自宅でインターネット回線を使いたい場合はさまざまな選択肢がありますが、その中でも光回線とホームルーターのどちらかを選ぶのが一般的です。
光回線とホームルータの仕組み的な違い
光回線は光ファイバーを電線から直接部屋に引き込みインターネットをする方法で、ホームルーターはポケット型Wi-Fiと同じでモバイル回線を使ってネットに接続する自宅据え置き型のルーターです。
しかし、それぞれにメリットとデメリットがあるため、どちらを選んでよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、光回線とホームルーターの違いを徹底的に調査!
編集部おすすめのサービスも併せて紹介します。
本記事を参考にして、ぜひ自分の環境に合ったインターネット回線を選んでくださいね。
光回線とホームルーター比較表
項目 | 光回線 | ホームルーター |
---|---|---|
下り平均実効速度 | かなり速い 100〜600Mbps | そこそこ速い 10〜160Mbps |
通信制限 | 無制限 | 無制限 ※一部制限あり |
月額料金 | 2,000〜5,000円 | 2,000〜5,000円 |
工事 | 必要 | 不要 |
利用場所 | 自宅 | 自宅 ※コンセント必須 |
どんな人におすすめ? | ・高画質動画視聴 ・Web会議 ・オンラインゲーム ・大容量のダウンロード | ・工事ができない人 ・引越しなど長期利用が難しい ・簡単なWeb閲覧や動画視聴 |
- 安定性・反応速度・高速通信は圧倒的に光回線が優秀
- ホームルーターは工事不要ですぐ使える点がメリット
- 高額キャッシュバックを適用すればホームルータよりも戸建ての光回線の方が安い
- マンションタイプの光回線はそもそもホームルーターより安い
- ホームルーターは上り速度が遅いのでアップロード作業や配信には適さない
中古スマホEC事業、光回線・格安SIM・WiFiなどのインターネットに関する6つのメディアを運営管理している。
※記事の内容に間違いがあった場合には、へご連絡ください。
※記事内の金額は全て税込み表記となります。
光回線とホームルーターの違いを比較
光回線とホームルーターの主な違いは、次の5つです。
それぞれの詳細を見ていきましょう。
工事費と端末代の違い
工事の必要性の違い
光回線とホームルーターの1つ目の違いは、工事の有無です。
項目 | 光回線 | ホームルーター |
---|---|---|
工事の必要性 | 必要 | 不要 |
光回線を新規に契約する場合は工事が必要になりますが、ホームルーターの場合は工事不要です。
申込状況や時期によっても異なりますが、工事までは平均で数週間から1ヶ月程度かかり、NURO光や電力会社系など独自回線の場合は工事までさらに期間がかかる場合も。
その点、モノが届いてコンセントに差し込めばすぐにインターネットを使えるホームルーターは、待ち時間が少ないメリットがあります。
光回線の工事費とホームルーターの端末代を比較
次に、光回線の工事費とホームルーターの端末代を比較してみましょう。
- 光回線の工事費
・auひかり:41,250円
・NURO光:44,000円
・ソフトバンク光:26,400円
・So-net光プラス:26,400円
・ビッグローブ光:戸建て19,800円/マンション16,500円 - ホームルーターの端末代
・ドコモHOME 5G(HR02):71,280円
・ソフトバンク Air ターミナル5:71,280円
・WiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G L13:27,720円
・Rakuten Turbo 5G:41,580円
光回線の工事費は16,500円~44,000円、一方でホームルーターの端末代は27,720円~71,280円です。
初期費用だけ見れば、光回線工事のほうが安く感じられるかもしれません。
しかし、多くの場合、ホームルーターの端末代と光回線工事代金は24回または36回の分割払いが適用され、この期間中は月額料金から分割払い金相当額が割引されます。
分割払い期間中は実質的に無料で利用できます。
ホームルーター実質無料の例(ドコモ HOME 5G)
項目 | 内容 |
---|---|
端末の分割払い金(①) | 1,980円×36回 |
端末分割払い金相当額の割引サービス 「月々サポート」(②) | ▲1,980円×最大36回 |
合計(①+②) | 0円 |
ただし分割払い期間中に解約すると、未払いの工事費や端末代を一括で請求されるため、注意が必要です。
ドコモ光は最初から工事費0円
分割支払期間の途中で解約するリスクに備えたい方は、最初から工事費0円のドコモ光が最もおすすめです。
工事費残債が発生しないため、2年未満または3年未満で解約しても、工事費を請求されることがありません(※)。
万が一、契約した回線を短期で解約しなければいけない事態になったとしても、ドコモ光であれば安心です。
(※)2年契約プランの場合、解約金の支払いは必要です(戸建て5,500円/マンション4,180円)。
平均実効速度の違い
光回線とホームルーターの2つ目の違いは、通信速度です。
光回線とホームルーターの実効速度・Ping値を比較
光回線とホームルーターの平均実効速度と平均Ping値を比較したものが以下の表です。
項目 | 光回線 | ホームルーター |
---|---|---|
平均Ping値 | 27.2ms | 46.1ms |
平均下り速度 | 357.4Mbps | 127.9Mbps |
平均上り速度 | 360.0Mbps | 22.6Mbps |
Ping値とはサーバーから応答が返ってくるまでにかかる時間のことで、インターネットの応答速度を表す指標です。
このPing値は数値が小さいほど応答速度が速く、サクサク利用できるとされています。
Ping値はホームルーターが46.1msなのに対し光回線は27.2msなので、光回線のほうが反応速度が良く、サクサクと快適に利用できるといえます。
光回線の下りの平均速度は357.4Mbps、ホームルーターは127.9Mbpsであり、光回線の方が約3倍も高速です。
上りの速度は下りよりもかなり差があり、光回線の平均上り速度は360Mbps出るのに対し、ホームルーターは22.6Mbpstと、光回線のほうが約16倍も高速です。
以上を踏まえて、光回線とホームルーターにおけるできることとできないことを以下にまとめました。
光回線とホームルーターでできること・できないこと
項目 | 光回線 | ホームルーター |
---|---|---|
FPSゲーム | ◯ | ✕ |
配信 | ◯ | ✕ |
サイズの大きいファイル (画像や動画など)のアップロード | ◯ | △ |
高画質動画の視聴 | ◯ | ◯ |
Web会議 | ◯ | ◯ |
Webサイトの閲覧 | ◯ | ◯ |
テキストメッセージの送付 | ◯ | ◯ |
FPSゲームでラグなくプレイするにはPing値10ms台が必要で、ホームルーターでは要件を満たしません。
FPSゲームをするなら光回線が必須であり、その中でも低Ping値の高速な回線での利用がおすすめです。
ホームルーターは上り速度が極端に遅いため、配信を行ったり画像や動画などのサイズの大きいファイルをアップロードしたりする作業には適していません。
なおホームルーターであっても100Mbps以上は出るので、Webサイトの閲覧や高画質の映像作品の視聴、Web会議等は問題なく利用できます。
ただし光回線の方がスピードが速いぶん、コンテンツのダウンロード速度が速く、快適に利用できることには違いないでしょう。
速度制限の違い
光回線とホームルーターの3つ目の違いは、速度制限です。
光回線とホームルーターの使用データ量上限の違い
データ量の上限有無 | 光回線 | ホームルーター |
---|---|---|
上限なし | auひかり NURO光 ソフトバンク光 So-net光プラス など | ドコモHOME 5G ソフトバンク Air Rakuten Turbo 5G |
上限あり | - | WiMAX:「プラスエリアモード」は月30GBまで |
光回線は通信容量が無制限です。
ホームルーターの多くも通信容量は無制限ですが、WiMAXではプラスエリアモード利用時が月30GBまでに制限されます。
WiMAX以外のホームルーターでは、光回線と同じく、基本的に通信容量の上限はありません。
ただし光回線と同様に、著しく大量の通信を継続的に行った場合は通信制限がかかる可能性がります。
通常の使用範囲内では問題ありませんが、極端に多くのデータを利用し続ける場合には注意が必要です。
WiMAXのプラスエリアモードとスタンダードモードとは
プラスエリアモードとスタンダードモードの違いは次のとおりです。
項目 | スタンダードモード | プラスエリアモード |
---|---|---|
概要 | WiMAXの標準の通信モード。 以下のうち、一部周波数には対応していない。 ・WiMAX 2+ ・au 4G LTE ・au 5G | プラチナバンドを利用でき、受信エリアを広げられる受信モード。 使用時は1,100円/月かかる。 |
通信容量 | 無制限 | 月30GBまで |
速度制限 | - | 当月末まで「プラスエリアモード」利用時の速度が最大128kbpsに |
プラスエリアモードとは、建物を回り込みやすいプラチナバンドを利用できる受信モード。
ご自宅の電波受信状況が悪い場合、「スタンダードモード」から「プラスエリアモード」に変更することで、電波状況を改善できる可能性があります。
この「プラスエリアモード」利用時は、月30GBまでの制限があり、超過してしまうと通信速度が128kbpsに制限されてしまうので注意が必要。
ホームルーターでWiMAXを選ぶときは、プラスエリアモードの必要性の有無をあらかじめチェックしたいですね。
通信の安定感の違い
光回線とホームルーターの4つ目の違いは、通信速度の安定感です。
通信速度の安定感は、Ping値のゆらぎを示す「ジッター値」によって評価されます。
ジッター値の値が小さいほど、回線は安定しているとされます。
光回線とホームルーターのジッター値を比較
具体的に、光回線とホームルーターのジッター値を比較してみましょう。
項目 | 接続方式 | ジッター値の中央値 |
---|---|---|
光回線 | IPv4接続時 | auひかり:0.75ms NURO光:0.93ms ソフトバンク光:2.06ms |
IPv6接続時 | auひかり:0.84ms NURO光:1.76ms ソフトバンク光:1.49ms |
|
ホームルーター | - | ドコモHOME:21.9ms ソフトバンク Air ターミナル5:9.26ms WiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G L13:9.63ms Rakuten Turbo 5G:14.86ms |
※msはミリ秒(1000分の1秒)
※データ出典元:みんそく
※2023年12月8日15時ごろに各回線の投稿直近10件を抽出し、中央値を算出したもの
光回線のジッター値は0.75~2.06msと非常に低く、回線が安定していることがわかります。
一方、ホームルーターのジッター値は9.26~21.6msと高いため、回線は不安定といえます。
ジッター値とは
ジッター値とPing値の違いは次のとおりです。
項目 | 内容 |
---|---|
Ping値 | サーバーから反応が帰ってくるまでの時間。 値が大きいとゲーム内でラグが起こりやすい。 |
ジッター値 | 複数回計測したPing値における、最大値と最小値の差。 値が小さいほどPing値が安定している。 |
たとえるなら、Ping値は100m走るのにかかる時間で、ジッター値はその人が100mを10回走ったときの最大タイムと最小タイムの差です。
ジッター値が低い場合、通信速度にばらつきが少なく、応答も安定してます。
ジッター値が高い場合は、通信速度にばらつきが見られ、通信が不安定に感じられる可能性があります。
実質料金の違い
光回線とホームルーターの両方で、キャッシュバックキャンペーンが実施されています。
しかし、一般的に光回線のほうがキャッシュバック額が高い傾向があります。
そのため、実質の支払い額を考慮すると、光回線のほうがホームルーターよりも安くなるのです。
光回線の料金は高いイメージがありますが、キャッシュバックのある窓口から申し込むことで、実質的な利用料金を抑えられますよ。
ホームルーターと光回線を迷われている方は、キャッシュバックを考慮して選択することをおすすめします。
光回線とホームルーターの速度を比較
光回線とホームルーターの通信品質を比較し解説します。
平均実効速度を比較
いくつかの光回線・ホームルーターを上げて平均実効速度を比較してみましょう。
回線タイプ | 回線 | 下り速度 | 上り速度 | Ping値 | 測定件数 |
---|---|---|---|---|---|
光回線 | NURO光 | 609.33Mbps | 618.46Mbps | 11.49ms | 25602件 |
auひかり | 514.81Mbps | 519.38Mbps | 14.59ms | 15207件 | |
ソフトバンク光 | 305.65Mbps | 329.54Mbps | 15.53ms | 28832件 | |
ドコモ光 | 260.0Mbps | 275.96Mbps | 19.31ms | 53371件 | |
ホームルーター | ドコモ home 5G (home 5G HR02) | 158.17Mbps | 18.51Mbps | 52.5ms | 11738件 |
WiMAX (Speed Wi-Fi HOME 5G L13) | 150.62Mbps | 24.51Mbps | 44.94ms | 1107件 | |
ソフトバンク Air (Airターミナル5) | 108.35Mbps | 10.52Mbps | 44.12ms | 7428件 | |
Rakuten Turbo | 104.71Mbps | 40.78Mbps | 50.92ms | 191件 |
下り速度・上り速度・Ping値のすべてにおいて、光回線のほうが圧倒的に優秀です。
回線品質を求めるのであれば、光回線を選択すべきといえるでしょう。
時間帯別の平均実効速度を比較
時間帯における平均実効速度の傾向についても比較していきます。
ここでは、光回線ではauひかりを、ホームルーターではドコモ home 5Gをピックアップしてみます。
auひかりの時間帯別平均実効速度
時間帯 | Ping | 下り | 上り |
---|---|---|---|
朝 | 14.37ms | 624.92Mbps | 600.27Mbps |
昼 | 14.05ms | 613.56Mbps | 652.73Mbps |
夕方 | 14.61ms | 545.94Mbps | 585.68Mbps |
夜 | 14.87ms | 513.53Mbps | 585.07Mbps |
深夜 | 13.71ms | 657.48Mbps | 673.16Mbps |
ドコモ home 5Gの時間帯別平均実効速度
時間帯 | Ping | 下り | 上り |
---|---|---|---|
朝 | 44.77ms | 191.4Mbps | 19.89Mbps |
昼 | 53.2ms | 120.72Mbps | 19.28Mbps |
夕方 | 47.54ms | 120.45Mbps | 16.15Mbps |
夜 | 48.47ms | 115.85Mbps | 16.17Mbps |
深夜 | 45.35ms | 287.64Mbps | 27.69Mbps |
データ引用元:みんなのネット回線速度(みんそく)|2024年7月24日
全体的には、どの時間帯でもPing値・下り速度・上り速度はホームルーターよりも光回線のほうが優秀です。
インターネットが遅くなる時間帯は夜間というイメージがありますが、ホームルーターの場合は昼時間帯に最も速度が低下します。
昼休みの時間帯のため、スマートフォンでインターネットに接続する人が増えることが影響しているのかもしれません。
速度に関する評判・口コミを比較
光回線とホームルーターの速度に関する最新の口コミを見ていきましょう。
ドコモ5GホームルーターではFPSはできません。
確かにスピードは速いが、PINGは15~60を反復します。
ただ、メリットは工事が必要ないのと持ち運びができるかつスピードは気にならない。— Watson-Sei🚀 (@watson_sei) March 22, 2023
工事来てもろて、
ついに!
コンセント型WiFiから光回線にしたーー!!
(っ ॑꒳ ॑c)ワクワク
コンセント型色々試して1番WiMAXが安定してて枠でもヘラること1回もなかったけどもどーーしても仕事の時はスピード速い方がええから変えちったぜ😗 pic.twitter.com/Nli57rJHYF— (๑›ᴗ‹)و 𝙮 𝙤 𝙨 𝙝 𝙞 (@yoshispn) November 24, 2023
フレッツ光(左)に比べると1/10ぐらいだけど、WiMAX 5Gも電波がよければ(5Gでアンテナ最大)必要十分に速いとは言える(右)。 pic.twitter.com/mkFKqWNdZP
— emomon (@emomon8) October 31, 2023
網代管理人の家、ネットは、楽天のテザリングで済まそうと思っていたが、7月から光回線にする。なぜなら網代は、wimaxも楽天も上りのスピードがめちゃ遅いから(下りは速い)。ちょっと重いファイルだと、アップするのに凄く時間がかかる。その間、下りも遅くなるから、ストレスなんだよね~
— ウーハ店長 (@cafeuha) June 23, 2023
ホームルーターの送信(上り)の遅さに言及している投稿や、FPSゲームができないという口コミが多く見られました。
FPSゲームやファルのアップロード作業もやれるにはやれるのですが、我慢が必要なレベルなのでストレスが貯まるようです。
ホームルーターはWebサイト閲覧や動画視聴なら快適に視聴できるものの、オンラインゲームを快適にプレイするには少々物足りないレベル。
またせっかくの5G対応モデルであっても、お住まいのエリアによっては性能を最大限活かすことができません。
今回の事故の対策として、家にネット環境を構築してはみたけど諸事情あって光回線引けないからホームルーターにしたんす。死ぬほど遅い。
8GBのデータギガファイルにアップ終わるの来年になるんじゃね?って遅さや!!
僻地すぎて5Gじゃないから仕方がない😭— ろどすけ@ (@road273077) October 24, 2023
ホームルーターは5G掴めないと遅いからねぇ、5G掴むと下手な光回線よりクソ速いんだけど @one
— 🐻さっつん(艦これラバウル提督総理他)⚓️🐈🌸🌷💐🎗🌟💧🐰🤍🖤😈♥︎🍬🐾 (@tshimizu09) April 19, 2023
環境や時間帯によって速度が低下することもあり、一定の容量を超過すると速度を制限されるなど、速度においては何かと懸念材料が多いのも気になるところです。
以上の点から、快適で安定したインターネット環境がほしいなら、断然光回線の方がおすすめです。
光回線とホームルーターの料金を比較
光回線とホームルーターを料金面で比較していきます。
月額料金を比較
光回線とホームルーターの月額料金を比較してみましょう。
回線 | 月額料金 |
---|---|
光回線(戸建て) | 4,700円~5,800円程度 |
光回線(マンション) | 3,600円~4,500円程度 |
ホームルーター | 4,900円~5,100円程度 |
光回線は戸建て向けとマンション向けの2つの料金体系が提供されており、マンションタイプのほうが安い傾向があります。
ホームルーターと光回線のマンションタイプを比較した場合、マンションタイプのほうが月額料金が安く、経済的です。
性能面では光回線の方が優れていますしさらに安いので、光回線のマンションタイプを引ける環境であれば、光回線一択でしょう。
戸建てタイプの比較においては、だいたい同じ、または光回線の方が高い傾向があります。
なお、上記の月額料金は、以下の回線を参考にしています。
回線 | 回線 | 月額料金 | 36ヶ月総額 |
---|---|---|---|
ホームルーター | ソフトバンクAir | 1~6ヶ月目:1,980円 7ヶ月目~:5,368円 | 176,220円 (4,895円/月) |
WiMAX×とくとくBB | 1ヶ月目:1,089円 2~13ヶ月目:3,784円 14ヶ月目~36ヶ月目:4,334円 37ヶ月目以降:5,104円 ※端末代別途 | 177,199円 (4,922円/月) |
|
ドコモ home 5G | 4,950円 | 182,050円 (5,057円/月) |
|
Rakuten Turbo | 1ヶ月目:878円 2~12ヶ月目:1,980円 13ヶ月目~:4,840円 ※端末代別途 | 183,698円 (5,103円/月) |
|
光回線 (マンション) | おてがる光 | 3,608円 (1ヶ月目0円) | 129,580円 (3,599円/月) |
エキサイトMEC光 | 1~12ヶ月目:3,355円 13ヶ月目~:3,850円 | 135,960円 (3,777円/月) |
|
ソフトバンク光 | 4,180円 | 153,780円 (4,272円/月) |
|
ドコモ光 (タイプA) | 4,400円 | 161,700円 (4,492円/月) |
|
光回線 (戸建て) | おてがる光 | 4,708円 (1ヶ月目0円) | 168,080円 (4,669円/月) |
エキサイトMEC光 | 1~12ヶ月目:4,428円 13ヶ月目~:4,950円 | 175,236円 (4,868円/月) |
|
auひかり | 1ヶ月目:0円 2~12ヶ月目:5,610円 13~24ヶ月目:5,500円 25ヶ月目~:5,390円 | 190,500円 (5,292円) |
|
NURO光 | 5,200円 | 195,690円 (5,436円) |
|
ドコモ光 (タイプA) | 5,720円 | 209,220円 (5,812円/月) |
|
ソフトバンク光 | 5,720円 | 209,220円 (5,812円/月) |
※36ヶ月総額は、事務手数料と工事費/端末代、月額料金の総額を合計したものです
実質料金を比較
回線を契約する際に重視したいのは、キャッシュバックとスマホセット割です。
キャッシュバックがあると、一定期間後に一部の料金が戻ってくるため、実質的な支払額は少なくなります。
またスマホセット割を適用すると、スマートフォンと回線を同時に契約する際に割引が適用され、実質的な支払額が低くなります。
キャッシュバックとスマホセット割を反映した実質的な月額費用は、以下のとおり。
回線 | 実質月額料金 |
---|---|
光回線(戸建て) | 2,100円~4,900円程度 |
光回線(マンション) | 2,800円~3,800円程度 |
ホームルーター | 3,300円~4,500円程度 |
キャッシュバックとスマホセット割は光回線とホームルーターのどちらにも適用されますが、キャッシュバック額は光回線のほうが高い傾向があります。
そのためキャッシュバックのある光回線を選べば実質的な支払い額が抑えられ、安く光回線を利用できますよ。
戸建ての光回線の額面上の月額料金はホームルーターと大体同じ、もしくは高いのですが、キャッシュバックを適用すると戸建ての光回線の方が安くなります。
なお上記の実質料金は、以下の回線の特典を参考にしています。
回線種別 | 回線 | 特典(新規契約の場合) | 特典込みの36ヶ月総額 |
---|---|---|---|
ホームルーター | ソフトバンクAir | ・18,000円キャッシュバック ・最大1,100円/月のスマホセット割 | 118,620円 (3,295円/月) |
ドコモ home 5G | ・16,000円キャッシュバック ・最大1,100円/月のスマホセット割 | 124,450円 (3,457円/月) |
|
WiMAX×とくとくBB | ・25,000円キャッシュバック | 152,199円 (4,228円/月) |
|
Rakuten Turbo | ・スマホとセットで20,000ptプレゼント | 163,698円 (4,547円/月) |
|
光回線 (マンション) | ソフトバンク光 | ・30,000円キャッシュバック ・最大1,100円/月のスマホセット割 | 84,180円 (2,338円/月) |
ドコモ光 (タイプA) | ・16,000円キャッシュバック ・最大1,100円/月のスマホセット割 | 106,100円 (2,947円/月) |
|
おてがる光 | - | 129,580円 (3,599円/月) |
|
エキサイトMEC光 | - | 135,960円 (3,777円/月) |
|
光回線 (戸建て) | auひかり | ・最大72,000円キャッシュバック ・最大1,100円/月のスマホセット割 | 79,700円 (2,214円) |
NURO光 | ・60,000円キャッシュバック ・最大1,100円/月のスマホセット割 | 108,900円 (3,025円) |
|
ソフトバンク光 | ・37,000円キャッシュバック ・最大1,100円/月のスマホセット割 | 152,420円 (4,234円/月) |
|
ドコモ光 (タイプA) | ・40,000円キャッシュバック ・最大1,100円/月のスマホセット割 | 129,620円 (3,601円/月) |
|
おてがる光 | - | 168,080円 (4,669円/月) |
|
エキサイトMEC光 | - | 175,236円 (4,868円/月) |
- ※特典込みの36ヶ月総額は、「事務手数料+36ヶ月間の月額利用料+工事費(または端末代)-キャッシュバック額-スマホセット割(最大値×36ヶ月)」から算出しています
- ※スマホセット割は光回線の月額料金の割引ではありませんが、割引額として高額で、光回線の優位性を表す指標となるため計算に入れています。
- ※ポイントでの還元や商品券でのキャッシュバックも割引として追加しています。
- ※乗り換え解約違約金負担は対象者によって金額に差があるため、計算には入れていません。
- ※乗り換え解約違約金負担や工事費無料に関しては、利用者によっては実質料金よりも重要になる場合が有るので注意して確認をしてください。
料金に関する評判・口コミを比較
光回線とホームルーターの料金に関する最新の口コミを見ていきましょう。
ソフトバンクAir お試しして返却。
動画は問題なく見れるけど、携帯アプリダウンロードが遅くてストレス。数ヶ月割引きあれど、月額が光より高いのはモヤる。— よーこ(★´・ω・) (@benibeni817) August 26, 2023
動画視聴をするにはホームルーターより光回線の方がいい。でも光回線は高いからなぁ。特に戸建て月額は高い。月額6千円前後。障害基礎年金でこの金額を負担するのはかなりきつい。
— 青いリンゴ (@xOx9njixRziUK0z) November 30, 2023
今の家は5G来てないし、マンションに光入ってないので高い戸建てプランしかなくて、ホームルーターにするか光通すか悩んでるんだけど、今モバイルWi-Fiだけで普通に使えてるので、このままでいい気がする。充電だけ面倒いんだよね
— 猫型バンダースナッチ (@Bandersnatch005) October 19, 2023
「戸建ての光回線は月額料金が高いと感じる」という声が多く聞かれます。
ただ実際には、キャッシュバックを考慮すると、戸建ての光回線の実質的な支払額はホームルーターよりも低くなります。
ホームルーターと比較検討する際には、キャッシュバックのある光回線を選ぶことで、品質の高い回線を手頃な価格で利用できるでしょう。
【結論】光回線とホームルーターを比較してどっちがいい?
ここまで光回線とホームルーターの違い、速度、料金を見てきました。
結論を述べると、快適にインターネット使いたいのであれば光回線がおすすめです。
とはいえインターネットの使い方や環境次第で左右される部分もあるので、光回線がおすすめ人とホームルーターがおすすめな人の特徴をそれぞれまとめてみました。
光回線がおすすめな人
- 高画質動画視聴やオンラインゲームをする人
- 数GBなど大量のデータをダウンロードする人
- 2年以上利用する人
- 家族など複数人でインターネットを利用する人
安定した速度、容量無制限、通信速度制限なしなど多くのメリットを持つ光回線は、とにかくたくさんインターネットを使う方におすすめです。
仕事で大容量のデータをやりとりしたり、プライベートでオンラインゲームをプレイしたりなど、さまざまなシーンで活躍してくれることは間違いありません。
特に、作業やWeb閲覧などマルチタスクが多いパソコンでの運用は、光回線一択と言っても過言ではないと言えます。
ひかりチョイスの光回線おすすめ3選!
光回線のなかでも当サイトのおすすめは「auひかり」「とくとくBB光」「ドコモ光」の3社です。
光回線 | 月額料金 | 平均実効速度 | キャッシュバック(CB) | おすすめポイント |
---|---|---|---|---|
auひかり | 戸建て:5,390円~ マンション:4,180円~ | 514.81Mbps | 最大82,000円 | 毎月1,100円のスマホセット割引(au・UQ) 各種割引キャンペーンあり 平均実効速度が他社と比べて速い (環境によるものもある) |
とくとくBB光 (GMO光アクセス) | 戸建て:4,818円~ マンション:3,773円~ | 225.44Mbps | 本サイト限定! 全員30,000円CB中! 乗り換えなら40,000円CB オプション加入なら最大25,000円CB増額 | 契約期間&違約金なしでシンプル 工事費実質無料 Wi-Fiルーターレンタル無料 |
ドコモ光 | 戸建て:5,720円~ マンション:4,400円~ | 260.0Mbps | 本サイト限定! 49,000円CB 解約違約金補償で15,000円CB増額 | ドコモ光セット割:月々1,100円割引 他社違約金補償dポイント進呈特典:最大25,000pt 1ギガdポイント:2,000pt 工事費実質無料 Wi-Fiルーターレンタル無料 |
月額料金は表内で「ドコモ光」が最安ですが、選択するプランによっては他社のほうが安くなる場合もあるので事前の料金計算は必ず行いましょう。
平均実効速度は「auひかり」が最も高数値でより速い通信が期待できます。キャッシュバック額も大きいですね。
「ドコモ光」と「auひかり」は、スマホセット割が利用できればさらに月々の負担を減らせます。
「とくとくBB光」はスマホ割がないものの、平均して月額料が安く、キャッシュバック額も3~4万円前後とそれなりに大きいです。
さらに契約期間縛りなし、違約金なし、工事費実質無料と実際にかかる費用がわかりやすいのもおすすめポイントです。
当サイト限定のキャッシュバックもあるので、よりお得に利用したい方はぜひ当サイトからお申込みください。
ホームルーターがおすすめな人
一方、ホームルーターをおすすめできる人の特徴は次の通りです。
- 工事ができない・工事の立ち会いが難しい人
- 光回線がVDSL方式しか選べない人
- 2年以内に転勤や引っ越しの可能性がある人
ホームルーター最大のメリットは、工事不要ですぐに使えることでしょう。
ひかりチョイスのホームルーターおすすめ3選!
ホームルーター | 月額料金 | 平均実効速度 | キャッシュバック | おすすめポイント |
---|---|---|---|---|
ドコモ home 5G (とくとくBB) | 4,950円 | 158.17Mbps | 本サイト限定! 18,000円分のAmazonギフト券 | 現行のホームルーターの中で最も実効速度が速い 提供エリアはドコモと同じ全国 他社解約金還元でdポイント22,000pt進呈 ドコモのスマホセット割がある |
WiMAX (とくとくBB) | 1,089円〜5,104円 | 150.62Mbps | 新規:25,000円 乗換:最大41,000円 | 高額キャッシュバック 月額料金値引きが豊富 最新機種が利用できる |
ソフトバンク Air (とくとくBB) | 1,980円~5,368円 | 108.35Mbps | 最大39,000円 | 独自キャッシュバックの受取方法が簡単 ソフトバンク・ワイモバイルとのセット割あり |
工事が禁止されている賃貸物件や光回線の提供エリア外であっても、モバイル回線の電波が入ればどこでも利用できます。
また、マンションなどで光回線のVDSL方式しか選べない場合、最大100Mbps以上の速度はでないので、ホームルーターの方が速い場合があります。
端末は持ち運びが可能なので、引っ越し先で同じ通信サービスを利用できます。
ただし引越し先で利用を続けない場合、端末の分割払い期間中であれば、残債を支払う必要があります。
転居の可能性がある方にとっては便利なホームルーターですが、解約時の契約条件を理解しておくことが大切です。
工事ができないなどで光回線が使えない環境以外の人は、光回線をおすすめします。
光回線とホームルーター違い比較でよくある質問
光回線やホームルーターに関してよくある質問をご紹介します。
光回線とホームルーターの違いは?
一方ホームルーターはモバイル回線なので、ホームルーターへ届くまでの電波が外部に干渉されて不安定になる場合があります。
通信速度は光回線のほうがホームルーターより平均数百Mbps~数Gbps速いです。
ホームルーターとモバイルルーターの違いはなんですか?
一方ホームルーターはコンセントに繋ぐ必要があり持ち運びできません。
モバイル回線を利用している点は共通ですが、ホームルーターのほうが同時接続台数が多く家族利用に向いています。
光回線とホームルーターの違いまとめ
今回は、光回線とホームルーターの違い、速度・料金の比較、おすすめの光回線&ホームルーターを解説しました。
- 安定性・反応速度・高速通信は圧倒的に光回線が優秀
- ホームルーターは工事不要ですぐ使える点がメリット
- 高額キャッシュバックを適用すればホームルータよりも戸建ての光回線の方が安い
- マンションタイプの光回線はそもそもホームルーターより安い
- ホームルーターは上り速度が遅いのでアップロード作業や配信には適さない
オンラインゲームや大容量のデータをやりとりするなど、インターネットを快適に使いたいなら断然光回線がおすすめです。
光回線は窓口にもよりますが、数万円の高額キャッシュバックキャンペーンがあるのもさらに嬉しいポイント。
ホームルーターは手軽に使える反面、安定しにくい・速度が遅いので環境的にどうしてもという方以外にはあまりおすすめしません。
環境にもよりますが、快適なインターネットライフを送るなら光回線を断然おすすめしますよ。