光回線とホームルーターの違いを比較|どっちがおすすめか解説

  • 2024年6月7日
※本記事に掲載している情報について
  • 本記事は細心の注意を払って作成し更新していますが、情報の正確性や安全性を保証するものではありません。
  • 本記事で紹介しているインターネット回線は、すべてベストエフォート型サービスです。
  • 最大通信速度は技術規格上の最大値であり、実際の速度とは利用環境・機器・混雑状況によって異なります。
  • 掲載している実効速度は、当サイトおよび第三者の速度計測による検証結果であり、一定の効果を保証するものではありません。
※インターネット回線の契約について
  • インターネット回線のご契約前に、光回線各社のホームページに記載されている注意事項や利用規約を必ずご確認ください。
  • 契約後の利用に関するご不明な点は、サービス提供元へ直接お問い合わせください。
※広告について
本記事には広告が表示されます。
光回線とホームルーターの違いを比較|どっちがおすすめか解説

自宅でインターネット回線を使いたい場合はさまざまな選択肢がありますが、その中でも光回線とホームルーターのどちらかを選ぶのが一般的です。

光回線とホームルータの仕組み的な違い

光回線は光ファイバーを電線から直接部屋に引き込みインターネットをする方法で、ホームルーターはポケット型Wi-Fiと同じでモバイル回線を使ってネットに接続する自宅据え置き型のルーターです。

しかし、それぞれにメリットとデメリットがあるため、どちらを選んでよいかわからないという方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、光回線とホームルーターの違いを徹底的に調査!

編集部おすすめのサービスも併せて紹介します。

本記事を参考にして、ぜひ自分の環境に合ったインターネット回線を選んでくださいね。

光回線とホームルーターの違いを比較

光回線とホームルーター比較表

項目光回線ホームルーター
下り平均実効速度かなり速い
100〜600Mbps
そこそこ速い
10〜160Mbps
通信制限無制限無制限
※一部制限あり
月額料金2,000〜5,000円2,000〜5,000円
工事必要不要
利用場所自宅自宅
※コンセント必須
どんな人におすすめ?・高画質動画視聴
・Web会議
・オンラインゲーム
・大容量のダウンロード
・工事ができない人
・引越しなど長期利用が難しい
・簡単なWeb閲覧や動画視聴
光回線とホームルーターの違いまとめ
  • 安定性・反応速度・高速通信は圧倒的に光回線が優秀
  • ホームルーターは工事不要ですぐ使える点がメリット
  • 高額キャッシュバックを適用すればホームルータよりも戸建ての光回線の方が安い
  • マンションタイプの光回線はそもそもホームルーターより安い
  • ホームルーターは上り速度が遅いのでアップロード作業や配信には適さない
【結論】光回線とホームルーターを比較してどっちがいい?
この記事の監修者
加藤文也
加藤文也KatoFumiyaReYuu Japan株式会社取締役

中古スマホEC事業、光回線・格安SIM・WiFiなどのインターネットに関する6つのメディアを運営管理している。

当メディアがおすすめするインターネット回線の比較に関するコンテンツは、総務省消費者庁によって管理され公表されている情報を参考に、第三者による調査結果や利用者の評判・口コミなどの客観的事実をもとに作成しています。詳しくはコンテンツ制作・ランキング作成に関するポリシーを参照してください。
※記事の内容に間違いがあった場合には、ReYuu問い合わせへご連絡ください。
※記事内の金額は全て税込み表記となります。

光回線とホームルーターの違いを比較

Wi-Fi

光回線とホームルーターの主な違いは、次の5つです。

それぞれの詳細を見ていきましょう。

工事費と端末代の違い

【公式】GMOとくとくBB|ドコモhome 5G

工事の必要性の違い

光回線とホームルーターの1つ目の違いは、工事の有無です。

項目光回線ホームルーター
工事の必要性必要不要

光回線を新規に契約する場合は工事が必要になりますが、ホームルーターの場合は工事不要です。

申込状況や時期によっても異なりますが、工事までは平均で数週間から1ヶ月程度かかり、NURO光や電力会社系など独自回線の場合は工事までさらに期間がかかる場合も。

その点、モノが届いてコンセントに差し込めばすぐにインターネットを使えるホームルーターは、待ち時間が少ないメリットがあります。

光回線の工事費とホームルーターの端末代を比較

次に、光回線の工事費とホームルーターの端末代を比較してみましょう。

  • 光回線の工事費
    ・auひかり:41,250円
    ・NURO光:44,000円
    ・ソフトバンク光:26,400円
    ・So-net光プラス:26,400円
    ・ビッグローブ光:戸建て19,800円/マンション16,500円
  • ホームルーターの端末代
    ・ドコモHOME 5G(HR02):71,280円
    ・ソフトバンク Air ターミナル5:71,280円
    ・WiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G L13:27,720円
    ・Rakuten Turbo 5G:41,580円

光回線の工事費は16,500円~44,000円、一方でホームルーターの端末代は27,720円~71,280円です。

初期費用だけ見れば、光回線工事のほうが安く感じられるかもしれません。

しかし、多くの場合、ホームルーターの端末代と光回線工事代金は24回または36回の分割払いが適用され、この期間中は月額料金から分割払い金相当額が割引されます

分割払い期間中は実質的に無料で利用できます。

ホームルーター実質無料の例(ドコモ HOME 5G)

項目内容
端末の分割払い金(①)1,980円×36回
端末分割払い金相当額の割引サービス
「月々サポート」(②)
▲1,980円×最大36回
合計(①+②)0円

ただし分割払い期間中に解約すると、未払いの工事費や端末代を一括で請求されるため、注意が必要です。

ドコモ光は最初から工事費0円

分割支払期間の途中で解約するリスクに備えたい方は、最初から工事費0円のドコモ光が最もおすすめです。

工事費残債が発生しないため、2年未満または3年未満で解約しても、工事費を請求されることがありません(※)。

万が一、契約した回線を短期で解約しなければいけない事態になったとしても、ドコモ光であれば安心です。

(※)2年契約プランの場合、解約金の支払いは必要です(戸建て5,500円/マンション4,180円)。

平均実効速度の違い

速度

光回線とホームルーターの2つ目の違いは、通信速度です。

光回線とホームルーターの実効速度・Ping値を比較

光回線とホームルーターの平均実効速度と平均Ping値を比較したものが以下の表です。

項目光回線ホームルーター
平均Ping値27.2ms46.1ms
平均下り速度357.4Mbps127.9Mbps
平均上り速度360.0Mbps22.6Mbps

Ping値とはサーバーから応答が返ってくるまでにかかる時間のことで、インターネットの応答速度を表す指標です。

このPing値は数値が小さいほど応答速度が速く、サクサク利用できるとされています。

Ping値はホームルーターが46.1msなのに対し光回線は27.2msなので、光回線のほうが反応速度が良く、サクサクと快適に利用できるといえます。

光回線の下りの平均速度は357.4Mbps、ホームルーターは127.9Mbpsであり、光回線の方が約3倍も高速です。

上りの速度は下りよりもかなり差があり、光回線の平均上り速度は360Mbps出るのに対し、ホームルーターは22.6Mbpstと、光回線のほうが約16倍も高速です。

以上を踏まえて、光回線とホームルーターにおけるできることとできないことを以下にまとめました。

光回線とホームルーターでできること・できないこと

項目光回線ホームルーター
FPSゲーム
配信
サイズの大きいファイル
(画像や動画など)のアップロード
高画質動画の視聴
Web会議
Webサイトの閲覧
テキストメッセージの送付

FPSゲームでラグなくプレイするにはPing値10ms台が必要で、ホームルーターでは要件を満たしません。

FPSゲームをするなら光回線が必須であり、その中でも低Ping値の高速な回線での利用がおすすめです。

ホームルーターは上り速度が極端に遅いため、配信を行ったり画像や動画などのサイズの大きいファイルをアップロードしたりする作業には適していません

なおホームルーターであっても100Mbps以上は出るので、Webサイトの閲覧や高画質の映像作品の視聴、Web会議等は問題なく利用できます。

ただし光回線の方がスピードが速いぶん、コンテンツのダウンロード速度が速く、快適に利用できることには違いないでしょう。

速度制限の違い

Wi-Fi

光回線とホームルーターの3つ目の違いは、速度制限です。

光回線とホームルーターの使用データ量上限の違い

データ量の上限有無光回線ホームルーター
上限なしauひかり
NURO光
ソフトバンク光
So-net光プラス
など
ドコモHOME 5G
ソフトバンク Air
Rakuten Turbo 5G
上限あり-WiMAX:「プラスエリアモード」は月30GBまで

光回線は通信容量が無制限です。

ホームルーターの多くも通信容量は無制限ですが、WiMAXではプラスエリアモード利用時が月30GBまでに制限されます。

WiMAX以外のホームルーターでは、光回線と同じく、基本的に通信容量の上限はありません。

ただし光回線と同様に、著しく大量の通信を継続的に行った場合は通信制限がかかる可能性がります。

通常の使用範囲内では問題ありませんが、極端に多くのデータを利用し続ける場合には注意が必要です。

WiMAXのプラスエリアモードとスタンダードモードとは

プラスエリアモードとスタンダードモードの違いは次のとおりです。

項目スタンダードモードプラスエリアモード
概要WiMAXの標準の通信モード。
以下のうち、一部周波数には対応していない。
・WiMAX 2+
・au 4G LTE
・au 5G
プラチナバンドを利用でき、受信エリアを広げられる受信モード。
使用時は1,100円/月かかる。
通信容量無制限月30GBまで
速度制限-当月末まで「プラスエリアモード」利用時の速度が最大128kbpsに

プラスエリアモードとは、建物を回り込みやすいプラチナバンドを利用できる受信モード。

ご自宅の電波受信状況が悪い場合、「スタンダードモード」から「プラスエリアモード」に変更することで、電波状況を改善できる可能性があります。

この「プラスエリアモード」利用時は、月30GBまでの制限があり、超過してしまうと通信速度が128kbpsに制限されてしまうので注意が必要。

ホームルーターでWiMAXを選ぶときは、プラスエリアモードの必要性の有無をあらかじめチェックしたいですね。

通信の安定感の違い

注意点

光回線とホームルーターの4つ目の違いは、通信速度の安定感です。

通信速度の安定感は、Ping値のゆらぎを示す「ジッター値」によって評価されます。

ジッター値の値が小さいほど、回線は安定しているとされます。

光回線とホームルーターのジッター値を比較

具体的に、光回線とホームルーターのジッター値を比較してみましょう。

項目接続方式ジッター値の中央値
光回線IPv4接続時auひかり:0.75ms
NURO光:0.93ms
ソフトバンク光:2.06ms
IPv6接続時auひかり:0.84ms
NURO光:1.76ms
ソフトバンク光:1.49ms
ホームルーター-ドコモHOME:21.9ms
ソフトバンク Air ターミナル5:9.26ms
WiMAX Speed Wi-Fi HOME 5G L13:9.63ms
Rakuten Turbo 5G:14.86ms

※msはミリ秒(1000分の1秒)
※データ出典元:みんそく
※2023年12月8日15時ごろに各回線の投稿直近10件を抽出し、中央値を算出したもの

光回線のジッター値は0.75~2.06msと非常に低く、回線が安定していることがわかります。

一方、ホームルーターのジッター値は9.26~21.6msと高いため、回線は不安定といえます。

ジッター値とは

ジッター値とPing値の違いは次のとおりです。

項目内容
Ping値サーバーから反応が帰ってくるまでの時間。
値が大きいとゲーム内でラグが起こりやすい。
ジッター値複数回計測したPing値における、最大値と最小値の差。
値が小さいほどPing値が安定している。

たとえるなら、Ping値は100m走るのにかかる時間で、ジッター値はその人が100mを10回走ったときの最大タイムと最小タイムの差です。

ジッター値が低い場合、通信速度にばらつきが少なく、応答も安定してます。

ジッター値が高い場合は、通信速度にばらつきが見られ、通信が不安定に感じられる可能性があります。

実質料金の違い

光回線とホームルーターの両方で、キャッシュバックキャンペーンが実施されています。

しかし、一般的に光回線のほうがキャッシュバック額が高い傾向があります。

そのため、実質の支払い額を考慮すると、光回線のほうがホームルーターよりも安くなるのです。

光回線の料金は高いイメージがありますが、キャッシュバックのある窓口から申し込むことで、実質的な利用料金を抑えられますよ。

ホームルーターと光回線を迷われている方は、キャッシュバックを考慮して選択することをおすすめします。

光回線とホームルーターの速度を比較

Speed Wi-Fi HOME 5G L12

光回線とホームルーターの通信品質を比較し解説します。

平均実効速度を比較

いくつかの光回線・ホームルーターを上げて平均実効速度を比較してみましょう。

回線タイプ回線下り速度上り速度Ping値測定件数
光回線NURO光609.33Mbps618.46Mbps11.49ms25602件
auひかり514.81Mbps519.38Mbps14.59ms15207件
ソフトバンク光305.65Mbps329.54Mbps15.53ms28832件
ドコモ光260.0Mbps275.96Mbps19.31ms53371件
ホームルータードコモ home 5G
(home 5G HR02)
158.17Mbps18.51Mbps52.5ms11738件
WiMAX
(Speed Wi-Fi HOME 5G L13)
150.62Mbps24.51Mbps44.94ms1107件
ソフトバンク Air
(Airターミナル5)
108.35Mbps10.52Mbps44.12ms7428件
Rakuten Turbo104.71Mbps40.78Mbps50.92ms191件

下り速度・上り速度・Ping値のすべてにおいて、光回線のほうが圧倒的に優秀です。

回線品質を求めるのであれば、光回線を選択すべきといえるでしょう。

時間帯別の平均実効速度を比較

時間帯における平均実効速度の傾向についても比較していきます。

ここでは、光回線ではauひかりを、ホームルーターではドコモ home 5Gをピックアップしてみます。

auひかりの時間帯別平均実効速度

時間帯Ping下り上り
14.37ms624.92Mbps600.27Mbps
14.05ms613.56Mbps652.73Mbps
夕方14.61ms545.94Mbps585.68Mbps
14.87ms513.53Mbps585.07Mbps
深夜13.71ms657.48Mbps673.16Mbps

ドコモ home 5Gの時間帯別平均実効速度

時間帯Ping下り上り
44.77ms191.4Mbps19.89Mbps
53.2ms120.72Mbps19.28Mbps
夕方47.54ms120.45Mbps16.15Mbps
48.47ms115.85Mbps16.17Mbps
深夜45.35ms287.64Mbps27.69Mbps

データ引用元:みんなのネット回線速度(みんそく)|2024年7月24日

全体的には、どの時間帯でもPing値・下り速度・上り速度はホームルーターよりも光回線のほうが優秀です。

インターネットが遅くなる時間帯は夜間というイメージがありますが、ホームルーターの場合は昼時間帯に最も速度が低下します。

昼休みの時間帯のため、スマートフォンでインターネットに接続する人が増えることが影響しているのかもしれません。

速度に関する評判・口コミを比較

光回線とホームルーターの速度に関する最新の口コミを見ていきましょう。

ホームルーターの送信(上り)の遅さに言及している投稿や、FPSゲームができないという口コミが多く見られました。

FPSゲームやファルのアップロード作業もやれるにはやれるのですが、我慢が必要なレベルなのでストレスが貯まるようです。

ホームルーターはWebサイト閲覧や動画視聴なら快適に視聴できるものの、オンラインゲームを快適にプレイするには少々物足りないレベル。

またせっかくの5G対応モデルであっても、お住まいのエリアによっては性能を最大限活かすことができません

環境や時間帯によって速度が低下することもあり、一定の容量を超過すると速度を制限されるなど、速度においては何かと懸念材料が多いのも気になるところです。

以上の点から、快適で安定したインターネット環境がほしいなら、断然光回線の方がおすすめです。

光回線とホームルーターの料金を比較

支払い方法

光回線とホームルーターを料金面で比較していきます。

月額料金を比較

光回線とホームルーターの月額料金を比較してみましょう。

回線月額料金
光回線(戸建て)4,700円~5,800円程度
光回線(マンション)3,600円~4,500円程度
ホームルーター4,900円~5,100円程度

光回線は戸建て向けとマンション向けの2つの料金体系が提供されており、マンションタイプのほうが安い傾向があります。

ホームルーターと光回線のマンションタイプを比較した場合、マンションタイプのほうが月額料金が安く、経済的です。

性能面では光回線の方が優れていますしさらに安いので、光回線のマンションタイプを引ける環境であれば、光回線一択でしょう。

戸建てタイプの比較においては、だいたい同じ、または光回線の方が高い傾向があります。

なお、上記の月額料金は、以下の回線を参考にしています。

回線回線月額料金36ヶ月総額
ホームルーターソフトバンクAir1~6ヶ月目:1,980円
7ヶ月目~:5,368円
176,220円
(4,895円/月)
WiMAX×とくとくBB1ヶ月目:1,089円
2~13ヶ月目:3,784円
14ヶ月目~36ヶ月目:4,334円
37ヶ月目以降:5,104円
※端末代別途
177,199円
(4,922円/月)
ドコモ home 5G4,950円182,050円
(5,057円/月)
Rakuten Turbo1ヶ月目:878円
2~12ヶ月目:1,980円
13ヶ月目~:4,840円
※端末代別途
183,698円
(5,103円/月)
光回線
(マンション)
おてがる光3,608円
(1ヶ月目0円)
129,580円
(3,599円/月)
エキサイトMEC光1~12ヶ月目:3,355円
13ヶ月目~:3,850円
135,960円
(3,777円/月)
ソフトバンク光4,180円153,780円
(4,272円/月)
ドコモ光
(タイプA)
4,400円161,700円
(4,492円/月)
光回線
(戸建て)
おてがる光4,708円
(1ヶ月目0円)
168,080円
(4,669円/月)
エキサイトMEC光1~12ヶ月目:4,428円
13ヶ月目~:4,950円
175,236円
(4,868円/月)
auひかり1ヶ月目:0円
2~12ヶ月目:5,610円
13~24ヶ月目:5,500円
25ヶ月目~:5,390円
190,500円
(5,292円)
NURO光5,200円195,690円
(5,436円)
ドコモ光
(タイプA)
5,720円209,220円
(5,812円/月)
ソフトバンク光5,720円209,220円
(5,812円/月)

※36ヶ月総額は、事務手数料と工事費/端末代、月額料金の総額を合計したものです

実質料金を比較

回線を契約する際に重視したいのは、キャッシュバックとスマホセット割です。

キャッシュバックがあると、一定期間後に一部の料金が戻ってくるため、実質的な支払額は少なくなります。

またスマホセット割を適用すると、スマートフォンと回線を同時に契約する際に割引が適用され、実質的な支払額が低くなります。

キャッシュバックとスマホセット割を反映した実質的な月額費用は、以下のとおり。

回線実質月額料金
光回線(戸建て)2,100円~4,900円程度
光回線(マンション)2,800円~3,800円程度
ホームルーター3,300円~4,500円程度

キャッシュバックとスマホセット割は光回線とホームルーターのどちらにも適用されますが、キャッシュバック額は光回線のほうが高い傾向があります。

そのためキャッシュバックのある光回線を選べば実質的な支払い額が抑えられ、安く光回線を利用できますよ。

戸建ての光回線の額面上の月額料金はホームルーターと大体同じ、もしくは高いのですが、キャッシュバックを適用すると戸建ての光回線の方が安くなります。

なお上記の実質料金は、以下の回線の特典を参考にしています。

回線種別回線特典(新規契約の場合)特典込みの36ヶ月総額
ホームルーターソフトバンクAir・18,000円キャッシュバック
・最大1,100円/月のスマホセット割
118,620円
(3,295円/月)
ドコモ home 5G・16,000円キャッシュバック
・最大1,100円/月のスマホセット割
124,450円
(3,457円/月)
WiMAX×とくとくBB・25,000円キャッシュバック152,199円
(4,228円/月)
Rakuten Turbo・スマホとセットで20,000ptプレゼント163,698円
(4,547円/月)
光回線
(マンション)
ソフトバンク光・30,000円キャッシュバック
・最大1,100円/月のスマホセット割
84,180円
(2,338円/月)
ドコモ光
(タイプA)
・16,000円キャッシュバック
・最大1,100円/月のスマホセット割
106,100円
(2,947円/月)
おてがる光-129,580円
(3,599円/月)
エキサイトMEC光-135,960円
(3,777円/月)
光回線
(戸建て)
auひかり・最大72,000円キャッシュバック
・最大1,100円/月のスマホセット割
79,700円
(2,214円)
NURO光・60,000円キャッシュバック
・最大1,100円/月のスマホセット割
108,900円
(3,025円)
ソフトバンク光・37,000円キャッシュバック
・最大1,100円/月のスマホセット割
152,420円
(4,234円/月)
ドコモ光
(タイプA)
・40,000円キャッシュバック
・最大1,100円/月のスマホセット割
129,620円
(3,601円/月)
おてがる光-168,080円
(4,669円/月)
エキサイトMEC光-175,236円
(4,868円/月)
  • ※特典込みの36ヶ月総額は、「事務手数料+36ヶ月間の月額利用料+工事費(または端末代)-キャッシュバック額-スマホセット割(最大値×36ヶ月)」から算出しています
  • ※スマホセット割は光回線の月額料金の割引ではありませんが、割引額として高額で、光回線の優位性を表す指標となるため計算に入れています。
  • ※ポイントでの還元や商品券でのキャッシュバックも割引として追加しています。
  • ※乗り換え解約違約金負担は対象者によって金額に差があるため、計算には入れていません。
  • ※乗り換え解約違約金負担や工事費無料に関しては、利用者によっては実質料金よりも重要になる場合が有るので注意して確認をしてください。

料金に関する評判・口コミを比較

光回線とホームルーターの料金に関する最新の口コミを見ていきましょう。

「戸建ての光回線は月額料金が高いと感じる」という声が多く聞かれます。

ただ実際には、キャッシュバックを考慮すると、戸建ての光回線の実質的な支払額はホームルーターよりも低くなります

ホームルーターと比較検討する際には、キャッシュバックのある光回線を選ぶことで、品質の高い回線を手頃な価格で利用できるでしょう。

ReYuuストア

【結論】光回線とホームルーターを比較してどっちがいい?

光回線

ここまで光回線とホームルーターの違い、速度、料金を見てきました。

結論を述べると、快適にインターネット使いたいのであれば光回線がおすすめです。

とはいえインターネットの使い方や環境次第で左右される部分もあるので、光回線がおすすめ人とホームルーターがおすすめな人の特徴をそれぞれまとめてみました。

光回線がおすすめな人

【公式】GMOとくとくBB|ドコモhome 5G お申込み

光回線がおすすめな人
  • 高画質動画視聴やオンラインゲームをする人
  • 数GBなど大量のデータをダウンロードする人
  • 2年以上利用する人
  • 家族など複数人でインターネットを利用する人

安定した速度、容量無制限、通信速度制限なしなど多くのメリットを持つ光回線は、とにかくたくさんインターネットを使う方におすすめです。

仕事で大容量のデータをやりとりしたり、プライベートでオンラインゲームをプレイしたりなど、さまざまなシーンで活躍してくれることは間違いありません。

特に、作業やWeb閲覧などマルチタスクが多いパソコンでの運用は、光回線一択と言っても過言ではないと言えます。

最近はスマホでも高画質動画視聴やゲームをする時代です。安定したインターネットをするのであれば光回線を選ぶのが無難でしょう。

ひかりチョイスの光回線おすすめ3選!

光回線のなかでも当サイトのおすすめは「auひかり」「とくとくBB光」「ドコモ光」の3社です。

光回線月額料金平均実効速度キャッシュバック(CB)おすすめポイント
auひかり戸建て:5,390円~
マンション:4,180円~
514.81Mbps最大82,000円毎月1,100円のスマホセット割引(au・UQ)
各種割引キャンペーンあり
平均実効速度が他社と比べて速い
(環境によるものもある)
とくとくBB光
(GMO光アクセス)
戸建て:4,818円~
マンション:3,773円~
225.44Mbps本サイト限定!
全員30,000円CB中!

乗り換えなら40,000円CB
オプション加入なら最大25,000円CB増額
契約期間&違約金なしでシンプル
工事費実質無料
Wi-Fiルーターレンタル無料
ドコモ光戸建て:5,720円~
マンション:4,400円~
260.0Mbps本サイト限定!
49,000円CB

解約違約金補償で15,000円CB増額
ドコモ光セット割:月々1,100円割引
他社違約金補償dポイント進呈特典:最大25,000pt
1ギガdポイント:2,000pt
工事費実質無料
Wi-Fiルーターレンタル無料

月額料金は表内で「ドコモ光」が最安ですが、選択するプランによっては他社のほうが安くなる場合もあるので事前の料金計算は必ず行いましょう。

平均実効速度は「auひかり」が最も高数値でより速い通信が期待できます。キャッシュバック額も大きいですね。

「ドコモ光」と「auひかり」は、スマホセット割が利用できればさらに月々の負担を減らせます。

「とくとくBB光」はスマホ割がないものの、平均して月額料が安く、キャッシュバック額も3~4万円前後とそれなりに大きいです。

さらに契約期間縛りなし、違約金なし、工事費実質無料と実際にかかる費用がわかりやすいのもおすすめポイントです。

当サイト限定のキャッシュバックもあるので、よりお得に利用したい方はぜひ当サイトからお申込みください。

ホームルーターがおすすめな人

WiMAX HOMEは配線スッキリ

一方、ホームルーターをおすすめできる人の特徴は次の通りです。

ホームルーターが向いている人
  • 工事ができない・工事の立ち会いが難しい人
  • 光回線がVDSL方式しか選べない人
  • 2年以内に転勤や引っ越しの可能性がある人

ホームルーター最大のメリットは、工事不要ですぐに使えることでしょう。

ひかりチョイスのホームルーターおすすめ3選!

ホームルーター月額料金平均実効速度キャッシュバックおすすめポイント
ドコモ home 5G
(とくとくBB)
4,950円158.17Mbps本サイト限定!
18,000円分のAmazonギフト券
現行のホームルーターの中で最も実効速度が速い
提供エリアはドコモと同じ全国
他社解約金還元でdポイント22,000pt進呈
ドコモのスマホセット割がある
WiMAX
(とくとくBB)
1,089円〜5,104円150.62Mbps新規:25,000円
乗換:最大41,000円
高額キャッシュバック
月額料金値引きが豊富
最新機種が利用できる
ソフトバンク Air
(とくとくBB)
1,980円~5,368円108.35Mbps最大39,000円独自キャッシュバックの受取方法が簡単
ソフトバンク・ワイモバイルとのセット割あり

工事が禁止されている賃貸物件や光回線の提供エリア外であっても、モバイル回線の電波が入ればどこでも利用できます。

また、マンションなどで光回線のVDSL方式しか選べない場合、最大100Mbps以上の速度はでないので、ホームルーターの方が速い場合があります。

端末は持ち運びが可能なので、引っ越し先で同じ通信サービスを利用できます。

ただし引越し先で利用を続けない場合、端末の分割払い期間中であれば、残債を支払う必要があります

転居の可能性がある方にとっては便利なホームルーターですが、解約時の契約条件を理解しておくことが大切です。

工事ができないなどで光回線が使えない環境以外の人は、光回線をおすすめします。

閉じる

▲目次に戻る

光回線とホームルーター違い比較でよくある質問

Q&A

光回線やホームルーターに関してよくある質問をご紹介します。

光回線とホームルーターの違いは?

光回線は工事で光ファイバーを自宅まで引き込むため、周りの建物に電波を干渉されず安定した通信ができます。

一方ホームルーターはモバイル回線なので、ホームルーターへ届くまでの電波が外部に干渉されて不安定になる場合があります。

通信速度は光回線のほうがホームルーターより平均数百Mbps~数Gbps速いです。

ホームルーターとモバイルルーターの違いはなんですか?

大きな違いとしては、モバイルルーターは充電が必要ですが持ち運びが可能です。

一方ホームルーターはコンセントに繋ぐ必要があり持ち運びできません。

モバイル回線を利用している点は共通ですが、ホームルーターのほうが同時接続台数が多く家族利用に向いています。

▲目次に戻る

光回線とホームルーターの違いまとめ

まとめ

今回は、光回線とホームルーターの違い、速度・料金の比較、おすすめの光回線&ホームルーターを解説しました。

【結論】光回線とホームルーターの違い
  • 安定性・反応速度・高速通信は圧倒的に光回線が優秀
  • ホームルーターは工事不要ですぐ使える点がメリット
  • 高額キャッシュバックを適用すればホームルータよりも戸建ての光回線の方が安い
  • マンションタイプの光回線はそもそもホームルーターより安い
  • ホームルーターは上り速度が遅いのでアップロード作業や配信には適さない

オンラインゲームや大容量のデータをやりとりするなど、インターネットを快適に使いたいなら断然光回線がおすすめです。

光回線は窓口にもよりますが、数万円の高額キャッシュバックキャンペーンがあるのもさらに嬉しいポイント。

ホームルーターは手軽に使える反面、安定しにくい・速度が遅いので環境的にどうしてもという方以外にはあまりおすすめしません。

環境にもよりますが、快適なインターネットライフを送るなら光回線を断然おすすめしますよ。

▲目次に戻る

この記事を書いた人
ひかりチョイス編集部は、光回線・格安SIM・Wi-Fi・ホームルーターを比較しておすすめをご紹介しています。口コミや評判も含めて商品をレビューしていくので、きっとあなたにピッタリなネット環境が見つかります。