NURO光とドコモ光の違いを比較｜10Gの速度・料金を解説

戸建て向け｜1〜2ギガプランの料金を比較

NURO光とドコモ光で戸建て向けの1〜2ギガプランの月額料金を比較して紹介します。

NURO光とドコモ光の料金比較

最大通信速度が1〜2ギガプランの料金を比較するとNURO光の3年契約プランが月額5,200円と最も安いです。

ドコモ光は、3年契約プランがないこともありますが、月額料金ではNURO光と比較すると割高に見えるでしょう。

しかし、ドコモのスマホを利用している方は、セット割引で1回線あたり毎月最大1,100円割引が適用されるため、ドコモ光もお得に利用できます。

最大通信速度については、NURO光が2ギガに対し、ドコモ光は1ギガのため、最大通信速度についてはNURO光の方が優れています。

戸建て向け｜10ギガプランの料金を比較

NURO光とドコモ光で戸建て向けの10ギガプランの月額料金を比較して紹介します。

NURO光とドコモ光の料金比較

戸建て向けの10ギガプランで最も安く利用できるのは、月額5,700円で利用できるNURO光の3年契約プランです。

契約期間の縛りがないプランの場合は、ドコモ光の方が月額270円安く利用できるため、短期で利用したい方はドコモ光も検討してみましょう。

とはいえ、短期解約で解約金を支払っても5,000円程度のため、3ヶ月以上利用する方は契約期間付きのプランが結果的にお得です。

マンション向け｜1〜2ギガプランの料金を比較

NURO光とドコモ光でマンション向けの1〜2ギガプランの月額料金を比較して紹介します。

NURO光とドコモ光の料金比較

マンション向けの1〜2ギガプランでは、NURO光が最も安いです。

契約期間の縛りもないため、解約時の違約金の心配もありません。

しかし、NURO光の回線設備が導入されている建物がそこまで多くないため、対象の方が限られてしまうデメリットがあります。

NURO光の回線設備がなく戸建てプランで契約することになった場合は、ドコモ光の2年契約の月額4,400円の方が安いです。

また、ドコモのスマホを利用している方は、セット割引で1回線あたり毎月最大1,100円割引が適用されるため、ドコモ光もお得に利用できるでしょう。

マンション向け｜10ギガプランの料金を比較

NURO光とドコモ光でマンション向けの10ギガプランの月額料金を比較して紹介します。

NURO光とドコモ光の料金比較

マンションタイプの10ギガプランでは、NURO光が毎月4,400円で利用できます。

NURO光のマンションプランは10ギガプランのある光回線の中でも圧倒的な安さですが、提供エリアが狭く、利用できない地域も多いです。

料金だけで見ればNURO光の方が安いので、お住まいの建物で設備が導入されていればNURO光がおすすめです。

ドコモ光はフレッツ光の回線設備を利用した光コラボのため、10ギガが利用できるエリアは多いです。

NURO光とドコモ光の初期費用・解約金を比較

初期費用・工事費を比較

NURO光とドコモ光の事務手数料などの初期費用や工事費用を比較してご紹介します。

NURO光とドコモ光の初期費用・工事費を比較

光回線	NURO光		ドコモ光
住居タイプ	戸建てタイプ	マンションタイプ	戸建てタイプ	マンションタイプ
契約事務手数料	3,300円		3,300円
工事費用	44,000円 実質無料！		22,000円 無料！
合計	3,300円	3,300円	3,300円	3,300円
詳細	申込サイト	申込サイト	申込サイト

どちらの光回線も工事費用は、キャンペーンで実質無料or無料で契約事務手数料の3,300円の初期費用のみです。

実質無料とは、工事費用を36回払いにし、毎月分割代金と同額の割引をすることで実質費用が0円になるよう調整されています。

NURO光は36ヶ月以内に解約した場合は、割引のみ終了し工事費用の残債支払いが必要な点はデメリットといえるでしょう。

対して、ドコモ光の工事費用は、実質無料ではなく「完全無料」のキャンペーンのため、分割にする必要や解約時の残債支払いもない点が強みです。

解約金を比較

NURO光とドコモ光を解約した際の費用を比較してご紹介します。

NURO光とドコモ光の解約金を比較

光回線	NURO光		ドコモ光
住居タイプ	戸建てタイプ	マンションタイプ	戸建てタイプ	マンションタイプ
解約違約金 3年契約の場合	2ギガ：3,850円 10ギガ：4,400円	契約期間なし	-	-
解約違約金 2年契約の場合	2ギガ：3,740円	契約期間なし	5,500円	4,180円
詳細	申込サイト		申込サイト

契約期間のあるプランを契約している場合、NURO光もドコモ光も契約期間中の解約は「解約違約金」がかかります。

光回線の解約違約金は、月額料金1ヶ月分程度までとされているため、月額料金が安いNURO光の方が安いです。

しかし、NURO光で工事費用を分割している場合、36ヶ月以内に解約すると工事費用の残債を支払う必要があるため注意しましょう。

NURO光とドコモ光の割引後の料金を比較

NURO光とドコモ光のキャッシュバック金額を加味した実質料金を比較してご紹介します。

NURO光の割引後の料金

ドコモ光の割引後の料金

全て表示

2024年6月時点で実施されているキャンペーンのキャッシュバックを加味した場合、2年間でも3年間の利用でもNURO光が安く利用できます。

NURO光は、基本料金が安いだけでなく特設ページ限定の60,000円の高額キャッシュバックが強みといえるでしょう。

しかし10ギガプランでは、ドコモ光の最大6ヶ月間月額500円で利用できるキャンペーンがあり、実質料金はかなり安くなります。

10ギガプランを検討している方は、ドコモ光もおすすめです。

本記事の算出方法では、スマホセット割の適用は加味されていないため、スマホと光回線を下記の組み合わせで利用する方は更に安くなります。

スマホセット割が適用される組み合わせ

• NURO光×「ソフトバンク」or「NUROモバイル」
• ドコモ光×「eximo」or「irumo」

上記以外のスマホや格安SIM回線を利用している方は、実質料金が安いNURO光を選ぶとお得に利用できるでしょう。

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NURO光とドコモ光の速度(平均実効速度)を比較

NURO光とドコモ光の平均実効速度を比較してご紹介します。

NURO光とドコモ光の平均実効速度を比較

光回線	Ping値	下り速度	上り速度	測定件数
NURO光	11.22ms	646.95Mbps	630.35Mbps	23,214件
ドコモ光	18.53ms	269.76Mbps	303.73Mbps	56,759件

通信速度引用元：みんなのネット回線速度

Ping値はインターネットの応答速度のことで、数値が小さいほど応答速度が速いということです。

よって、平均Ping値、平均ダウンロード速度、平均アップロード速度の全てにおいてドコモ光よりNURO光の方が上回っていることがわかります。

次にNURO光とドコモ光の平均を時間帯別で比較してみましょう。

NURO光の時間帯別平均

ドコモ光の時間帯別平均

どの時間帯でもドコモ光よりNURO光の方が2倍近い通信速度が出ています。

リモートワークをしている方や、動画配信をよく見る方など通信速度を重要視する方は、ドコモ光よりNURO光が良いでしょう。

NURO光とドコモ光の提供エリアを比較

NURO光とドコモ光の提供エリアを比較してご紹介します。

NURO光とドコモ光の提供エリア

光回線	提供エリア
NURO光	【北海道・東北】 北海道、宮城、福島、山形 【関東】 東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬 【東海】 愛知、静岡、岐阜、三重 【関西】 大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良 【中国・九州】 広島、岡山、福岡、佐賀
ドコモ光	全国対応

ドコモ光1ギガは、NTTフレッツ光の回線設備を利用した光コラボの一つのため、全国対応で一部エリアを除く全都道府県で提供されています。

現在他社の光コラボを利用している方がドコモ光へ乗り換える場合、工事不要で契約できることが多い点はメリットといえるでしょう。

対して、独自の回線設備を利用しているNURO光は、提供エリアが限られているため、提供エリア外の方は申し込みができません。

NURO光とドコモ光の10ギガ提供エリア

光回線	10ギガ提供エリア
NURO光	【北海道・東北】 北海道、宮城、福島、山形 【関東】 東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬 【東海】 愛知、静岡、岐阜、三重 【関西】 大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良 【中国・九州】 広島、岡山、福岡、佐賀
ドコモ光	【北海道・東北・北陸】 北海道、宮城、新潟 【関東】 東京、神奈川、埼玉、千葉 【東海】 愛知、静岡、岐阜、三重 【関西】 大阪、兵庫、京都、滋賀、奈良

どちらの光回線も対象の都道府県であってもお住まいの地域によって提供エリア外の場合もあるので事前に申し込めるか確認することをおすすめします。

NURO光とドコモ光の開通までの期間を比較

NURO光とドコモ光の申し込みから開通までどれくらいかかるかを比較してご紹介します。

NURO光とドコモ光の開通までの期間

光回線	NURO光	ドコモ光
開通までの期間	戸建て：約1〜2ヶ月 マンション：約1〜3ヶ月	約2週間〜1ヶ月
工事回数	2回	1回

申し込みから開通までの期間が短いのは、約2週間〜1ヶ月で利用開始できるドコモ光です。

ドコモ光は、開通工事の回数も1回(1日)で終わるため、申し込みから開通までのスケジュールも組みやすいでしょう。

NURO光の場合、宅内工事1回・屋外工事1回の合計2回工事が必要で、開通工事だけで2日間かかる点はデメリットといえます。

1回目の工事が完了してから2回目の日程を組むため、開通までの期間も約1〜3ヶ月かかることが多く、早く光回線を利用したい方にはおすすめできません。

NURO光は有料ですが、5,500円のオプションで2回の工事を1日にまとめることもできますよ。

申し込みのタイミングや時期によっては上記の限りではありませんが、ドコモ光の方が比較的早く開通できるでしょう。

NURO光とドコモ光のキャンペーンを比較

NURO光とドコモ光で実施されているキャンペーンを比較してご紹介します。

キャンペーン情報一覧

光回線	NURO光	ドコモ光
キャッシュバック	【特設ページ限定】 戸建て：60,000円 マンション：25,000円	【本サイト限定】 1ギガ：39,000円 10ギガ：57,000円
Wi-Fiルーターレンタル	3か月無料	無料
オプション加入特典	ひかりTV for NURO 12,000円CB増額	ドコモ光テレビ もしくはスカパー！申込みで8,000pt還元
その他の特典	・工事費実質無料 ・設定サポート1回無料 ・開通までレンタルWi-Fi最大2か月無料	・新規工事料無料 ・訪問サポート無料 ・開通までレンタルWi-Fi最大3か月無料
詳細	申込サイト	申込サイト

実施しているキャンペーンは、キャッシュバックの金額や他社からの乗り換え補償など、どちらも豊富です。

ドコモ光のキャンペーンは、工事費が完全無料であることが大きなメリットといえるでしょう。

NURO光に限らず多くの光回線では、実際かかる工事費を分割にし毎月工事費と同額を割り引くことで実質費用が0になる「工事費実質無料」が多いです。

工事費の分割を払い終わる前に解約をした場合、解約時点での工事費の残債を一括で支払う必要があります。

しかし、ドコモ光の工事費は完全無料のため、いつ契約を解除しても工事費を請求されることはない点が強みといえます。

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NURO光がおすすめな人

NURO光がおすすめな人の特徴をご紹介します。

高額のキャッシュバックを受け取りたい人

NURO光ではオプション加入など面倒な条件なく、簡単な手続きで高額のキャッシュバックを受け取れるのも特徴です。

キャッシュバックを回線開通の初期費用に充てたり、月々の利用料金に充てればかなり安く光回線を利用できます。

動画視聴やデータダウンロードで高速回線を使いたい人

「NURO光とドコモ光の平均実効速度を比較」でもわかるように、NURO光はドコモ光や他サービスと比べて通信速度が速いことがメリットです。

オンラインゲームは地域や利用環境によってラグがある口コミも多いですが、日常的にネットを使うだけの人からしたら通信速度の速さを実感できるでしょう。

ソフトバンク・NUROモバイルのスマホを利用している人

NURO光を契約しているとソフトバンクのスマホとセット割を組むことができます。

10回線まで適用され、1回線あたり1,100円が永年割引になるので、家族みんなでソフトバンクを使っているという人には特におすすめです。

また、NUROモバイルユーザーも12カ月間という期限つきではありますが、毎月1,100円割引になります。

VSプランを選べばスマホ料金が実質無料になるのでとてもお得です。

ソフトバンク、NUROモバイルユーザーはぜひNURO光をご検討ください。

ドコモ光がおすすめな人

ドコモ光がおすすめな人の特徴をご紹介します。

ドコモのスマホを利用している人

ドコモのスマホを利用している人なら、ドコモ光とセット割を組むことで永年1,100円割引になります。

割引額はソフトバンクの「おうち割光セット」と同額ですが、ソフトバンクは10回線までなのに対し、ドコモ光セット割は20回線まで適用されます。

離れて暮らす家族でも、主回線から三親等以内の家族なら誰でもファミリー割引のグループを組むことができます。

また、法律上の結婚だけでなく、事実婚や同性のパートナーも家族としてみなされます。

工事費を完全無料にしたい人

ドコモ光では工事費が実質無料ではなく完全無料なのもおすすめのポイントです。

実質無料の場合は、割賦を払い終わる前に解約してしまうと、工事費の残債が一括で請求されます。

しかし、ドコモ光ならもともと工事費が無料なので、契約期間内に解約したとしても工事費を請求されることはありません。

仕事の都合などでお引っ越しの時期が読めない人には工事費が完全無料のドコモ光が安心ですね。

NURO光など他サービスのエリア外の人

NURO光や他の光回線サービスでは、提供エリアが限られているものが少なくありません。

いくら魅力的なサービスだったとしても、自分の居住地がエリア外では意味がないですよね。

その点、ドコモ光はNTT東日本/西日本が提供するフレッツ光を利用した「光コラボレーション」のうちのひとつなので、提供エリアは全国ほぼ100%。

他のサービスがエリア外で利用できなかった、という人はドコモ光がおすすめです。