- ドコモショップ
- 一部のカメラのキタムラ
トーンモバイルでは、自宅からかんたんに申し込めるトーンモバイル公式サイトにてオンライン申し込みが可能です。
Androidをご検討の場合は、動作確認済み端末と本人確認書類を忘れずに準備してくださいね。
TONE for Androidプランでは、TONE端末を除く動作確認済み端末でご利用可能です。
動作確認済み端末はこちらで確認できます。
手続きが不安な方は、ドコモショップまたはカメラのキタムラにて申し込みしましょう。
トーンモバイル公式サイトからドコモショップの来店予約やカメラのキタムラの店舗検索もできます。
トーンモバイルの評判を調査したまとめ
本記事では、トーンモバイルの評判やメリット・デメリットについて解説しました。
- 通信速度は他社と比べて遅いことが多い
- 子どもの見守り機能に高評価な口コミが多い
- 保護者が制限や管理がしっかり行える
- 動画以外のデータ使い放題が好評
- あまりスマホを使わないシニアがお得に使える
トーンモバイル最大のメリットは、月額基本料金1,100円で動画以外インターネット使い放題*な点でしょう。
※動画は1GB/月まで月額基本料金内で視聴可能。
1GBを超える視聴には、動画チケット(330円/1GB)の追加購入が必要。
TONE for Androidプランでは、TONE端末を除く動作確認済み端末でご利用可能です。
動作確認済み端末はこちらで確認できます。
また、見守り機能も充実しているので子どもを持つ親にも人気です。
子どもに持たせる初めてのスマホとして、トーンモバイルはおすすめの選択肢ですよ。